紅葉あらすじ紹介のページ
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鬼小路紅海は、巫女のバイトをしている少し変
な高校生でした。
母親が早く亡くなり、父親と弟の三人でつつま
しく生活していました。家は鎌倉八幡宮の近く
の小さな神社で、父親はサラリーマンと神主を
兼業しています。
世界オタク化計画をたくらむドクターニコラは、
特殊な電磁波を利用して、人々の心を意のまま
に操る装置を開発しました。しかしこの装置を
動かすためには、超人的な能力が必要でした。
ニコラは、チベットで蓮(レン)という少女を
見つけだし、仲間に加えます。しかし、レン一
人の力では不充分と判断し、かねてより妖しい
能力を使うと噂の高かった紅海に目を付け、誘
拐しました。
紅海は、レンによって過去の記憶がよみがえさ
せられ、朱い鬼姫紅葉となり、ニコラの計画に
協力するようになりました。
紅海の弟であるサビキ君の依頼で、シラサたち
は、紅海を捜し始めますが、とんでもない大事
件に発展していきました。
戦いの最中、地球がフォトンベルトの範囲に入
ることがわかり、ニコラは撤退し、レンと紅葉
も元の生活にかえります。紅葉は眠りに入りま
した。
201X年地球と太陽系はフォトンベルトに入
り。光子の影響で人々の霊力は高まります。
しかしほぼ同じころ3600年ぶりに浄化の星
が帰ってきました。この星は、火星と木星の間
に留まりアステノイドベルトが混乱、小惑星の
軌道が乱され地球に落下する隕石が増加してい
ました。
騒然とした世情の中、前生の記憶を持つ者が増
えてきました。
1年後の秋、18歳の誕生日を迎えた紅海は、
再び紅葉として覚醒します。
これが、この物語の時代背景です。
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