通院記録A

平成11年11月
11月4日ー今日は第一内科です。血液検査の結果、女医のS先生は「肝臓と膠原病の疑いがある数値が
       出ているので再度よりくわしく血液検査をしましょう!」・・・と。特殊(膠原病)な検査なので、保
       険が使えず実費との事!「疑いのあるところは最初にきちんと調べて、それから治療にかから
       ないと治療法も違ってきます、肝臓のほうは肝臓専門の先生の予約をとっておくので、次回診

       察を受けてください。」・・・この際だから悪いところは全部調べてもらおう!
       どうもなかったら良いのだけど〜。

翌日銀行の帰り道、急にゾクッとしたと思ったら見る間に風邪をひいてしまいました。もう声は出ない・高熱・
リウマチはいつもよりひどく、すっかり体力に自信を無くしてしまいました。
このときリウマチと診断されて初めて、悲しみが一気に襲ってきました!それまでは私はまだ頑張れる!!
病気には負けない!・・・って自分に言い聞かせていたのに〜。
この日はもうひたすら悲しくて、先が見えなくなて、泣けるだけ泣いてしまいました☆

仕事はもう少し続けたっかたのだけど、体力的に自信をなくし退職することにしました。(自分でも限界かなと
思いながらもきっかけがなくて・・・。11/15日退職しました。
病気を治すことに専念します。

11月16日ー整形外科へ、この頃は両肩から腕にかけて、痺れたように痛くて手が挙がらない。先生に薬
        を飲んでいるのによくならないと訴えたら、「肝臓の数値がはっきりしないので、リウマトレック
        スは使えません。まだリマチルも効き目が現れているかどうかわからない状態なので、このま
        ま様子をみましょう。次回は1ヶ月後です。」

        なだリマチルを飲んで1ヵ月、3ヵ月は長いなぁ〜。
11月18日ー医大の肝臓科へ・・・初めての診察です。血液検査の結果を診てくわしく説明してくれました。
        とてもやさしそうな先生です!「GOT・GPTも下がってきており、数値も良くなっています。ステ
        ロイドを飲んでよくなったという事は、肝臓事態は悪くなくやはりリウマチと関連があり、自己
        免疫性肝炎で肝臓が炎症を起こしていた可能性が高いですね。やはり少し長い目で様子を見
        ましょう。」
・・・と言うことで時々診察を受けることになりました。
*自己免疫性肝炎*
     原因は不明です。しかし免疫グロブリンの上昇、血清自己抗体が陽性、免疫抑制剤特に副腎皮質
     ステロイドが著効を示すなどの事実から、自己免疫機序が病気の発病や進行に関わっていると考
     えられています。つまり、本来自分の身を守るための免疫が自己免疫性肝炎では、肝臓の細胞を
     攻撃するようになり、結果として肝臓の炎症をおこしている。

        −続けて第一内科へ、膠原病の検査結果は二ヶ所陽性+で引っかかりました。血液が身体の
         抹消部分にまで行きわたりにくいようです。「手足が冷たく血液が流れにくく、ひどいときは頭
         の血管等が詰まったりするおそれがあります。今は症状は出ていませんが因子はあるので、
         症状が出たら他の膠原病の発症です!もしよかったら血液の流れを良くする薬を飲んで見ま
         せんか?予防の為ですがリウマチにも良いかもわかりません
。」様子を見ながら、朝一錠アス
         ピリンを飲むことになりました。
         これで今までの薬+アスピリン(小児用バファリン)です。
昔から手足はとても冷たくて、少しでも温度が下がると指先は紫や真っ白になっていました。
こういうこともリウマチの発症に関係していたのでしょうか?

        

      
       
平成11年12月
仕事に行かなくなって、寂しい反面気持ちも身体もすごく楽になりました。久しぶりに娘と大阪へショッピング
二人で服を買ってランチをして♪楽しかったわ!でももうクタクタ〜〜、、行けてよかった。

12月14日ー整形外科です。痛みはひどくなる一方だし、指はパンパンで人差し指は全然曲がらなくなり、
         膝は曲げ伸ばしをするたびに激痛です。肩は血管の中を無数の針でさされているようで痛さ
         で眠れないし・・・とN先生に訴えたのですが、「リハビリはしないでよいです。すぐに筋肉も
         衰えないし今は安静にしていてください。」
肩の痛みをいうと「炎症があってもリウマチは冷や
         すより暖めたほうが良いと思います。肝臓のほうはグレーという結果なのでもう少しリマチル
         でいきましょう!毎日2.5mgづつステロイドは続けて下さい。この位なら副作用は大丈夫

             指にモビラート軟膏
             肩にモーラステープ(鎮痛、消炎)

12月16日ー第一内科へ、血液検査の結果は現状維持!感覚的には痛みは増えているのに・・・。
        先生は「膠原病の方は、今大丈夫な様なので定期的に診察は受けてもらって、リウマチの方
        は整形外科に任せます。」
・・・と言うことで主治医は整形、サブは第一内科となりました。
        これまでも二人の先生は手紙のやり取りなどをして、情報交換や薬についてなど、相談してく
        れていました。初期の不安なときに二人の先生に見てもらえたのは、とても心強かったです。

リマチルの効果が出るのを待ちながら、平成11年も終わろうとしています。
自分が病気になるなんて、それもリウマチになるなんて・・・、人生は何が起こるかわからないなぁ〜。
これからどうなるのだろう。。。             
         

平成12年01月・02月
いよいよ2000年の始まりです。
実家でお正月は過ごしました。(いつもは主人の実家に帰るのですが、今年は子供の受験や私の病気で...)

最近身体中が冷たく、手足等は凍っていきそうです。どんなに暖めても氷の中に入っているようで、そういう
時は痛みも活発になってきます。

01月18日ーこの頃特に不調〜!今日は整形だけど10メートル歩くのもやっとです。
        一歩一歩足を引きずりながら転ばないように、眩暈もするし・・・骨は痛くて折れそう、膝は曲が
        らない、本当に倒れそうになりながら病院へ!
        こんなに辛いのにN先生は「気持ち検査の結果は良くなっているので、1,2ヶ月このままで様
        子をみましょう。座薬を追加します。入れて30分くらいで効いてきます。第一内科の先生はな
        んて言っていますか?」
リウマチに関してはN先生に任せる・・と言われていたと言うと「うわぁ〜
        そうですか(笑い)でもそれで良いんです。血液検査は内科にしてもらって後はこちらでしましょ

        」ということで、こんなに痛いのにこのままです。座薬が増えました。
             ボルタレンサボ25mg・・・10個(痛いときに) 
01月20日ー第一内科へ!険査の結果は 血沈40・CRP2・0現状維持です。「血液の流れもまだ良くなっ
         ていないので、薬を出しておきます。鉄性貧血があるけれど、これくらいなら食事で対処しま
         しょう。リウマチの人は貧血になりやすく、カルシウムも流れやすいです。」
・・・えぇ〜!

2月の初め調子も少し良く、久しぶりに髪をカット&カラー♪シャンプーとか長時間同じ姿勢から動くのは大
変でした。身体はこわばっているし、膝は痛いし〜、でも気分はすっきり☆
リウマチになってから、近所の人に声をかけられるのがいやで鬱状態でした。足を引きずって歩いているし、
心配して声をかけてくれるのに、素直に言葉を返せなくて・・・。まだまだ自分でリウマチを受け入れられなくて
・・・。
前回貰った座薬を使いました。30分位で効いてきていい感じです!この頃膝が腫れて痛く、水が溜まってい
ようです。肩も取れそうに痛い!熱もあり最悪な状態が続いています。朝も助けてもらわないと一人では起き
られないし・・・。

02月15日ーやっとの思いで整形外科へ、先生に症状を訴え診察です。検査の結果は数値が悪くなってい
        て血沈(68)、CRP(2・8)と増えていました。先生もビックリで、関節や膝の角度を測り2週間
        後にレントゲンをとることに。でも「このまま数値が上がるか下がるかわからないので、リウチル
        で行きましょう」
・・・との事でした。貧血がひどくなり、くすりが出ました。
             フェロミア50mg−寝る前に2錠
02月17日ー第一内科です。内科の先生は「リマチルが効いていないと思います。4ヶ月飲んで
        いるし違う薬を考えても良いですね。次に飲むとしたらリウマトレックスという薬です。
        副作用が出るときついけれど全員に出るわけではなく、様子を見ながら飲んでいき
        ますし・・・次回までに整形の先生と相談して方針を出しておきます」〜という事にな
        りました。      
整形より内科の先生の方が薬には積極的です!
私もリマチルが効かないので薬を変えて欲しい〜!