神戸市中央区 明芳医院

漢方薬と鍼灸治療併用のメリット 



漢方薬と鍼灸治療併用のメリット
 西洋医学は、身体的な側面から病気を捕らえていくことからスタートしたので、心と身体が複雑に絡み合った病態は苦手としています。
その為、身体的な愁訴をいくら繰り返し訴えても、検査で異常がとらえられない場合は、診断がつかず、治療も難しくなります。

漢方は「心身一如」の考えが基本にあり「心」つまりさまざまな精神活動や感情は内臓の機能と密接に関連して営まれていると考えます。
そして患者の現わしている症状や所見を漢方的な物差しで評価し、統合して得られた診断名が「証」です。
「証」が決まれば、それに対応する処方(方剤)が決定します。
症状の変化により「証」も変化し、当然、処方も変化します。

つまり、西洋医学と違った視点で病気をとらえると、
これまで治療出来なかった病気を見つけ出す事が可能ではないかと思われます。

しかしながら、薬を服用出来ない患者(嘔吐などのはげしい状態)
疼痛(腰痛、膝痛)などのその場ですぐ軽減するのは不可能です。

鍼灸の治療の効果は、応々にしてすぐ出ます。
腰痛、膝痛で来院された患者さんの多くは、杖を忘れて帰る人が時々あります。
この様に、両者(鍼灸、漢方)の併用によって、治療効果は、飛躍的に改善します。

 

 

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