【文蔵の滝】

和歌山県は伊都郡かつらぎ町にある「文蔵の滝」。
そう筆者の地元である。
三国山の麓にある「役の行者」御用達の滝でも有名です。(ホンマか?)

和歌山県の橋本市側から「広域農道」をかつらぎ町方面
へと走る事20分。「串柿の里」四郷の看板が現れます。
ここを大阪・泉大津方面へと右折します。
そしてどんどん大阪との府県境の鍋谷峠方面へと昇って
行くのですよ。
「田舎に泊まろう」にも出た事のある四郷へ出ます。
ちなみに宿泊先が見つからず半泣きになった芸人は

中年の筋肉バカ:野村将希さんです。
いたるところに「文蔵の滝」の看板があるので
それを頼りに車を走らせます。
そして全長3mの文蔵橋(爆)を渡る・・というか跨ぐ感じ
です。(笑)
文蔵橋を跨ぐと立て看板を発見!
「一体どれ位大きな滝なんやろな〜?」と思い読んでみる。
え〜なになに・・・

高さ10数m・・ってアバウトやの〜(笑)
すると轟々と水音がする方向へと目をやると、
ありましたよ!文蔵の滝が!!

・・・・って砂防ダムやん!!

皆の衆は誤魔化せても、おいやんの目は誤魔化せんで!

注)「おいやん」→おっさんの意。和歌山弁。
がっくりしたので「順路→」と書かれた方向へ歩く管理人。
正月を飲んで過ごしたカララ(身体の意。和歌山弁)には
応えますね。

・・誰や!「老体の間違いやろ!」なんて言ってる奴は!
階段を老体にムチ打たれて(願望)・・いや打って昇りきると
遂に見えましたよ【文蔵の滝】が!!

・・・ちこ〜っ!(和歌山弁で小さいの意)

・・・残念!!
余りの小ささに感動を通り越して怒り心頭の私。
鳥居を潜り身を清めようとしたその瞬間

「いいぇ〜〜いっ!!いえっ!いえっ!」

往年の高島忠夫を彷彿させる奇声が聞こえてきました。

おそるおそる見ると、白装束に身を包んだ若者数人が
滝に打たれて修行中でした。
思わず「パ●ウェーブ研究所」が浮かんでは消えましたよ。

俗世間のぬるま湯にどっぷり漬かって漬物化している私
とは無縁の世界を垣間見た2005年の正月でした。


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