美容コーナーC

ラベンダークリーム

このクリームは「美容コーナー」で先に紹介した、ラベンダーウォーターを使って作ります。
以前から手作りのクリームを作りたいと思っていたけれど、なかなか大変そうだったりで作れませんでした。
これならラベンダーウォーターを作ったついでに作れそう♪〜と、初めて挑戦したクリームです。

きれいに伸びて皮膚呼吸をさまたげない、使い心地の良いクリームです。
つけた時のラベンダーとみつろうの香りが、とても幸せな気分にさせてくれます☆

(材料にほう砂「ホウシャ」とありますが、ほう砂は天然の乳化剤でクリームの分離を防ぐ材料です。
ほう砂を加えるととてもなめらかになるようですが、pHで調べるとアルカリ性になり粘膜にたいして刺激
になるようです)なので今回はオプションです。


                                
※ラベンダーウォーター(グリセリンを加えていないもの) 大さじ1
※ホホバオイル 大さじ1
※みつろう 2グラム
※ほう砂 0.3グラム


作り方
@ラベンダーウォーターをビーカーなどの注ぎ口の付いた容器に入れ、
 湯煎にかけて人肌よりやや熱い程度にあたためる。
 (ほう砂を入れる場合はここに入れて溶かす)
A耐熱の小さな保温の良い入れ物(厚手のコーヒーカップなど)に、ホホバオイルと
 みつろうを入れ、湯煎にかけるか、電子レンジにかけて、みつろうを溶かす。
BAに@のラベンダーウォーターをほんの少しづつ注ぎながら、スプーンなどで
 よくかき混ぜる。油分と水分が分離しないように、さめるまで連続的に
 よく混ぜ合わせる。
                                
                                 C固まりきらないうちに、ふた物に入れて、完全にさめてから密封し、室温で保存する。

ほう砂を入れないで作る場合は、分離しないように温度やかき混ぜ方のちょっとした
コツをつかむ必要があります。

かき混ぜる容器は、保温の良い厚手の物を使って、温度が急激に下がらないように
する事。そして連続的にまんべんなく混ぜながら、うまく混ざり合ったと思ったら、それ以上
むやみとかき混ぜ過ぎないようにする事。
どうしてもうまく行かない方で、肌の状態が健康であれば、ほう砂を加えて作ってみてくだ
さい。失敗無く出来上がるようです。(くれぐれも入れすぎないように・・・)

少々分離しても使う分には問題はありません。
私はほう砂を入れずに作っているのですが、始めの頃はどうしても分離をしてしまいました。
肌も健康だしほう砂を入れて作ろうと思い薬局へ!
2,3件回ったけれどどこにも無くて、再度ほう砂なしで挑戦しました。

今回で4回目!本当にきれいに混ざりました^_^
                                 全然分離しないで、付け心地はとても良いです♪

夏の間は化粧水だけでOKだった人も、だんだん空気もお肌も乾燥してきます。
お風呂上りに、乾燥が気になる部分にラベンダークリームをつけて見て下さい!
付け心地と、ラベンダーとはちみつのおいしそうな香りにうっとりです☆

みつろうーミツバチの巣から採取される天然ワックスです。
       温めることで植物オイルと解け合う性質を利用して軟膏やクリームを作るときに使用します



なるべく一ヶ月以内で使い切って下さい。
アレルギーの心配のある方は、使う前に腕などでパッチテストをして下さい。

                                               「お風呂の愉しみ」前田 京子著 参照