飼い主さんの豆知識
動物から人にうつってしまう、病気があるのをご存知ですか?
最近は、動物たちを同じ家の中で家族として接することが多くなってきています。
動物たちは可愛い!!そして大切な家族の一員です。
でも、私たちが気をつけて行動していないとうつってしまう病気があるのも事実なのです。
私達人間と動物たちとが、より幸せに暮らしていけるために、
今回の知識が手助けになれれば嬉しいです。
ズーノーシスについて ![]()
ズーノーシス(Zoonosis)とは
人畜共通感染症や動物由来性感染症、ペット由来性感染症とも呼ばれている、
動物から人間にうつってしまう病気のことです。
狂犬病・レプトスピラ・オウム病・ねこ引っかき症・BSE・・・
多くの病名を聞かれた事があることと思います。
本当に多くの病気があり、ここですべてをご紹介することなど到底出来ないくらいあります。
そこで今回は、「予防」にスポットをあてて書いていきたいと思います。
詳しいズーノーシスの情報については厚生労働省のHPをのぞいてみてください。
http://www.forth.go.jp/mhlw/animal/
ズーノーシスを知ってほしいワケ
自分自身を守るため
→ ズーノーシスに感染してしまうと、最悪の場合には死亡してしまう可能性があります。
とくに、動物たちを家族として接しておられる方々や
動物関係のお仕事に就かれておられる方々は、
常にズーノーシスと隣り合わせの状態にあります。
いたずらに怖がるのではなく、正しい知識を身につけて、自分自身を守っていきましょう!
動物たちを守るため
→ ズーノーシスに感染すると、動物たちも無事では済みません。
ズーノーシスの病原菌(病気の原因となる微生物)の中には、
動物たちの体に入ってもなんら悪さをしないものもありますが、
多くの場合、動物たちにも何らかの影響を与えてしまいます。
私たちが知識を付け、気をつけることで動物たちを苦しませずに済むのです。
* ある種のインフルエンザはフェレットに感染することも知られています。
インフルエンザになってしまった場合は、お世話は他の方に任せて、
フェレットには近づかないようにしておきましょう・・・
ズーノーシスの正しい知識を多くの人に伝えて、人と動物とのより良い生活を作り上げるため。
→ 動物を飼育する人、所有する人に対しては
「ズーノーシスなどに対する正しい知識を、身につける努力をしなくてはならない」
という事は法律で定められています。
でも、意外とこれらのことを意識しておられる飼い主さんは少ないのです。
加えて、間違った情報や不十分な情報が飛び交っていて、いたずらに怖がってしまったり、
動物を捨てたりしてしまう方もおられるのです。(動物を捨てる行為も法律により罰せられます)
ちゃんとした知識を持って、対応できればこんな悲しいことは無くなるはずなのです!
ズーノーシスの予防法
動物の健康管理をしっかりと!
→ 正しい飼育環境、ワクチンなどの予防が大切です
その動物に適した環境を作り上げることで、ストレスが少なくなり、
動物自身が病原菌に負けないようになります。
また、新しく動物を飼育し始めるときには、必ず獣医さんで健康かどうかのチェックを
してもらってください。
健康だという事がわかれば、あとは予防あるのみです。
定期的な健康診断とともに、ワクチン・フィラリア・外部寄生虫(ノミ、ダニ等)
・内部寄生虫(回虫、条虫等)の予防を行うようにしてください。
人と同様の衛生観念を!
→ 清拭・ブラッシング・歯磨きなど、マメに行いましょう。
お散歩から帰ってきたときには体や足の裏をしっかり拭いてあげてください。
靴を履いていない動物たちの足の裏にはいっぱい病原体がついていると思って・・・。
ブラッシングはいらない毛を抜いたり、全身をマッサージして血行を浴するためにも重要です。
特に春や秋の換毛期には念入りに。
お外に行かないワンちゃんや猫ちゃんの爪もマメに期っておいてください。
引っかかれたりしてうつってしまうズーノーシスもあります。
動物として接すること!
→ 動物は動物。人ではないということをしっかり認識してください。
動物たちは、確かに大切な家族の一員です。でも、人間ではないのです。
おトイレをした後も鼻水が出たときもティッシュなどを使うことはありません。
ましてや汚れた手や足を石鹸を使って洗う事なんて・・・。
それなのに、同じお箸でご飯を食べたり、キスをしたりすることは、
とても衛生的だとはいえません。
厳しいようですが、どんなに私たちが気をつけていたとしても、
「人と同じ」というわけにはいかないのです。
人の健康にも気を遣うこと!
→ 人が健康であれば、ズーノーシスも大きな問題とならないことが多いのです。
ズーノーシスの多くは、人の抵抗力が落ちているときに感染します。
そして、重篤な状態になってしまうのです。
人が健康でいたら、ズーノーシスも跳ね返してしまいます!
ただし、小さいお子さんや、ご高齢の方、何らかの持病をお持ちの方の場合は、
健康そうに見えても細心の注意が必要です。
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