甲賀市甲賀町隠岐の紹介

  JR草津線貴生川駅前の道路を信楽方面へ行く途中(国道307号線)で旧道の七曲り坂へ入る右折する道路がある。この道路を200m程行き、山道を上がると庚申山がありその展望台より甲賀市が一望できる。そこから撮影した写真である。
  甲賀町隠岐はJR草津線の寺庄駅から北東方面へ車で走ると約5分程度の道のりである。 
   甲賀町隠岐は小高い丘陵地帯に民家が建ち並び平地は殆んどが水田である。昔の人々は平地の日当たりの良い場所を水田にし、住む所は環境の悪い場所を選んだようである。それだけ農地を大切にしていたのかも知れない。
  隠岐区から北東の方角には鈴鹿の山々が綺麗に見える。 
   隠岐の椿神社は、
祀神:神日本磐余彦尊(ヤマトタケルノミコト)
合祀:宇多天皇  佐々木五郎義清である。
椿神社はその昔、住吉大明神といった。
 境内には、八王子神社、津島神社、神明社が祀られている。
 正平8年(1354年)に再興され、天明6年(1786年)に改築された。

   隠岐の祭りは春祭りである。昔から隠岐の椿神社の祭りが終われば水稲の苗代を手掛ける目安にしていたそうである。椿新社の祭りの中心は若者が行う流鏑馬と神輿である。
   流鏑馬の神事は馬場を5回馬で走る。最初の1度目は弓を射る。放った矢が見事に的に当たるとその年は豊作であるときいている。この年の矢は見事に的を射ぬいている。馬が5回走り終わると神輿を担ぐ若者は1の的、2の的のそれぞれ7枚の的木を奪い合う。的木を手にするとその年の健康祈願になるときいている。毎年途切れることのない伝統的な神事である。


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