[ 規則性 ] [ 数の性質の利用 ] 関学エクスプレス  bW−1

    50円切手と80円切手がたくさんあります。 郵便料金が10円単位だとすると、

    これらを組み合わせてもできない料金は何通りありますか。



  [ 解説 ]

  下の図のように、10から80までを横1列に並べます。 そうすると、縦の列はそれぞれ、80ずつ増えていきます。

  ただし、50と80の最小公倍数=400 より、400円までを10円単位で表にします。




  まず、50円を考えると、50円から下に80円ずつ増やすことができますので、50円から下の料金は80円切手を増やして作れます。

  また、80円を考えると、80円から下に80円ずつ増やすことができますので、80円から下の料金は80円切手を増やして作れます。

  100円は、50×2=100より、50円切手2枚で100円の料金はできます。 同様に100円の下の料金は80円切手を増やして作れます。

  150円は、50×3=150より、50円切手3枚で150円の料金はできます。 同様に150円の下の料金は80円切手を増やして作れます。

  200円は、50×4=200より、50円切手4枚で200円の料金はできます。 同様に200円の下の料金は80円切手を増やして作れます。

  300円は、50×6=300より、50円切手6枚で300円の料金はできます。 同様に300円の下の料金は80円切手を増やして作れます。

  350円は、50×7=350より、50円切手7枚で350円の料金はできます。 同様に350円の下の料金は80円切手を増やして作れます。


  以上より、できない料金は、上でできる料金以外の、

  10円 20円 30円 40円 60円 70円 90円 110円 120円 140円 170円 190円 220円 270円 の14通り

                                               [解] 14通り