2007年9月号   まぐろ(ドカベン)
今現在、日本で一番多く食べられてる魚と言えば、マグロではないでしょうか?

クロマグロ(ホンマグロ)・ミナミマグロ(インドマグロ)・メバチ・キハダ・ビンナガなどがあり、特にクロマグロとなれば味も値段も最高です。

☆いつから…???

日本人がマグロを食べ始めたのはナント、石器時代からです。今でこそ高級品ですが江戸時代までは下級魚とみなされていました。天保年間に大漁が続いた際に、保存用として醤油漬けが考案されて、その後寿司ネタとして人気が上がりました。

冷凍技術がない時代は、赤身より、トロ(脂身)のほうが腐敗しやすく不人気で一般庶民に安く提供されていたそうです。

昭和30年代に遠洋マグロを零下50度で瞬時に冷凍する保存技術が開発され、食生活が洋風化されたこともあり、赤身とトロとの人気が逆転されました。

☆マグロは栄養の宝石箱や〜!

マグロは、脳や目の機能を高めたり記憶力の低下を防いだりするDHAや、動脈硬化・心筋梗塞・視力回復などの効果があるEPA、脂肪の酸化や過酸化脂質の生成を抑え、狭心症の予防にもなる必須微量元素セレン、さらにタンパク質が25%もあり、まさに栄養の宝石箱です。

赤身とトロではタンパク質・ビタミンの含有量は大差ありませんが、脂質やカロリーは全然違い(別記)、カロリー過多の人は赤身を食べるようにしましょう。

○脂質量 (100c当たり) 

赤身・・・1.4c

トロ・・・24.6c

○カロリー(100c当たり)

赤身・・・133kcal

トロ・・・322Kcal

(ドカベン)

2007年7月号   冷やし中華(ドカベン)

暑い夏にもっとも食べたい麺料理と言えば素麺・ザル蕎麦・うどん・冷麦・冷麺などいろいろあるが、冷やし中華はどうでしょうか?食欲のない時などはピッタリですよね!

冷やし中華は麺料理の一つで、日本で創作された中華風料理なのです。冷やし中華の発祥は何処か皆さんご存じですか?

発祥の解釈にはいろいろあるが、実は仙台(宮城県)なんです。 昭和12年に仙台の『龍亭』というお店が発祥とされています。

その当時は今現在のものと違い、湯がいたキャベツ・塩もみキュウリ・スライスしたニンジン・チヤーシュー・トマトなどが乗せられていたそうです。その後、夏場売り上げアップのため甘酸っぱいタレがかかっていても見た目や味付けなどに一工夫されたものが続々と登場していきました。

戦後、寿がきやがところてん心太のつゆ(三杯酢)に冷やした麺に掛けたのが今のスープによる冷やし中華の発祥とする説もあります。

ちなみに中京地区を中心とした寿がきやは、CMなどで独自の歌とともにマヨネーズをかけて食べようと宣伝していたため、名古屋人がマヨネーズをかけて食べる冷やし中華の発祥となります。

呼び名は同じ調理方法でも冷やし中華と言う場所もあれば、冷やしラーメン(北海道・山形)・冷風麺(盛岡)・冷麺(西日本)と地方によって違います。韓国式の冷麺は区別するために韓国冷麺と呼ばれています。

最近では、醤油ダレ・胡麻ダレ・辛味噌ダレ・etcいろいろあって美味しいですよね。

野菜も食べて暑い夏を乗り切ろう! 

(ドカベン)

2007年5月号   トースト(ドカベン)
3月号に続き今月は、トーストの選び方や保存方法です。

選び方のポイント

市販の商品で袋の中に水滴が付いているパンをたまに見かけますが、これは焼き上がり後、十分に冷まさずに袋詰めしてしまったためです。この水滴をパンのミミが吸ってしまうと、美味しく焼き上がりにくくなってしまいます。

また『サクッ・フワッ』を追求するならば、6枚切りなど薄いものより5枚・4枚切りがお勧めです。そして少量サイズをこまめに購入し、1回で食べきるようにするのがコツですね。

『ケービング(パンがへこんでゆがんでる状態)』を見逃さないことも大切です。発酵させ過ぎた生地を焼いたり、窯から出す時に何らかの理由で冷たい空気が急に入ってしまったり、焼きが少ない時に起こる症状です。これは、味が落ちるうえ、スカスカの部分と詰まっている部分が混じって食感にムラができ、ゴムのような食感になります。さらに上級編として、食パンの表面に見える細かい穴ボコが楕円形のものほど美味しいと言われます。

おいしいパンを買ったら、大切に保存。

3日以上常温で保存するとパンの水分がどんどん外へ逃げ、焼き上がりがパサパサになってしまうので冷凍庫を利用しましょう。その冷凍したパンを解凍して焼く時の注意ですが、解凍時にパンの水分が表面にたまり、ベチャベチャになります。このままトーストするとゴムのような食感になりおいしくないので、冷凍状態のままで余熱したトースターに入れましょう。おいしくサクッ・フワッと焼きあがりますよ。

(ドカベン)

2007年3月号   トースト(ドカベン)

「朝はトーストで。」という方も多いことでしょう。同じ食べるなら少しでも美味しく!そこでちょっとしたテクニックをご紹介しましょう。

食パンは乾燥は禁物。

購入したら「2日以内に食べる分」以外は水分が逃げないようにラップをして、チャック付きの保存袋などに入れて冷凍庫に入れましょう。 常温や冷蔵では水分が逃げて、パサパサになってしまうからです。

おいしく焼きましょう。

まず、トースターを(*)予熱します。中に一瞬手を入れ、熱く感じるぐらいに熱し(約2分)、いっきに焼く!冷えたトースターの中でじわじわ温度が上がる状態は乾燥が余計に進んでしまうのでよくないんです。

サクッとフワッと焼く秘密は《水》!

パンから30pほど離して霧吹きで1〜2回シュッと。表面を湿らせておいて高温でサッと焼き上げる。これが《サクッ・フワッ》の裏技。霧吹きがなくても、湿らせたキッチンペーパーで包み、5分ほど置いてからペーパーをはずし、予熱したトースターに入れるとOKです。

ちなみに焼く時は1枚より2枚ずつ並べて焼いた方が庫内の温度が均一になり、よりよい焼き具合になります。 忙しい朝でもチョット手間をかけてみては?

トーストのおいしい食べ方

バター(マーガリン)は一般的ですが、その上に、ピーナツバター・メープルシロップ・マーマレード・あんこ・練乳、更には、練りゴマ・ノリ・ふきとうの佃煮・アジの干物のほぐし身マヨネーズ和え、などなど、いろんなアイデアがあるようです。皆さんも一度お試しあれ。 

5月号にトーストの選び方やより良い保存方法などなどをお届けします。          (ドカベン)

 

(*)予熱・・・トースターなどで調理する時、前もって庫内温度を上げておくこと

2007年1月号   おせち料理(ドカベン)
おせち料理は、上から一の重、二の重、三の重、与の重(四は不吉な数字とされてるため使わない)までの四段重ねが正式です。

一の重は「口取り肴」といい、きんとんやかまぼこなどの甘い料理、二の重は「祝い肴」といい、小ダイやブリなど焼き物。三の重は煮物、与の重は紅白なますや菊花カブなどの酢の物となっています。

これらの料理を各お重に、五品、七品、九品と奇数で詰めていきます。(これは陰陽五行説により奇数は陽・天・日・明・表など積極的な面を表すおめでたい数字とされているからです。)

そもそもおせちというのは、「節会(せちえ)」「御節供(おせちく)」の略称で、人日(じんじつ)正月七日、上巳(じょうし)三月三日、端午五月五日、七夕七月七日、重陽(ちょうよう)九月九日の五節句などの節目に用意される料理をさしていました。 中でも正月は特に重要なので、正月の祝い膳を「お節(おせち)」と呼ぶようになったのです

最近、おせちを作る家庭が少なくなってきてますが、「伝統的なもの」なので、作り続けましょう。だって一年に一度だもん。

〈おせち料理のいわれ〉

◇黒豆・・・一年の邪気を払ってまめに過ごせることを願う

◇数の子・・・子孫が繁栄するようにという意味

◇こぶ・・・喜ぶの語呂合わせからめでたい席に欠かせないもの

◇田作り・・・五万米(ごまめ)ともいう。ごまめを肥料にして収穫を得たところから・豊作を祈願する

◇伊達巻き・・・卵は子孫繁栄。巻くことは結ぶこと、仲よくしていくことも意味する

◇なます・・・神聖な色(白)と慶事の色(紅)をダイコンとニンジンで表したもの

◇きんとん・・・黄金色の小判を意味し、財産が殖えることを願うもの

◇レンコン・・・将来の見通しがよいように願うもの

(ドカベン)

2006年11月号  便秘(ドカベン)
《便秘とは》

◇排便回数が週3回未満 ◇固い便 ◇残便感 ◇少ない便量 ◇うまく出せない(排便困難) 

などありますがその人の排便習慣からみて異常に遅い状態のことをいいます。 毎日ないからと言って「便秘になったよ」と思うのは間違いで、数日に1度でもスムーズに排便されてスッキリ満足感があれば便秘じゃないんです。 回数も個人差や、同じ人でも変動があるので問題ではないようです。

《便秘の原因》

○我慢癖

我慢していると、そのうち便意は消えてしまい、何度も繰り返していると便秘になります。

○安易な下剤(便秘薬)の常用

薬に頼りすぎる《下剤依存症》に陥ると、大腸の働きが弱まり自然な便意を失ってしまいます。ひどくい場合、手術をすることも。

○ストレス

自律神経のバランスが崩れると、結腸にけいれんが起こり便が出にくくなります。 他、運動不足・高齢によるぜん動不良・食物繊維不足・小食・水分不足などなどなど。

《便秘解消のポイント》

『生活習慣の改善』・・・・毎日朝食を取り、ゆとりをもってトイレに行くようにし、絶対に便意を我慢しないこと。ストレスをためず、常時リラックスしていること!

『食生活の改善』・・・・ヨーグルト・納豆・漬物・みそなど、腸内善玉菌を増やす乳酸・発酵食品。消化器の働きを活発にする野菜・豆類・果物など十分に摂ること。

『下剤は最後』・・・・薬に頼りすぎてはダメ!

 これからの寒い時期には増えてくるといわれています。ちょっと気になる人は、この欄をご参考に!

(ドカベン)

2006年9月号  コーヒー(Nカツ)
コーヒーの歴史は15世紀頃のエチオピア高地から始まります。アラビア半島を通って17世紀頃からセイロン(現スリランカ)ジャワ島(現インドネシア地方)、18世紀初頭からオランダ、そしてフランスに伝わったとされます。

フランス人はコーヒー貿易に強い意欲を示し栽培へ乗り出しましたが失敗し、わずか1本の木を除いてすべてが枯死したと言われます。それでも1720年に1本の木から1万5千個の種の植え付けが成功し農園設立へ! この頃はコーヒーの木は大変貴重とされ、水不足の時でもコーヒーの木には水を与えられ1本でも傷つけ枯らした者は死刑にされた程です。

こうしてフランスから南北アメリカ、ブラジルへとコーヒー豆は世界を旅し今では80カ国以上2500万余りの農家で推定150億本の木が栽培され、毎日22億5000万杯のコーヒーとして消費されています。年間売り上げが700億ドル(約8兆500億円)に達する現在のコーヒー産業、アメリカ誌によれば、世界における取引額がコーヒーをしのぐのは石油だけらしいですよ!すごい!

あッコーヒーおかわり〜。

 

現在生産されているコーヒーは、3分の2がアラビカ種、3分の1はロブスタ種と言われています。ロブスタ種は土臭くアロマが強いため大半はインスタントコーヒーになります。

(Nカツ)

2006年7月号   ヨーグルト(ドカベン)

日本でヨーグルトが普及しはじめたのは明治の中頃ですが、その歴史は以外にもけっこう古いんです。

 資料によると飛鳥時代に仏教と共に百済からヨーグルトの原形が伝えられたとされていますが、高級な滋養薬だったため一部の特権階級しか食べられなかったようです。

 当時、代表的な乳製品に「酪(らく)、蘇(そ)、醍醐(だいご)」というのがあり、諸説ありますが酪(らく)がヨーグルトのようなものであるとされています。〔蘇(そ)はチーズ・醍醐(だいご)はそれら乳製品の最上級のもの=仏法の最上段階を指す〕

 屋内生活が中心の貴族や才女たちの骨は弱く、骨折なども多かった可能性があり、それを防ぐ役割を担ったのはヨーグルトだったのではないでしょうか?

 ヨーグルトの魅力は、カルシウム、タンパク質、ビタミンA、B群などがバランス良く含まれていることです。カルシウムの代名詞といえば牛乳ですが、実はヨーグルトの方がカルシウム補給に適しています。発酵により吸収率が更に高まるんだとか。牛乳をよく飲む人は骨密度が高いのですが、最近ではヨーグルトを食べる子供達のほうが骨密度が高いことが研究によりわかったんですよ。

         (ドカベン)

2006年5月号   三大珍味(ドカベン)

世界の三大珍味はキャビァ・トリュフ・フォアグラと言うのは皆さんご存じでしょうが、日本にも三大珍味があるのはご存じですか?

からすみ・このわた・うにが日本三大珍味と呼ばれています。

からすみは、ボラ・サワラなどの卵巣を塩漬けにし、圧搾乾燥させたもので、形が中国の墨・唐墨に似ていることからこの名前になったそうです!

このわたは、ナマコの内蔵で作った塩辛のこと。

うには〈塩うに〉のことをいい、ムラサキウニ・アカウニ・バフンウニなど、うにの卵巣に塩を加えて練ったものです。うにの代わりにフグの「卵巣ぬか漬け」というのがありますが、これは猛毒のあるフグの卵巣を1年間塩漬けし、その後4年間、ぬか漬けをしてから食べる、毒性を低くした珍味です。

どれも皆、大人の味で酒の肴にはもってこいです。考えただけでも飲みたくなりますね。

(ドカベン)

2005年12月号  冬の味覚の大様『カニ』(ドカベン)
松葉ガニ・間人ガニ・越前ガニなどの呼び名があるが、松葉・間人・越前は地名で、全部ズワイガニである。良いカニの選びかたは色々あるが甲羅の裏、腹側を指で押して堅めのもの・ツメが大きいもの・重量のあるものがよい

『カニの食べ方』

活けの場合はさばいて氷水につけ“藤の花”が咲いたようにして食べるのが美味い!

焼く場合は水分を飛ばしすぎずミディアムレアに焼くのがポイント。できれば調味料なしで食べたいが好みに応じてレモンやスダチなどをかけるのもアリ。

茹でガニは三杯酢で食べると美味しいが脚身をカニミソと絡めて食べるのもまろやかになっていいよ。

カニミソは大人の味、甲羅の中に酒を入れて食べたい!味を深めるために、ひとさじの味噌を入れて食べるのもいいよ。

鍋にする場合はカニシャブ・カニチリ・カニスキetcなどあるがいずれにせよポイントは生カニを使い、早めに引きあげること! カニのエキスがダシに溶け込み野菜まで美味しくなり、いくらでも食べられる!

鍋のシメは雑炊。具を食べ終わったら調味料(醤油やぽん酢)を入れ洗いご飯をいれ、蓋をして沸騰したところで鍋にとき卵を入れ再度蓋をし火を止める。 2、3分蒸らしたあと海苔やネギを入れて完成。カニの身が残っていたら混ぜよう!カニミソを入れたりね!

ほかにもメニューは色々あるが焼きすぎたり、煮すぎたりしないように気をつけよう。

この冬、愛する人・家族・友人・仲間で冬の王様カニを堪能しよう。             (ドカベン)