デルフィ 〜 メテオラ
Delfi 〜 Meteoron


2004.1.1


2004年の最初の日を、この大自然と宗教とが見事に一致したメテオラで迎えられたことは、
私にとっては、とても意味深く本当に幸せなことでした。

奇岩群という大自然と、その上に一体化して建てられた修道院の見事さだけでなく、
濃い霧の中で一瞬にして何も見えなくなるという、その神秘性。
帰ってきてからその写真を整理していても、その霧に包まれた写真から
そのときの神秘性・敬虔なるものが伝わってきて、なかなか先に進めない、そんな感じです。




大昔、ここはデルタ地帯だったそうです。
浸食された岩肌、そして地震等の自然現象に
によって、今日のような地形(奇岩群)になった
とのこと。

最初、11世紀に修道士達が岩の割れ目に住み付き、
12世紀に、そういう修道士の集落が出来たとのこと。

14世紀に初めて、このような形の修道院が出来、
当時は24の修道院が建てられていたとか。
今ではそのうちのいくつかは廃墟になって
しまっています。
私たちは、このように岩の中に通じる階段を
登って修道院に行ったのですが、
当時の人たちは、ロープウェイのような物
で、荷物を運んだり、移動をしたりしていた
そうです。

それにしても14世紀に、このような地形
(岩の上)にどのようにしてこんなに大きな
修道院を建てられたのか、本当に神業としか
思いようがありません。
修道院の中から、前方の赤い屋根のある
建物?付近に駐車したバス方面を写した
ものです。

あちらから、ここまで登ってきたのですが、
少し「万里の長城」さえ思わせられるような
感じでした。
   この時期(雨期)でなければ、きっと
   全ての景色はもっとクリアーに眺められたと
   思いますが、この地に関してだけは
   この時期にやってきて良かった〜、
   と思いました。
苔生した奇岩群・濃霧・奇岩群の上に建つ
修道院。
そこに立つだけで、自然に祈りたくなるような…

1949年に道路が出来るまでは、この周辺には
一般の人が近づくことさえ出来なかったそうです。





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