平成15年度 2月議会   和歌山市教育民生委員会

平成16年3月15日 10:20〜 幼稚園廃園問題のみ抜粋


議員

「廃園の方針は変わらない」と相変わらず言っておられるようですね。
それなのにいつまでたっても条例に触れないのは、いったいどうなっているのか?
市教委 廃園の方針には変わっておりません。来年度の3歳児を募集したこともあり、
また在園児への心の負担など十分配慮するように考えているが、
今のところ まだ条例を出す予定はありません。
議員 では条例を出さないのは、まだ今後のケアを十分考えてのことなのか?
「一考」「熟慮」だから まだ出さないのか?
市教委 そのとおり、「一考」「熟慮」の請願が議会で採択されているからです。
廃園の方針を進めながら話し合う努力をしたいと思います。
議員 現在までの経緯を聞かせて欲しい。
市教委 一月以降は何もありません。具体的な進展はありません。
会長さん等と電話するなど個々での連絡はしましたが、
保護者全体的にする説明会はしていません。
議員 「個々の連絡」とは具体的にどういう?
市教委 別件で会長さんと電話をしたり、幼稚園の会合で会った時に話をしたり、
地域住民の方が来てくださったり、です。
議員 請願が採択された中で、どう努力しているのか?
住民に理解してもらえない、しかし三歳児を募集する。
採択された6月から今まで話し合って、いったい何がどう変わったのか?
市教委 大きな進展は何もありません。幼保一元なども視野に含めて検討していきたいです。
議員 住民に気配りが足りなかったからこういうことになったのだ。
請願が採択されてすぐの頃は、何回か説明会はあったが、1月以降は何もしない。
それでは全く気配りができていない。今後はどう接していくのか?
市教委 十分にご理解いただけますように努力します。
議員 では、次回その努力の成果を聞かせてくださいね。(終)