☆☆☆☆☆ 堂本 剛 薬師寺LIVE ☆☆☆☆☆
☆☆☆ 2009年7月10日&7月11日 レポ☆☆☆



<会場>

会場と言っても、普通に参拝客や観光客の多い世界遺産、薬師寺だし、本当に普通に大きなお寺・・・です(笑)
近鉄西ノ京駅という小さな駅で降りると、薬師寺の入口がすぐあって、係りの人に誘導されてお寺の中へ、、、
山門にたくさん人が並んでいる光景は、まるでお正月の初詣みたい(^O^)/

10日は天気予報が雨で降水確率70%だったこともあり、レインコート持参でドキドキハラハラ・・・
夕方にザ〜〜っと強い雨が降ったりしたから「やっぱり雨か〜」って思ったけど、西ノ京駅に着いて、薬師寺上空を見上げたら、なんと晴れ間が!!!

この期に及んで薬師寺上空だけ晴れてるなんてホンマに奇跡です(笑)
やっぱり剛くんは☆神☆なんだって実感(@_@;)

ライブ中も、雨どころか爽やかな風まで吹きわたって、蒸し暑さも全然なく、お天気までもが素敵な空間づくりのお手伝いをしている感じでした。


11日は朝からスッキリ晴れて、蒸し暑いのは仕方ないけど、まだ全然マシで、昼間に平城宮跡とか行ったけど爽やかな気持ちになれました。


山門をくぐり、入場口としてテントが設置されていてそこでチケットを切ってもらうんだけど、「撮影等禁止になっております」ってお兄さんは叫んでたけど、荷物チェックもなくゆるい雰囲気。
いつもライブで見る、スタッフのカリカリした雰囲気はなくてみんながゆったりしているって感じでした。
チケットを切ってもらうと、「御守り 堂本剛」と書かれたカードの入ったレインコートを頂きました。
カードと一緒に「薬師寺LIVE」の小さな透明のシールも入っていて、剛くんの愛がすごく嬉しかったよ(#^.^#)


中に入ると薬師寺の大講堂前、中央がステージになっていて、10日は雨の心配があったのでバンドメンバーさんのところだけ透明なテントが設置されていました。
ただ、剛くんのところはテントがなく、MCで言ってたのには「夕方すごい降ったけどそのあと止んだんで、これは賭けに出ようと思ってテントをはずしてもらいました」って。
万が一雨が降れば剛くんはずぶぬれでピアノや機材も濡れちゃうことになったんだけど、結局雨は降らなかったんで剛くんの賭けは成功したってことだよね(^_-)-☆

剛くんいわく「テントがあるとお客さんから(大講堂の中の)仏さまが見えなくなっちゃうっていうのと、サウナみたいに暑くなっちゃうから」って笑ってました☆

席はかなり横長で、一日目は私は24番だったけど、ステージがあるのはこの辺までで、一番端は70番台まである列がありかなり横からステージを見るような感じ。
大講堂の前から金堂の前、縦は20列ぐらいまであり、そこからは金堂の横それぞれ東塔と西塔の前あたりまでぎっしり席が設置してありました。

ライブ開演10分ぐらい前だったと思うけど、薬師寺の方がステージに登場してお話をしてくださいました。
一日目は私は入場がギリギリになったから管主のお話が聴けなかったけど、二日目はちゃんと副住職のお話を聴くことができました。
お話はとても面白く、「堂本教の皆様」とか言ったり・・・・
副住職のお知り合いの産婦人科医が剛くんが産まれた時にとりあげられたお医者さんだったという話もしてくださり、会場からは拍手と歓声が沸き起こってました。

開演直前にお寺の鐘の音が鳴り響いてて、一日目は何も思わなかったんだけど、二日目は剛くんが「ライブ前の鐘の音は僕とスティーブが七つずつ鳴らさせていただきました」って教えてくれて「え〜〜〜!!」と大拍手☆

剛くんの衣装は、初日が七分袖の白い開襟シャツに黒いベスト(前は花柄模様)、下は黒パンツだけど、いつもとちょっと違うテカるタイプの模様入りでちょっとピチピチしたパンツだったからちょっと目のやり場に困るぐらいヤバい時があった(汗)

二日目はベストの下のシャツが白いTシャツになってた。
下は黒パンツだけど初日とは違うちょっとゆったりしたパンツになってました。
髪形はこの前WEBでスッキリ切ったって書いてたけど、髪形自体は変わってないように見えたけど確かにスッキリ短くなってました。
汗をかいてもうっとうしそうにすることなく、爽やかな髪形だったかな(*^_^*)

レポは曲順に追っていきますが、二日分まとめてなのでそのへんはごっちゃです。


1)ソメイヨシノ

大講堂の中を通って向って右側から剛くん登場。
初日は最前列だったので大講堂の中を歩く剛くんの姿も見えたんだけど、いつもと雰囲気が違って見えたよ。
剛くんは大講堂の中の仏像の前に立ち深々とお辞儀をしてからステージに登場。
初日は剛くんに続いて東儀さんが登場したので客席からは歓声と大拍手が起こりました。

剛くんはステージ向って右側に設置されたピアノ前に座って、静かに曲の準備・・・
そして静かにピアノを弾き始めソメイヨシノを歌ってくれました。
東儀さんが剛くんの演奏に合わせて笙など吹物で演奏。

剛くんの静かなピアノの音色と、東儀さんの幻想的な音色が重なり、剛くんの歌声は今まで聞いたことのないソメイヨシノを奏でていました。
とにかく素敵な素敵な感動的な、初めて聴くソメイヨシノでした。

二日目は東儀さんはおられないので剛くん一人で登場し、もちろん剛くん一人のピアノ弾き語りでのソメイヨシノでした。


☆☆MC☆☆

二日間とも「ようこそ奈良にお越しくださいましてありがとうございます」の言葉から始まりました。
剛くんが話してる間にバンドメンバーさんが出てきてスタンバイをされます。

初日は「今日は雨が降ると思ったんですが、東儀さんが晴れ男ということで雨が降らないですね」って笑ってた。
「東儀さんが、僕が引っ込むと雨が降るかもねって言っておられましたが、、、」とか言ってたけど、あとのMCで「東儀さんがいない時も雨は降らなかったですね」って。
「もしかすると、ライブが終わってみんなが帰る時になって雨が降るかも」とかちょっといじわる発言(笑)
二日間とも雨に関する話題をかなりしてたように思う。

「薬師寺の方と話をしていて、雨降りますかね〜って言ったら、いや、降らないですっておっしゃるんです。でも降水確率70%ですから降るんじゃないですかって言っても、いや薬師寺は100m先が雨でも薬師寺には降らないですっておっしゃるんですよね。そしたら見事に降らないですね〜」って満足げ☆
で、テントをはずしたら薬師寺の方に「覚悟されたようですね」って言われて「ハイ」って答えましたって話してくれました。

メンバー紹介もあり、一人ずつ紹介してくれた。
剛くんは「薬師寺でやらせていただけるということで僕のインスピレーションで、この人とこの人とこの人と、この人飛ばしてこの人・・・とかってお声をかけさせていただいたら、普段はお忙しくてなかなか時間の取れない方ばかりなのになぜかこの時は時間が空いていたりして集まっていただきました」ってとても大切な感じで話してくれたの。
そりゃ、超豪華メンバーだし、急な話だから普通は集まらないメンバーさんだよね。
剛くんと奈良のパワーを感じた瞬間でした。
東儀さんは残念ながら初日のみでした。
剛くんは「明日来られる方は残念ですが、今日来られた方はビンゴですね。」と言ってました。




2)美我空

剛くんはベース。
バンドメンバーさん全員が参加し、東儀さんの音も加わって、初めて聴く生演奏美我空は迫力もあり、優しさもありで凄かったです!!
ベースを弾く剛くんの姿がいつもより頼もしく男っぽく見えて思わず「カッコいい〜」ってつぶやいてました。


3)Let's Get FUNKASY!!!

美我空が終わってベースを置き、確かマイクをスタンドから外して手に持ったと思う。
いつものライブなら曲と曲の間って照明が落ちるから真っ暗で何をしてるかよく見えないけど、薬師寺はまだ明るい時間帯で、一応歌う時はライトが当たってて、終わると落ちるけど普通にずっと見えてる状態なのよ。
なんか不思議な気持ちになってしまいました。

で、この曲のイントロが流れると会場はきゃ〜〜〜ってなり、今まで大人しく座ってたけど全員我慢できずに立ちあがって盛り上がってしまった☆
剛くんは左手をファンカフルポーズにして振ってくれて、私達もそれに合わせてノリノリ==!!
最初の「さぁ、どこまで行こうか〜」って言うところはもう無意識に「きゃ====!」って言ってしまってました(笑)

あと、マイクを手に持って歌う曲の時、マイクをはずした後のスタンドを下にさげて剛くんが見えにくくならないようにしてくれてたのがすごく嬉しかった。
もしかしたら剛くん自身がその方が歌いやすかったのかもしれないけど、私達に対する気遣いかなって思えて嬉しかったよ。


4)Love is the key
これもイントロでわかると「お〜〜〜〜!!」って歓声が上がり、久しぶりの曲に盛り上がる盛り上がる☆


☆☆MC☆☆

本当に歌いたいこと伝えたいことがなかなか言えないことが多くてしんどい思いをすることもあるけど、次の曲は本当の自分はこうなんだって伝えたいと思って作った。
みなさんも本当の自分を探してる人も多いと思うし、この曲を聴いて何か感じてもらえたらなと思って歌います。。。とかって話してくれた。


5)TALK TO MYSELF

ここはアコギを持って静かに歌ってくれました。
確か、イントロがメンバーさんで歌い始めてから剛くんが弾き始めるという感じだった思う。
みんなで演奏してるけどアコースティックな感じがよく出ていて、奈良の空に溶け合っていました。
この曲は私がひそかに美我空の中で大好きな曲なので、これを歌ってくれたのはすごく嬉しかった☆


☆☆MC☆☆

初日はMCはなく、二日目だけ少し話をして「次はオリジナルカラーを聴いてください」って曲紹介をしてから歌ってくれた。


6)ORIGINAL COLOR

初日は曲紹介なくいきなり歌いだしたから感動で言葉を失い、涙、涙・・・・でした。
久しぶりに聴くオリカラは当時聴いてた時とは全然違って聴こえて、もっと切なく感じてたのが今回はすごく優しく温かく、、、聴いていて幸せな気持ちになれました。
歌い終わると大きな拍手が沸き起こってました。


★☆MC☆★

これも二日目は曲紹介をしてくれて「奈良の空を想いながら作った曲がたくさんあって次の曲もそんな曲です」ってしみじみと・・・・
空ってメッセージを持ってると思うし、そういう曲を多く書いてしまう。
僕みたいな人がこういう曲を歌うことによって若い人にも愛とか希望を思い出してもらえたらと思う。


7)空が泣くから
初日はただただ感動して放心状態で剛くんを眺めていたけど、二日目は席がちょっと後ろだったこともあり、剛くんが歌いながらよく空を見上げるから私も同じように空を見上げたのね。
そしてビックリ!
そこにはひげを蓄え、怖い顔をしてるけど優しく見守る龍のお顔と首の部分の雲が大きく現われていました!!!!
金堂側から大講堂前の剛くんを見下ろす形で現われていて、剛くんをしっかりと見守っているようでした。
ものすごく感動して何度も空を見上げながら曲を聴いていました。

空が泣くからが終わりしばらくして空を見上げたら龍は跡形もなく消え去ってたからまたまたビックリっっっ
剛くんには人の力では表現できないすごい力が働いてるんだなって実感☆


8)春涙

空が泣くからを歌い終わって伴奏からそのまま春涙のイントロに変わり・・・初日はもう鳥肌が、、、
剛くんはたしか持ちマイクで熱唱。
これもまた、もう大感動で・・・・
初日も泣けたけど、二日目はなぜか涙が止まらなくなり、周りの人に迷惑なくらい号泣してしまいました。

去年244ツアーで聴いてきた時とはまた違うように感じて胸に浸み渡りました。


☆☆MC☆☆

初日はMCなし。

二日目だけ少し話してくれたんだけど、春涙で私の周りはあまり泣いてなくて、私一人号泣って感じだったけど、前の方の人は結構泣いてる人が多かったみたいで、剛くんが「泣いてくれてる人もたくさんいますけど、、そういう心に残っていく音楽も多いと思うし、そういう歌を歌っていける自分でありたい」って言ってくれた。

「僕がシンガーソングライターとして歌い始めてからのちょっと懐かしい曲もしてみようと思って」って話してくれて、、、
その頃の僕は愛とか命に悩んでいたりしたけど、今はその苦しい思いを全部胸の中で消化してるし、この曲も歌えるんだと思うって話してくれて街を歌ってくれたのが感動的でした。


9)街

初日はまさか街が出るとは思ってなかったのでビックリして感動で泣いてしまい、、、
二日目は当時の辛い表情の剛くんのこととか色々思い出されて涙が出て仕方がなかったです。

君が苦しめられない保証がこの街にもあれば勇気なしで背中押せたのに・・ってところと、、この体まだいけるさ、ゲームはまだ終わっちゃいないさ、、ってところが前に聴いた時よりグッときてしまい、、、涙、涙。。。


★☆MC☆★

「空」の曲紹介を丁寧にしてくれました。
その紹介もとても前向きな明るい剛くんで、清々しさを感じたよ。


10)空〜美しい我の空

特に、アンコールとかそういうくくりはなく、この曲になります。
初日はラストは上げずに歌ったけど、二日目は最後は剛くんの想いのたけを全部空に飛ばすように両手でマイクを握り左上を見上げた姿勢で上げて歌いきってました。
その時の透明感あふれるヴォーカルと気迫のこもった姿が脳裏から離れないです。。。


☆☆MC☆☆

本当は薬師寺では空でしっとりと歌って終わるのがいいんじゃないかとも思ったんだけど、僕が奈良を思い浮かべる時やりたい音楽にファンクが絶対に出てくる。
なので最後はファンクで盛り上がって終わりたいと思います、って言ってギターを持った。

特に初日は私達もどうしていいかわからず、かなり大人しかったのよね(笑)
剛くんも「あの〜みんなお寺ってことでかなりこう(大人しくっていうポーズをして)なってるみたいだけど、お寺だからこそにぎやかに盛り上がるのもいいんじゃないかと思う。奈良の空の下で本当の自分を見つけてください」って言ってくれて、私達も心おきなくジャンプして盛り上がりました☆


11)セッション・ファンクタイム

剛くんはギターで、いつものように決まりのないファンクタイム。。。
順番にソロをやらせたりと色々だったけど、歌はなく、演奏だけで時間もかなり短い。
途中で剛くんはステージ中央からの階段を降りてきて客席と同じ高さでギターを弾きまくってくれました。
初日は最前列だったのでその一部始終をずっと見ることができてとても幸せだったけど、10列ぐらいになると全く姿が見えなかったらしい。
二日目は階段を降りて大仏さんのように階段に座り込んでギターを弾いていたらしいけど、私は27列とかだったので全く見えませんでした。
ただ、薬師寺に関しては姿が見えなくてもあまり不完全燃焼に陥ることなく、剛くんがやりたいようにやれたのなら全然OKだって思えたよ。
あと、大講堂の入口まで行き、仏像に向かってしばらくギターを弾いてる時もあった。
弾き終わってステージに戻る時深々とお辞儀をしてたのも印象的だったよ。



★☆最後のMC☆★

薬師寺でライブができたという感動を「何度も言いますが・・」って言いながらも何度も何度も伝えてくれて、こんな剛くんの姿を見たのは初めてだったと思う。
その剛くんの真摯な姿に感動して言葉が出ませんでした。

最後にもう一度、、と言ってバンドメンバーさんをもう一度一人一人紹介してくれました。

二日目は「ライブを実現させてくださった薬師寺の方に感謝しお礼申し上げます」って深々とお辞儀をして会場からは大きな拍手が送られました。
薬師寺の方たちは金堂の前の高い所でライブを見ておられたんだけど、全員がそこに向かって大きな拍手を送り、副住職さんだったと思うけど、立ちあがって大スターの様に両手をみんなに振って応えてくれました。

剛くんは最後の最後まで何度も色んな人に感謝していると口にして、一番最後は私達に向かって「愛してます」と言ってくれたの!!!
剛くんはステージの左端と右端に行き両手を振ってお辞儀をし、そしてステージ中央で90度みたいに深々としばらくの間お辞儀をしていました。
会場からはとても大きな拍手がずっとずっと鳴りやみませんでした。
そして大講堂の中に入り、仏像の前で手を合わせてお辞儀をし、大講堂の中を歩いて帰っていきました。

☆★☆MC等まとめ☆★☆

間、間のMCで話してくれたこと等をまとめてみます。
この二日間、奈良への想いを思う存分語ってくれた剛くん。。。。


・・・・僕は何年東京に住んでも奈良が抜けきれない。
奈良に住んでる頃は雨が好きだったのに東京に行ってから雨が嫌いになった。
それはたぶん奈良は雨の風景は広かったけど、東京では建物が高くて景色が見えなくて苦しくなってしまったりってことがあるんだと思う。
僕は奈良の空の下で歌いたいと思いながらもしかしたら一生叶わないんじゃないかなって考えてた。
そしたら今回、30歳になった節目の年に、しかも世界遺産でもある薬師寺さんで歌わせていただくご縁を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
自分が奈良に住んでる時は薬師寺さんで歌を歌わせていただくことになろうとは夢にも思っていなかった。

いつも苦しくなった時は平城宮跡の360度空を見渡せる場所に行き、苦しい思いを全部空に預けてまた東京に戻るということを繰り返してきたけれど、30歳になる前に同じように平城宮跡に行った時、自分が預けてきた苦しい思いを全部集めている自分がいた。
今までの色んな事を全部自分の胸の中に取り込んでもう一度本当の自分でやってみようという不思議な感覚になった。
やり始めるとやっぱり苦しいことも多くて色々悩んだりしたけど、こうしてみなさんに母性で抱きしめてもらってここまでやってこれた。

僕自身はこういう暗いというような話とかをいっぱいしたいのに、お仕事してると「面白い話してください」とか言われてなかなか本当の自分が出せなかった。
面白いこともいいですけど、ただ面白くしてるだけではダメだと思うし、、
楽しいことばっかりでも成長はないと思うし、かといって、しんどいことばっかりを胸においていても仕方ないと思うけどそういう思いも受け止めていける自分でありたいと思う。

僕が歌いたい、伝えたいと思う歌は古風という感じが多くなってしまうのは老けているのかなとの思ったりするけど、現代の人に必要なことってこういうことなんじゃないかと思う。
若い時はなかなかこういう話をみんなにしたくてもできなかったけど、今こうして本当の自分で話ができることをすごく幸せに思う。

奈良にいると素直になれる。
本当は奈良に住んで寝て起きて、東京に通って仕事をするってことができたらいいなとずっと思っているけどなかなか難しくて・・・
この近鉄電車が東京まで繋がってればいいのになって思うんですけど、東京までは繋がってなくて、、、
(薬師寺のそばを近鉄電車が通っているので結構音が響いてました)
(あと、ちょうど奈良市長選挙と奈良市議会選挙中で演説カーが何度も薬師寺の周りを通ってかなりうるさかったんだけど・・)
(その選挙カーの声を聞き、初日は何も言わなかったけど、二日目はちょっとコメントを・・・)

大変ですね。あれもまぁある意味歌ってるようなもんですね。
昨日もタクシー乗ったらちょうど後ろに選挙カーがついたから何気なく振り返ったら目が合い、「ありがとうございます」って言われてしまった。
いや、目があっただけやんって思ったけどね。
あと、近鉄電車の踏切の音も小さくしてますから思う存分歌ってくださいって言われたりしました。

大切なものは気づいたらなくなっていたりするものだし、今大切だと思う人がいたりする場合はたくさん口に出して伝えてほしい。
空という曲もそういう思いを込めて作ったし、この曲を聴いて皆さんの大切な人を思い浮かべてほしい。


二日目は、昨日の感動がまだ胸の中に残っていますみたいなことを言ってくれて、剛くんの充実感を言葉からも感じることができました。

「昨日の夜、ライブを録画したDVDを見ながらみんなでお〜〜とか言ってた。何か今日で終わるのが惜しい気がして、勝手にザ・テンプルズって言うバンド名を付けて遊んでた」って笑いながら話してくれた。

あと、「東京から来た人どのくらいいる?」って聞いて、「帰り道気を付けてくださいね。奈良の道は歩いてて突然溝があったりするし、気がついたらはまってしまうかも。」って笑ってた。

「奈良は新幹線が通ってない分、発展していなくて、、それがいいって言う人もいることは聞いてますが、何かを変えていくのは奈良なんじゃないかとも思う。」

奈良公園で鹿に蹴られてお尻に傷が残ってるとか話したから会場から「見せて〜」って声が飛び、「いや、見せたらおかしいでしょ」って即答。
すると「脱いで〜」とかの声がかかり、「いや、脱がないです。じゃあ、ライブハウスで脱ぎます」って宣言!!
今度ライブハウスでする時は全公演に行かなきゃ(笑)

二日目は薬師寺の南門の辺りにチケットが取れなかった音漏れ聴き組が200人ぐらいいたらしい。
野外だから音漏れなんてもんじゃなく、普通に聞こえるのよね。
特に南門のところは、リハーサルの音や声も普通にクリアに聴こえてたよ。

歌うとき、剛くんは何度も空を見上げて歌うんだけど、その姿はすごく感動的で、剛くんの気持ちがストレートに空に響いている気がした。

明るい中でライトを浴びずにいる剛くんの姿ってなかなか見ることができないし、曲の合間に、スタッフに指示を出したり、メンバーさんに合図をしたりする剛くんはすごくカッコよくて、ドキドキしながら見とれてしまいました(#^.^#)

「奈良っていうところは不思議なことが起こる場所だと思う。
だからこうして歌う時になって雨が降らないという・・・色々辛いことに耐えてきたからこういうことが叶うんだと、、ちゃんと神様は見ててくれたんだなって思う。」

少し日が落ちてきた時、「だんだん暗くなってみんなの顔も見えなくなってきたけど、心は繋がってるからね」って優しく言ってくれたよ♪

曲も「僕が奈良で歌いたいと思う、愛をテーマに曲を選んでみました」って言ってくれて、本当に剛くんの心を代表するかのような「愛」の曲が並んでいてとてもレアなライブとなりました。
一曲一曲ごとに「ありがとうございました」とかって言ってくれるのがまた剛くんの気持ちが伝わってきて感動。。。

剛くん自身、「こんなライブが実現することなんてまずないと思ってた」みたいなことを何度も言ってて、「ここにいるってことに安心していられるような不思議な感覚」って言ってました。

初日はライブ開演が10分ほど押してて、終わったのが8時10分過ぎぐらいだったから2時間ちょっとって感じだったかな。
二日目はあまり押さずに始まって終わったのは同じぐらいだったから2時間10分って感じ。

初日は押してて時間がなかったせいか、あまりしゃべると泣いてしまいそうだったからなのかはわからないけど合間合間のMCの回数が少なかった。
二日目はとにかく終わってしまうのが名残惜しそうな雰囲気で、一曲ごとに少しずつしゃべってくれてた。
セットリストは同じなのに雰囲気は違うライブだから、やっぱり剛くんのライブは全公演行っても違うように楽しめてしまうんだなって再確認☆


今回、薬師寺ライブでは「堂本剛」と銘打っただけあって、今までの集大成という感じですごく感動しました☆

まさに新しい「堂本剛」というアーティストの誕生の瞬間だった。。。

「僕はつらい時音楽に救ってもらった。今度は僕が一人でも多くの人を救ってあげられるようになりたいと思う」
「僕は一生今日のこの感動を胸に生きていきたい」みたいなことを言ってて・・・
剛くんの言葉からも色々感じたけど、言葉だけじゃなく、剛くんから発せられるオーラがいつもと全然違っていたの。
あの日、薬師寺で一緒にいられた時間は私にとっても記念すべき大切な瞬間だったし、私にとっても一生胸に残る感動でした。。

    




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