通院記録@

平成11年4月
今思うとここ1〜2年体調が不調でした。普段は体温が低く35.6度前後しかないのに、朝起きると
36.8度前後と微熱があります。頑張って起きるとそのうちに下がってくる!
朝起きると胸から上に蕁麻疹のようなものが出て、特に顔がひどく白や赤でまだらになっていました。
頭皮に白いかさぶたが出来、それに血がにじんできて髪の毛がごそっと抜けたり・・・!
何ヶ所か皮膚科に行ったけれど、どこもアレルギーとか食べ物では?と今思うと血液検査もしてくてま
せん。
銀行に派遣(週4日)で行っており、大学と高校受験を控えた子供たち!
この少し前に、塾の送り迎え等にどうしても免許がほしくなり、平成9年に免許取得!やるき満々♪
振り返ると何でこんなに頑張ったのだろう?って感じでした。何もかも完璧にしなくては〜〜と。

7月になり銀行から帰っても(原付で通勤)少し横にならないと食事の用意が出来ない。土日は昼寝
をしないと持たない。相変わらず時々微熱がある。
ある日一歩も歩けないほど腰が痛くなり、絶対悪い病気だと思い近所のN外科へ!なんと便秘からく
る腰痛とのこと。えぇ〜!!(トイレは行っていたのに、、、)腰痛と同じころ左膝に痛みを感じるように
なっており、ついでに診てもらうと先生はクーラー病では?様子を見てください、、、と。
一週間後には腰は治ったけれど、膝はだんだんひどく両膝が痛くなっていました。
この年は本当によく雨に降られました。原付で通勤なので家に帰ってきたときは、川の中を走ってきた
のかというくらいびしょ濡れでした。リウマチが発祥した原因の一つに雨に異常に濡れたこともあるの
では?と思っています。
8月にはバスから降りるとき、膝が固まっていてスムーズに動かなくなり、初めて不安になりました。
何か悪い病気では?・・・と。
平成11年10月
相変わらず両膝は痛くて正座やしゃがんだりは出来ない。
このころ銀行では肩も痛くなり始めて手が上がりにくく、右も左も痛い!膝は少し腫れて水がたまって
いる感じがする。ふと気づくと左中指の付け根が虫に刺されたように赤く腫れていて、突き指をしたよう
に痛い!やはり医者に行こう、、、。
10月02日ー近所のN外科へ、このころには毎日37度前後の熱がある。
        とりあえず血液検査をすることに!結果待ちです。
10月05日ー銀行の帰りにN外科へ、なんとリウマチか膠原病の可能性が大とのこと。
        「リウマチ反応が+、その他3ヶ所異常あり、大きな病院で検査を受けたほうがいいでしょ
        う!紹介状を書くのですぐ行ってください
」・・と。(いつもはのんびりしている先生がすばや
        い行動)○○医科大学第一内科(血液・膠原病専門)に紹介状を書いていただきました。
10月06日ー銀行を休んで○○医科大学へ!もう昨日から心配でドキドキです。
        初診受付を済ませて第一内科へ、紹介状があるのでスムーズに!
        とても偉そうな先生に診てもらい、まだなんとも言えないので今から検査へ・・と言うことで
        レントゲン科へ。そこで第一内科の先生に話したのと同じ話(症状)をレントゲン科のイン
        ターン?の先生に話して、レントゲン撮影を!全身10枚以上撮影、その後尿・血液・心電
        図・最後に肺のレントゲンを撮り、もうくたくたっです。
        やっと第一内科に戻ったら、整形外科の新規受付をして待つように・・・と。
        ようやく整形の先生に会え(さっきの偉そうな先生と違うわぁ〜)また症状を初めから話し
        て診てもらいました。先生は「まだ骨の変形はありません。でも慢性関節リウマチとして、
        治療うを開始したほうがいいでしょう。とりあえず今日は炎症があるので、消炎鎮痛剤の
        ハイペン錠を出しておきましょう。」

        次回は10月12日に整形、10月21日に第一内科への予約を取りました。
        もう本当に疲れて帰りはタクシーで帰りました。
10月12日ー家を7時前に出て診察してもらったのは午後1時!混んでいるとは聞いていたけどすご〜
        い!相変わらず肩等の痛みのため眠れない日が続いています。主治医は前回の整形の
        N先生のようです。40歳前後のはっきりとものを言う先生です。(その後6年以上主治医
        は変らず、良い関係が続いています)
        N先生は「検査の結果早期の慢性関節リウマチでしょう。(まだ慢性が取れていないころ
        です)ただ肝臓の数値が高いので、副作用が肝臓に出る薬は使えません。肝臓のほうは
        内科で診てもらってください。」
治りますか?「この病気は風邪のように完治という事が
        なく、炎症反応も消えて症状が落ち着いている状態(寛解)に持ち込んで、その状態を
        維持することを努力します」
でも今は良い薬がたくさん出ているので、自分に合う薬を探
        しましょう」
・・・と。リウマチの小雑誌を3冊いただきいよいよ治療開始!一番使いたい薬
        が肝臓が悪く使えないので、その次に効果の高い薬を使い初めから強い薬で行きます。
        一日分 リマチル錠100mg2錠(抗リウマチ剤)
              ハイペン錠200mg2錠(非ステロイド性消炎鎮痛剤)
              ウルグートカプセル200mg2cp(胃の荒れ止め)
              プレドニン錠5mg1錠(ステロイド・・・傷みの強いとき使用)

        これを14日分もらって次回は10/26日
        帰りにリウマチの本を購入「専門医がアドバイスするリウマチの治療と基礎知識」
        私も勉強して頑張らなくては・・・!
10月21日ー今日は第一内科へ・・・先週からこの間仕事には行っていたけれど、両肩・両手親指・肩・
        足の裏の痛み、2,3日起きの熱とますますひどくなっていました。
        予約なので整形外科よりスムーズに順番が来ました。なんと若い女医さんです!また初め
        から症状を説明して(すごく詳しく聞いてくれました)、この何年間かの不調も含めて〜!
        S先生は膠原病の専門外来とのことです。話しやすい先生でよかった。
        S先生は「リウマチとほかの膠原病もありそうなので、もう一度くわしく血液検査をして調べ
        ましょう。それによって治療法も変ってくるし、初めにきちんと検査をしましょうね!」「リウマ
        チは今は良い薬がたくさん出ているので合う薬が必ずあります。ステロイドも痛いときは
        我慢せずに飲んでください
」・・・怖くて飲んでませんでした、、、。
        S先生が第一内科の主治医になり、主治医は二人になりました。
10月26日ー医大の整形外科へ、いろいろな箇所が痛いと訴えたのですが、「血液検査の結果、前回よ
        り炎症反応等上昇しているので、リウマチが活動期に入っているのでしょう!このまま上が
        りっぱなしと言うことは絶対ありません。リウマチは波があるので必ず引いてきます。薬も後
        2,3ヶ月で効き目があらわれるので、それまで塗り薬、シップ、ステロイド等で対処して下さ
        い。」
こんなに痛いのに〜!
               インテバン軟膏(経皮鎮痛消炎剤)・冷シップ薬
               ファルネラードゲル(経皮吸収型ステロイド剤)

                         処方してもらいました。
とてもいろいろな事が起きた10月でした。なんだか何ヶ月も過ぎたような気がします。