A議員 |
幼稚園の廃園問題について、この間の質疑で廃園の方向性は「致し方ない」と言ったが、
この根拠は何か?直接保護者に聞いたのか?どんな形で聞いたのか? |
岡課長 |
地域全体、保護者、役員、小さい規模での話し合いなど。 |
A議員 |
説明会でも(方向性を)聞いたのか? |
岡課長 |
説明会でも聞いて、認識をもらった。 |
A議員 |
多くの人が、という事ですか? |
岡課長 |
大筋はいいが具体性がないと指摘された。
しかし検討を重ねて協議していく中で大きな方向性に理解をもらった。 |
A議員 |
18年3月31日に理解してもらっているのか? |
岡課長 |
そうです。これも含めます。 |
A議員 |
あまり噛み合わない期日に納得していないように思う。決定して譲歩した事項は? |
岡課長 |
募集譲歩した。最初は募集しない方向性だったが16年度、17年度も募集した。 |
A議員 |
期日は保護者おおかたは理解している?(西山東から)陳情書が出ているが・・・? |
岡課長 |
それはその後についての要望だ。 |
A議員 |
18年3月末で廃園しないでほしいのでは?15園請願はそういうことでは? |
空教育長 |
熟慮するということ。地元への説明が不十分だったから。 |
A議員 |
期日についてどうなのか?核心部分だ。納得されてないのでは?そこを譲歩できないか? |
空教育長 |
撤回は考えていない。 |
A議員 |
募集は譲歩しているが、それだけで十分な譲歩と言えるのか? |
空教育長 |
今の中で何かできることはないかという事で募集をした。 |
A議員 |
どうして期日は切るのか?ここも譲歩しないと熟慮・一考したとは理解できない。 |
空教育長 |
期日は変えられないと答えている。致し方ないとは決定通りさせて頂くという事。
廃園後、どうなるのかの話はまだ沢山ある。 |
A議員 |
18年3月をなんとかできないのか?後のことを話しても距離は縮まらない。 |
空教育長 |
先のことを踏まえて言ってきた。方針変更は考えていない、決定した通り。 |
A議員 |
18年3月は早急だということで請願が出て採択されたと思う。
この2月議会に廃園条例案提出は理解できない。 |
空教育長 |
致し方ないと理解してもらっている。 |
A議員 |
納得してなくても廃園したいみたいだ。 |
B議員 |
保護者から「致し方ない」とどちらから耳にしたのか? |
空教育長 |
説明会の他に個別に聞いた。 |
B議員 |
納得はしていないけど、大きな枠組みで地域のことを考えるのか? |
C議員 |
(西山東から)陳情書が出ているが、公設公営は? |
空教育長 |
幼児の施設を建てる中でどうしたらいいか考えている。民設民営がいいのか、
公設公営がいいのか、教民で議論して出してもらわないと・・・。 |
C議員 |
募集は? |
空教育長 |
18年3月末で廃園の条例案が可決したら園児募集は難しい。 |
C議員 |
(陳情書)3番目の幼稚園と保育所の両方を兼ね備えた施設は? |
空教育長 |
考えている。 |
C議員 |
(陳情書)4番目の幼稚園の跡地に建てることは? |
空教育長 |
跡地に幼児施設を建てたいと説明会で話した。 |
C議員 |
(陳情書)5番目の情報公開することは? |
空教育長 |
出発が不十分だったから、今後は地元と協議していく。 |
C議員 |
保育所は? |
林部長 |
どのような形になるか。
1つは特区申請を出して建てるか、2つめは総合施設にするかを検討中。 |
C議員 |
専業主婦の子はどうするのか? |
林部長 |
検討委員会を作った。どのように受け入れできるかこれから考えていく。 |
C議員 |
いつ作ったのですか? |
林部長 |
2月21日です。 |
C議員 |
福祉保健部は知らないと言っていた。
幼稚園関係の事で、大新関係で週刊報道和歌山に載っていたが、
充足率は明確な数字上で2園廃園の条例を出したのか? |
岡課長 |
充足率については検討したとおりです。 |
C議員 |
他にも充足率が悪いところがあるのではないか? |
岡課長 |
他にもある。総合的に判断して2園に決めた。 |
C議員 |
どこ? |
岡課長 |
本町・加太・山口・西脇。 |
沢井次長 |
加太・雑賀崎・山口、耐用年数がまだきていないし、近くに幼稚園がない。 |
C議員 |
募集はしてくれたけど、他の充足率はどうか?(2園と比べ) |
岡課長 |
大きく変化はない。 |
C議員 |
たいして変わらないのですね? |
岡課長 |
3歳児を入れて充足率が上がったところもあるが、変化はない。 |
C議員 |
大新はプールと体育館を建てる? |
林部長 |
3つできることを話している。体育館、プール、あと普通のプールでないプールを造るためには
校舎を移設しなければならないので、その部分の校舎の建て替え。 |
C議員 |
大新小学校を良くするために廃園したいのか? |
林部長 |
それとは別の考え。一旦廃園と切り離して教育的な施設充実のため。 |
C議員 |
他にもしなければならないところがあるのに・・・どれだけの担保があるのか? |
林部長 |
努力させていただく。 |
C議員 |
お金なかったのではないか?西和中学校は建物古く、耐震予算も入らない。
市民からしたら、何でよ?となる。これは詭弁(きべん)ではないのか? |
林部長 |
市教委の方で努力させてもらう。 |
C議員 |
市長部局に発言を求めていいか? |
射場助役 |
施設、体育館、プール。これらは今まで物理的に建てる事ができなかった。
条例案が通って園舎が撤去できればそれらは可能になる。 |
C議員 |
18年3月廃園について教育委員長に聞きたい。条例出すのも委員会の決定? |
中村委員長 |
はい。 |
C議員 |
2年間すったもんだした。今回に至った経緯は? |
中村委員長 |
1月24日に決定。 |
C議員 |
1月24日の議論の中身は? |
空教育長 |
2年間経過した中で方向性は必要であると思い、議員に審査してもらったらいいのではないか? |
C議員 |
5人の中では大事ではないか? |
空教育長 |
行革で話した中で結論を出そうと・・・基本的にあるものをなくすのは・・・などあるものの、
せっぱつまった財政の中ではいろいろな意見があった。 |
C議員 |
独立した考えで議論踏まえて財政的に大変な中で守れたのか? |
空教育長 |
教育の独立はそうだが、さまざまな意見に耳を傾けなければならない。 |
C議員 |
常に市長部局から、やいやい言われてやったのではなくて、
教育委員会が独立してやったものだと確認したい。 |
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C議員 |
2園の次はパワーアップ。条例からの整合性、これさえ乗り越えれば良いというのでは? |
空教育長 |
幼稚園のあり方を検討委員会で審議して、尊重していきたいと思っている。 |
C議員 |
国も総合施設を言っている。限られたお金を有効に使おうとしている。
情報公開をしながらやっていくと決意してほしい。 |
空教育長 |
基本的にはしている。 |
D議員 |
「致し方ない」は教育長の表現でしょうが、納得・理解したというレベルではない。
今後の在り方が条件になっている。地域の方々との取り組み方は? |
空教育長 |
(条例が)可決されたら次は小学校の講堂とプールを解決したい。 |
D議員 |
自分は廃園反対ではなかったが、大きな問題になった。どういう取り組みをしたいのか? |
空教育長 |
地元、保護者と十分話し合いの取り組みをしてなかった。
これからは意見を吸い上げて進めていきたい。 |
D議員 |
具体的に検討会とか?本当に苦しい思いをしたと思うので、ぜひ実現してほしい。 |
空教育長 |
節目節目にがんばって取り組みたい。 |
E議員 |
幼保一元化の話が出ているが、特区申請した場合どれくらいの時間がかかるか? |
岡課長 |
どこをどう特区にするのか、やることが現行法と内容に違いがあるので難しい。 |
E議員 |
15園から特区ということになるのか。 |
岡課長 |
西山東は2つの選択肢で検討しているので特区申請の必要がない。 |
E議員 |
特区をとらなかった場合、総合施設のモデルはあるのか? |
岡課長 |
白浜は一体化していて内容が十分参考になる。 |
E議員 |
総合施設はよく分からないので説明を。 |
岡課長 |
保育所形態で長・短時間保育の両方が備わった施設だ。 |
E議員 |
まだよくわからないな。 |
岡課長 |
保育所・幼稚園 2つの施設を一体化してコスト削減するのが狙い。 |
E議員 |
大新幼稚園について。近くの幼稚園の流れは想定しているのか? |
岡課長 |
想定しているが、皆が同じ園に入りたいと言うかも・・・配慮は考えている。 |
E議員 |
子育て支援なのに一気に増えたら先生は大変なのではないか? |
岡課長 |
少人数の中ではきめ細かな保育ができるが、人的配慮も含めて検討する。 |
E議員 |
先生の数を増やすのか? |
岡課長 |
アルバイト他、選択肢があるので検討したい。 |
E議員 |
検討は大丈夫か? |
岡課長 |
ノウハウは委員会にもあるので検討していきたい。 |
E議員 |
月給48万、15園で44名の先生、園長先生は別。幼稚園の先生は今後どうなる? |
岡課長 |
今後44名を27名くらいに削減を目指したい。 |
E議員 |
子育て支援と言われているこのご時世で、少数で十分な教育ができているのか? |
岡課長 |
資格持った講師を引用し、適正な指導をしている。 |
E議員 |
講師はどんな人? |
岡課長 |
以前に幼稚園の先生をしていた人。募集してから選んでいる。 |
E議員 |
先生の年齢は? |
岡課長 |
50歳以上27名、35歳以下21名の2つに分かれている。 |
E議員 |
2園がなくなればどうなるの? |
岡課長 |
40代、30代の年齢的な配慮しながら配置している。バランス考えながらの配置。 |
A議員 |
期日(18年3月末日)特別の位置付けとは?18年3月を変更しない理由は? |
空教育長 |
慎重に考えた結果。 |
A議員 |
19年、20年にならない理由は? |
空教育長 |
18年3月と決定するまでに十分議論した。考えることはできない。 |
A議員 |
そこを変更しないから理解・納得を得られてないのではないか? |
空教育長 |
18年3月31日まで余裕期間とったと思っている。 |
A議員 |
・・・・・。
出口が変えられないのですね。 |
F議員 |
最善努力したと言っているが、お母さん方との食い違いがある。廃園後すぐに入れない。
12月議会でも福祉保健部はまだ聞いてないと言っている。2つの案をどういうふうに
展開されているのか非常に納得できない。市で複合施設はないが保育の質が落ちると懸念。
短・長時間、混乱している。どういった内容にするのか保護者に説明しているのか? |
空教育長 |
陳情書はほとんど個人的に了解得られている。1・2は別として、それ以下は説明している。
福祉保健部と協議中。どんな運営していくか煮詰まってないが大きな方向性は示している。 |
F議員 |
保護者の願いには責任もてない?保護者は一番心配している。保育内容の低下、そこまでは
言えないのか。ゴリ押しではないか?条件が整ってから条例を出すべきでは?変えられない
のなら平行線のまま後のことを整備し、保護者にも納得してもらえるようにしてほしい。 |
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(終) |
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