飼い主さんの豆知識
ここ最近、毎日寒い日が続いています。冬なのだから当たり前なのですが・・・。
今回は、そんな寒い冬に起こりがちな低体温症についての知識です。
もちろんそうならないために予防することが一番なのですが、
今回の知識が、
もしもの場合に落ち着いて対応していただける1つの材料になれば嬉しいです!
低体温症について ![]()
低体温症とは、簡単にいうと、”熱中症”と逆の状態になってしまった状態のことです。
つまり、体温が正常な状態から下がってしまったために、
自分で体温を上げるなどの正常な体温調節機能が失われてしまった状態のことをいいます。
私たちは寒いと意識しなくても体が震えて体温を維持しますが、
低体温症がひどくなってしまった場合にはそんな機能さえ失われて、
さらに体温が下がってしまうのです。
私達を含め、動物は体温があんまり下がりすぎてしまうと、当然、命にも関わってきます。
特に体の小さい動物や、高齢・幼弱動物(特に生まれたて)の場合は注意してあげてください。
症状は?
元気がなく、触ったときに体が冷たく感じる
→ こういった症状がある場合は、すぐに処置を開始してあげてください!
どうやって処置するの?
→ とにかく暖めます!!
ただし、急激に暖めてはいけません。
冷たくなっている皮膚に急に暖かいものをくっつけると、
低温やけどを起してしまうことになります。
常に動物の皮膚よりも少し暖かいもので徐々に体温を上げていってください。
例えば、下記のような方法です。
ハムスターなどの小さい動物の場合
→ハムスターなどの場合、ハムスターの周りの気温が5度よりも下回ってしまった場合、
”冬眠状態”になってしまいます。
一般家庭での冬眠はとても管理が難しく、危険な場合が多いので、させないほうが無難です。
冬眠状態になってしまっているハムスターを見つけた場合には下記のことを行いながら、
獣医さんのところへ急いでください。
@ 手を摩擦させるなどして暖め、動物を掌で包み込む
・・・ 動物の体温と掌の体温が同じくらいになるまで待ってください。
A 胸元に入れて暖める
・・・ ここでも同じくらいの体温になるまで待ってください。
B ゴソゴソと胸元で動き出してきたら、暖かく保ったケージに戻す。
・・・ このときにはペットヒーターなどを入れておいてもいいです。
ただし、暑くなりすぎた場合に非難することが出来るように、
ケージの半分にはヒーターを入れないままにしておいてください。
ワンちゃんやネコちゃんの場合
→ 様々な方法があります。動物の状態(冷たさ加減)によって方法が異なってきますので、
上記に書いたように”常に動物の皮膚よりも少し暖かいもので徐々に体温を上げる”
ということを考えながら暖めてあげてください。そして、暖めながら獣医さんへ行きましょう!
簡単なものとして次のような方法もあります。
◎ 毛布などで体を包み込み、上から摩擦熱であたためる。
◎ 湯たんぽを使って暖める(カイロなどはお勧め出来ません)
・・・ 湯たんぽは必ずタオルでくるみ、じっと触っていたら
”じんわり暖かい”程度の暖かさがいいです。
湯たんぽはペットボトルにお湯を入れ、タオルでくるむなどすると簡単に作れます。
どうやって予防する?
→ なんといっても寒い状態に動物を置いておかない!と言うのが一番です。
特に下記のことには気をつけてあげてください。
高齢 ・・・ どんな場合にも当てはまることなのですが、高齢の動物は体力がありません。
加えて、体温を上げるためには体力が必要になってきます。
動物が高齢期に入ったら動物の寝床には以前と違った工夫が必要です。
@ 犬や猫の場合、もう1枚毛布を増やす
A 外で飼育している場合には玄関に入れる
A ハムスターなどの小動物の場合、巣材を少し多い目にする など
幼弱 ・・・ 筋肉がちゃんと発達していないため、自分で熱を作り出すことが苦手です。
また体も小さいために体温を維持することも苦手で、幼いために体力もありません。
湯たんぽを寝床に入れておき、2〜3時間おきに
暖かいものに交換するなどの工夫が必要です。
夜 ・・・ 昼間や人が起きて活動している間はそうでもありませんが、
夜、人が寝静まったときには部屋の中も意外に冷えてしまうものです。
私たちが寝る前には必ず寒さ対策をしてあげましょう。
@ ケージに毛布をかける : 毛布をかじってしまう場合には
少し大きめのダンボールなどに空気穴をあけ、
ケージにかぶせてしまうのも良い方法かと思われます。
A ケージを少し高いところに置く
: 床は意外と冷えるものです。
ケージの置き場所は必ず安定した場所にしておいてください。
無理な場合は、ケージと床の間にダンボールなどを引くなど
するだけでも効果があると思われます。
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