飼い主さんの豆知識
今回は、前回の続きです。
”老い”は誰にも等しく訪れるものです。
どれだけ”老化のサイン”に気を配っていても、”老化”は止められないもの・・・。
私達飼い主は、素直に動物たちの老化を受け入れ、柔軟に判断・対応をしていくべきです。
戸惑うことも多いかも知れません。
でも、最後のときまで、大切な家族を暖かく見守りたい・・・
そう願う、飼い主さんのお役に立てればうれしく思います!!
高齢になったら気をつけてあげたいこと ![]()
”老化”に個体差はつきものです。
〜歳になったら・・・とか、この犬種は・・・とか、いろいろなことが言われていますが、
実際はその子が今までにどんな生活を送ってきたのか、どんな病気をしてしまったのか、
どんな遺伝的な体質を持っているのか・・・などなど、千差万別なのです。
”〜さんの所の子は〜なのに・・・”などと、比べないであげてください。
重要なのは”その子”にあった対応をしてあげることです。
その子の気持ちになって、してほしいだろう事を考えてあげてください。
そのうえで、自分で出来ることはしてもらう、やりにくいことはサポートする、
出来ないことはしてあげてください。
今からあげることも、ほんの1例に過ぎません。
これらのことを参考に、長年一緒に居た飼い主さんの視点からのケアをしてあげてください。
おかしい?と思ったらすぐに獣医さんに相談を!
→ 自分の大切な家族に事に対して、心配することは恥ずかしいことでも何でもありません。
実際に”老化現象”なのか、”体調の異常”なのかは判断しにくい場合が多いのです。
お散歩は様子を見ながら、ゆっくりと・・・
動物の様子を見ながらお散歩のコースや距離は少しづつ変えていってあげて下さい。
→”もうこれ以上行きたくない””もう帰りたい・・・”
などのサインは見逃さないようにしてあげてください。
最初に比べて歩くスピードが落ちている場合などは要注意です。
頑張り屋さんの子の場合は飼い主さんが、セーブしてあげてください。
→ お散歩の後、ぐったりしている・・・このような場合は、次のお散歩はすこし短めにするなど。
ただし、動物たちの体調は日によって変わってきますので、
同じお散歩量でも大丈夫だったりします。
細かい観察でちょうど良い運動量は日々模索するする必要はあります。
* あまりセーブし過ぎて、ストレスをためる結果にならないよう注意してください。
やる気と筋肉を失わせないためにも
サポートしながらでもお散歩に行きたいようなら協力してあげてください。
バリアフリーにしよう!
→ 高いところがお気に入りの場合(特に猫など)、上りやすくまた降りやすくするために、
1つ段差を増やすなどの工夫は必要になってきます。
何よりも、本人(?)欲求を満たすことと、やる気を失わせないことが重要です。
いよいよ飛び上がれなくなったときには、
自分で行けるようにスロープをつけてあげるのも良い方法です。
いつも家族の側に・・・
ある程度の刺激が必要です。
→ 高齢になってくると耳が遠くなってきますし、よく眠るようにもなってきます
”よく寝ているから・・・”ということで、そっとしすぎていると、
必要な刺激までなくなってしまい、より痴呆も進んでしまう結果になってしまいます。
いつも家族のそばで、適度に声をかけたり、体に触れて刺激を与えてあげてください。
(体調を考えて、やり過ぎないようにしてあげてください。)
環境はあまり変化させないで下さい。
→ 旅行に行くから・・・などの理由でどこかに預けたり、一人で置いておくのは心配だから・・・
と一緒に連れて行ったりすることは、高齢の動物にとっては大きな負担となってしまう
可能性があります。いつもと違う環境についていくことが若いときのように、
出来なくなっているのです。どうしても家を離れなければならないようであれば、
信用できるシッターさんにお願いするというのも1つの方法です。
(旅行に慣れているこの場合は、大丈夫な場合もあります。)
動物の体や環境は特に清潔にしておきましょう。
皮膚の抵抗力も落ちています。
→ 高齢になってくると粗相をすることが多くなったり、若い時のように自分で自分の汚れを
きれいに出来なくなってしまいます。また、皮膚の抵抗力も落ちてきて、
汚れたままにしておくとすぐに皮膚の病気になってしまいます。
なので、汚れたらすぐに洗って、よく乾かしてあげてください。
*汚れた場合は体を拭くだけでは不十分な場合も多いです。
また、よく乾かさないとこれも皮膚病の原因になってしまいます。
汚れていると、食欲にも影響が・・・
→ 目やにやよだれがついたまま・・・食器が汚れている・・・たったこれだけのことで、
食欲が落ちてしまう固体も多いです。食欲は元気で過ごす為の重要な事柄です。
食餌の前後には特に気をつけて、きれいに保つよう心がけてあげてください。
食餌は食べやすく工夫しましょう。
→ あごが弱って食べにくそうにしていたり、歯が弱くなってしまうまでは、
ドライフードを食べていても特にふやかす必要はありません。
しかし、だんだんたべるのが下手になってきます。缶詰の場合もドライフードの場合も、
極力お皿の真ん中に集めて山のようにして、食べやすいようにしてあげてください。
(これらのことは食餌の途中に何度も必要になってくると思います。)
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