ネジの歴史
まずねじのはじめ


藤ノ木のようなじょうぶなつるにまきつかれた部分はくぼみ、まきついていない部分が太くなっていき
ます。

つるが枯れて落ちた後にらせん状のついた太い木の幹がのこります。昔の人はこのみきをみてねじを思
いついたといわれています。

またもうひとつの説は、粘土を引き伸ばしながらぐるぐる巻くと、らせん状にひねった部分ができ
ます


これをヒントにしてねじができたともいわれています。


ねじの応用


オリーブ油つくりのための圧搾機----ぶどう酒やオリーブ油をしぼるのにねじを


使用することが、紀元前の昔から行われていました。アルキメデスが発明した


といわれているねじを利用した揚水機(船底にたまった水を外にくみ出すとき


とか、鉱山の排水とか、灌漑のため揚水作業に利用されました)


ねじ切り機の進歩


16世紀には、ねじをもとにして、いろいろなねじを切ることのできるねじ切り


旋盤ができていました、パッソンのねじ切り機械もそのひとつです。18世紀後


半の精密機械作業者たちは金属の丸棒にねじを切ることをはじめました。誰が


はじめに行ったかわかりません。


標準ねじの提唱


ねじの寸法が製作者ごとにまちまちでは、機械用部分品としてきわめて不便です。


そこで、1841年、イギリスのウイットワースは、標準ねじの寸法をきめ、ねじ


製作者はみな同じ寸法のねじを作ることを提案しました。これが発展して、今


日のねじの規格が出来上がったのです。(ウイット規格旧JIS現在はISO


規格)1864年、アメリカのセラーズも標準ねじを発表しました。この標準ねじ


はアメリカで普及しました。(ユニファイねじ)


ねじの用途


ねじはあらゆるとこるで使われています。例えばペットボトルの蓋・電球のねじ


・顕微鏡調整用・バッチのねじ・ネクタイピン・メガネ・カメラ・野球のスパ


・イクの止めねじ・机・椅子・窓枠・車・飛行機・船・自転車・人間の骨をつなぐねじ・家・ゲーム機・ビデオカセットまだまだあります。


私の定説はねじの使用は赤ちゃん(ベビーベット)からロケット(ロケットの先端のねじはチタンで出来ています)までです。




ねじ切りのメイジン参考







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