中心性漿液性網脈絡膜症の眼底写真

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原因は・・・・
網膜の映像の写る一番の中心部分が腫れてくる病気です
網膜の一つ外側には、網膜に栄養を供給したり、いらなくなったものを吸収したりする脈絡膜という膜があります。
網膜と脈絡膜の間には網膜色素上皮という境界をしてくれる膜がありますが、その境界をしてくれる網膜色素上皮の働きが弱くなって網膜が腫れてしまったのがこの病気です。
30歳から40歳代くらいに多い病気ですが、主にストレスが原因と言われています

症状は・・・・
映像の写る部分が腫れてくるわけですから、「ものがゆがんで見える」「ものが小さく見える」「中心に何かが邪魔をして見えない」と言った症状が出てきます









検査は・・・・
造影剤を使い、網膜の漏れている部分を探します

治療は・・・・
普通は自然傾向のある病気ですから発症後、あまり日数が経っていなければ、経過観察をしていきます。

ただし、次の場合には網膜光凝固を行います
@2-3ヶ月たっても改善傾向がない場合(網膜が傷んでしまい、将来、後遺症が残ることがあるためです)
A何度も繰り返している(@と同じ理由です)
B早く治したいと希望する時
ただし、漏れているところが、中心部分に近すぎる場合は網膜光凝固ができないこともあります

注)この検査は散瞳検査が必要な病気です
来院前に必ず、散瞳検査の内容をお読みください

散瞳検査とは