京都観光情報館 42号

 

□今月の特集 祗園祭、観光客も鉾の曳き初めに参加できます

   夏の風物詩・京都の年中行事「祇園祭」が、1日、吉符入りで各鉾(ほこ)町が打ち合わせ、夕方から二階囃子(ばやし)が聞こえてきます。  10日から会所前で「鉾建て」、12日から「山建て」。この日、鉾曳き初め、観光j客も参加できます。

16日、宵山(よいやま)、祇園囃子も最高潮、旧家の家々をオープン、屏風を公開する屏風祭、粽(ちまき)、お札など物販でにぎわいます。

17日、ハイライトの山鉾(やまほこ)巡行は、32基の山鉾が「エーンヤコラ」の掛け声で進み、沿道は約 25万人の見物人で賑わいます。

 祭礼は、日本三大祭の一つ・八坂神社(四条東山)の祇園祭。社伝によると、869 年( 貞観11) 、疫病が大流行した時に、神の霊を鎮めた御霊会(ごりょうえ)の一つ。応仁の乱の中断、町衆らが今に伝えています。

函谷鉾(かんこぼこ)/ 船鉾(ふなぼこ)/ 放下鉾/ 綾傘/南観音山/ 北観音山/ 芦刈山/ 鯉山/ 山鉾魅力再見》

●イべント ◇嵐山の鵜飼=7月1日からオープン。大堰川(おおいがわ)に篝火(かがりび)/問い合わせ:嵐山通船(075-861-0302)。

        ◇桔梗(ききょう)の特別拝観=天得院(東山区、075-561-5239)/16日まで。

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