MIFFY


 1    ミッフィーの素晴らしさ☆
3月12日
 こういう好き嫌いに関連する類のものは、なかなか言葉で表現できるものではありません。「ミッフィーはみっこい」としか言えません。
 ですが、言葉ではとても言い表せない・・・とかいってたら結局何も分かってもらえない気がするので、これからミッフィーがどんなにすごいか、みっこく説明してみます。
 少しずつ書き足しますので、楽しみに待っていて下さい☆
 なお、まだ未完成につき、全ての項目において、いつか書き換わる可能性があります。(これはちょっと違うだろうと思ったらばっさり消すし、これじゃ伝わらない!と思ったら書き換えます☆)
 どう変わっていくかも全部見尽くしたい方はちょくちょく見に来てね☆

 2    キティーちゃんとミッフィーちゃん
3月12日
 ミッフィーを語る前に、どうしても知ってもらいたいことがあります。それはミッフィーのライバルともいうべき大人気キャラクター「キティーちゃん」についてです。
 
 キティーちゃんの人気の秘密は“口がない”というところにあります。この口がないことによる効果については、様々な分野の方々が研究している(?)ようで、キティーちゃんは大学の講義にまで登場するんです☆(実際に私が受けた「哲学」と「中国文学」の授業でキティーちゃんが例として取り上げられていました! でも、ミッフィーは登場しなかった!(ノ_・。)大ショック)
 
 それではこれからキティーちゃんの素晴らしさをみっこく説明しようと思います☆☆☆

 3    「ない」ことによる効果
3月12日
 私は中国文学の講義で、「魅力とは未完成の力である」と習いました。それはなぜかというと・・・魅力の「魅」の字には未完成の「未」の字が含まれている!からだそうです。(あはは・・・大学がこんなんでいいのでしょうか!?)
 
 魅力=未完成の力 なのかどうか、本当のところはよく分かりませんが、未完成が魅力を生み出すということは有り得る話だと思います。
 キティーちゃんには口がありません。ないから見た人は気になります。顔だったら普通なら口があるはずなのに、ない!これはなんか気になりますよね☆そうやって人の気を引いているんです。
 
 キティーちゃん以外にも、「ない」ことで魅力を獲得した芸術作品として“ミロのヴィーナス”があります。ミロのヴィーナスは腕がありません。他が素晴らしくよく出来ているのに、なぜか腕だけない。腕があったらどんな形をしていただろう!?腕があったらどんなによかったんだろう!!!と見る人の創造力をかきたてます。(本当にそうなのかどうか知りませんが、高校の国語の教科書にそういう文章が載ってました!)
 
 このように、あるべきところにない!という未完成さは、時に、見る人の心に何かを訴えかける効果を発揮するみたいです。キティーちゃんはそれがうまーく働いて、魅力的なキャラクターになったんです。きっと☆

 4    「口」がないことによる効果
3月12日
 前項では、“「ない」が人の心に「ある」を思わせる効果”の仕組みをみっこく説明したつもりです。それって失って初めてその存在の大きさを知るというのと似てますよね☆
 でも、何か欠けてるというだけで魅力が得られるのなら、何も口じゃなくたっていいはずです。今度は、口が欠けているからこそ素晴らしいという理由を説明します。
 
 口は顔の表情を作る部分です。例えば唇の両端が上がってにっこりしていると、うれしそうに見えます。逆に、下がってむすっとした顔だと不機嫌そうに見えるでしょう。大きく口を開けていると驚いてるようにも見え、ぎゅっと閉じた口には固い意志を感じます。
 
∩∩
( ゚ 0゚)
⊂| : |⊃
 
∩∩
(・_・)
⊂| : |⊃
 
もしもおくちがなかったら・・・
 
∩∩
( ゚  ゚)
⊂| : |⊃
 
∩∩
(・  ・)
⊂| : |⊃
 
ほらね!ひょうじょうがきえちゃった☆
 
 
 という具合に、口が表情を決定していると言っても過言ではありません!口はその人の感情を表現するための重要なパーツなのです。
 
 キティーちゃんは、表情を決定する重要な要素である口がないために、特定の感情を持てません。しかし、そのおかげで、見る者の感情に同調することができるようになりました。
 
 生活するに当たって、寂しいとき悲しいとき、色々あると思います。そんな時ふとキティーちゃんを見ると、不思議なことに、寂しいときなら寂しい顔、悲しいときなら悲しい顔に見えてきます。口がないから、見る者の主観次第で表情がどうにでも変化するのです。見ている側が心の中で、自分の気持ちに合わせた口の形をイメージできるのです。特定の感情を失うことで、逆に全ての感情を得た☆それがキティーちゃん。
 そして、それこそが口が欠けてこそもたらされる、キティーちゃんの本当の魅力なのです。ただかわいい、ただ気になるだけのキャラクターではありません。あなたの心に同調し共感するキャラクター☆ それがキティーちゃんの本当の姿です。

 5    なら、「目」でもよかった!?
3月12日
 表情は、何も口だけでは決まりません。確かに口は表情を決定する重要な要素ですが、それなら目だってそうです。
 特定の感情を失うことで全ての感情を得て、それが新たに魅力を生み出したというのなら、別に目でもよかったんじゃないか!?という気にもなります。が・・・
 
 目を取ってしまうと、今度は顔に見えなくなってしまいます。心理学的にも二つ並んだ丸こそが目、即ち顔をイメージさせるんだそうで、目を取っちゃうと感情どころか、顔であることまで失ってしまいます。
 
 (・  ・)←これだとまだ顔に見えるけど
 
 ( _ )←これを顔だとは、なかなか思えない・・・
 
 顔であることを思わせるためには目は絶対に必要なので、顔から感情だけを欠落させるためには口を消すことこそが最も効果的なデザインだと言えます。

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