美容コーナーA

フェイシャル・スティーム(芳香浴)
    
   ハーブを使ったケアーの中でも、とても手軽に出来て効果が高く、私の好きなケアーの一つです!
   心身ともに少し疲れたなぁー、肌が荒れているしお化粧ののりが悪いなぁーと感じたとき、一度試してみてください。

   洗面器に入れたハーブに温かいお湯を注ぎ、そこに頭からバスタオルをかぶって、10〜15分位顔を近づけて蒸気をあてます。
   
   洗面器に入れたハーブにお湯を注ぐと、ふわーとよい香りが立ち上がります。この香りの中にはさまざまな薬効成分が含まれています。
   それを肌に当てたり吸入する事を「芳香浴」といいます!
   蒸気のあたった肌は毛穴が開き、奥深くにたまった老廃物を排出します。そうして肌にうるおいを与えてくれて、心身の疲れも
   取り除いてくれるのです。また風邪や花粉の季節で喉に違和感のあるときにも効果があります。心地よい音楽を流して始めてみて下さい♪

  

 ブレンドしたハーブ

☆用意するもの☆
 ポプリ(ブレンドしたハーブ、またはハーブ)
 洗面器またはボウル(金気のないもの)
 熱湯 約600cc
 バスタオル タオル 格1枚
 髪をまとめるもの

☆方法☆
 1.髪は落ちてこないようにまとめる。
 2.ボウルに肌質に合ったハーブを入れる
 3.2に熱湯をそそぎ、ボウルから30cmくらいに顔を寄せ、ボウルと顔の間をバスタオルで巻く
   (バスタオルで蒸気を逃がさないようにカバーします。)
   目は閉じて下さいね!口はあけて喉にも蒸気を当ててください。10〜15分位で終了です。 
 4.終わったら水でお肌を引き締めます。



一回分は約10g、フッレッシュ(生のハーブの場合は倍から3倍くらい)
それぞれの肌質にあったハーブを紹介します・

☆オイリー肌用ーフェンネル・ラベンダー・セイジ・ミント

☆ドライ肌用ーローズマリー・ローズレッド・コンフリー・カモマイルローマン
 
もっと簡単にしたい場合は、洗面器に精油を1.2適落とします。
後はハーブの時と一緒です。
私は穏やかな香りがして、ハーブの方が好きですね〜!

顔が終わったらその後、少し水を足して手もつけます。このとき手に触れるハーブの感触が
とても心地よいです♪それから足もつけます!この3点セットで終了です。
終わった後は、顔も手も足もしっとりとつるつるです!翌日の肌のしっとり感が違う気がします♪




美容としてのハーブの効能
※カモマイルー老化した肌や疲れた肌にやさしく作用、皮膚をやわらかくする作用があり、アトピーでもOKです。

※ローズマリーー肌を元気付け引き締める効果がある。リウマチにも良い。ターンオーバーを早くしてくれる。
         (ターンオーバーとは肌の表皮の新陳代謝の事で、健康な肌では約28日周期で新陳代謝が行われています。)

※セイジー肌を引き締める作用が大で、毛穴などもひきしめるので脂性肌似よい。

※コンフリーアラントインという物質を含み、細胞の働きを活発にする。治療効果もあり、傷も早く治る。
       (アラントインとは植物の新陳代謝産物として、穀物の胚芽やコンフリーの根などに存在して、肌荒れを防止する成分である)

※ラベンダーー肌を清潔にすると同時に肌を引き締める。炎症を沈め日焼けに良い!バランスのとれた香りが心を癒します。

※レモンバームー皮脂の分泌を整える作用があり、皮膚に艶を与えてしわにも良い。

※レモングラスー皮脂の分泌を整える作用があり、ドライ、オイリー肌共に良い。

※ミントー肌を引き締めるアストリンゼント効果及び抗菌作用がある。

※ローズー肌のキメを整え張りを保つ助けをし、清潔に保つと共に、美しく若々しく保つ。優雅な気分に浸れます。

※タイムー体臭予防ややニキビによい

※フェンネルー皮膚を浄化、クレンジング作用

     効能も大事ですが難しく考えないで、好きなハーブで芳香浴をして良いと思います。
     私は月に1・2回、少々疲れた時にします。好きな曲をかけて、心身とものリフレッシュです♪
     本当にびっくりする位汗が出て(蒸気が落ちているのもある)老廃物が出て行く気がします(笑)
     その後水で洗顔します。次に水を足して手や足もつけてみてください!とっても気持ちがいいです。
     それからたっぷりの化粧水でお肌をパッティングしてくださいね!
     後はゆっくりティータイムです☆

                ※お肌に合わない場合はやめてくださいね!
                 蒸気でやけどをしないように気をつけてください!

                                                                   ハーブ教室参照