平成16年度 6月議会   和歌山市教育民生委員会 

平成16年6月25日 10:20〜 幼稚園廃園問題のみ抜粋


議員


2園の廃園問題について、その後の地域の方との話し合いや取り組み、状況等を
教えてください。

岡課長 平成16年4月〜入園した3歳児の保護者の方を対象に説明会をしました。
要望を聞く中で、局内で「検討委員会」を立ち上げ、話し合っています。
議員 地域の方々に納得のいく説明をすることが第一です。
方向性をはっきりさせることが大切です。
岡課長 「検討委員会」で話し合っているが、他の部局との調整も必要なので。
議員 説明会をして3歳児の保護者は廃園について納得されているように感じましたか?
岡課長 やはり基本的には卒園を望んでいるようです。
しかし方針決定の中での廃園を考えなければ・・・
議員 リミットは?
岡課長 明確にはH18.3.31ですが、今の段階では方針決定期日はお答えできない。
議員 次の募集のお知らせ等を考えると、早急に募集についての最低ラインを明確にしてほしい。
期限があるのだから、十分話し合い、選択肢についても十分話し合わなければ。
それ以外に話し合いの会は したのですか?
岡課長 地元の方々には説明会はしていません。大きい会1回、小さい会1回だけです。
来庁したときも数回あります。
議員 話し合いの姿勢は「方針かえることなく」ですか?
岡課長 基本的な方針(H18.3月末)は変えていない。
しかしそれに向けての課題は十分検討します。
議員 十分検討とは、例えば?
岡課長 廃園に伴う跡地利用、在園児への配慮、募集をするかなど話し合っています。
議員 「検討委員会」の傍聴はできるのか?
岡課長 内容は開示するよう検討しています。決して秘密会議ではないのですが事務局内での会議で
不定期なので。基本的にはできないことはないが、局内で行うので連絡する等の手続きが
踏めるかどうか・・・
議員 保護者の方が「検討委員会」で どんなことが話し合われ、どんなになっているか
知りたいときには教えてもらえるのですか?
岡課長 基本的には そうです。
議員 市教委の方針は変えない。保護者も反対なのは変わらない。
今の子どものおかれている状況の中では、保護者の方々や地域の大人、みんなに見守られ
みんなで育て上げるのが大切。廃園は行革で決めたが「教育の大切さ」についてはどう考えるか?
岡課長 大切だとは認識しています。十分考えてます。
議員 大切だが、行革が優先ですか?
岡課長 総合的判断の結果です。
議員 保護者の願いは地域の中での幼稚園が必要なんです。
期限もあるが、できるだけ保護者の方々が納得のいくような話し合いが必要だと思います。
(終)