48号 1月《行事》
 □今月の特集 京都の初詣での定番は?

  日本「三大お稲荷さん」といえばー伏見稲荷(総本社・京都)、祐徳稲荷神社(佐賀)、豊川稲荷(愛知)とされています。

ほかにも各地に名乗りの神社があります。創建の古さでは、伏見稲荷=711年(和銅4)、豊川稲荷=鎌倉時代の1441年(嘉吉1)、岐阜・海津のお千代保稲荷=室町時代の1469年(文明1)、祐徳稲荷=江戸中期、1687年(貞享4)の順です。

 「お稲荷さん」は、商売繁盛、五穀豊穣、縁結び、合格祈願の信仰を集めています。伏見稲荷には、約1万基の鳥居がお山の参道に並んでいます。願い事が「通る」、鳥居を奉納する習慣が江戸時代以降に広がりました。

 正月三か日の初詣人出は、@ 明治神宮(東京):310万人A成田山新勝寺(千葉):290万人B川崎大師平間寺(神奈川):288万人C 伏見稲荷大社(京都):270万人の順 、あとD鶴岡八幡宮(神奈川)E熱田神社(愛知)F住吉大社(大阪)G浅草寺(東京)H太宰府天満宮(福岡)で200万人台です(警視庁調べ)。

伏見稲荷

八坂神社

上賀茂神社

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