泪橋
今日の日暮れは 東山
雨に打たれる 疎水べり
行きつ 戻りつ 偲びつつ
あの日の友は 今いづこ
泪でかすむ この橋は
誰が名づけた 泪橋
誰が名づけた 泪橋
一人二人と この橋を
泪で渡って 帰らない
ともに語った あの世界
昔話と 笑うのか
きっと帰ると 手を握り
友と別れた 泪橋
友と別れた 泪橋
川の流れか 時は過ぎ
友の便りも すでに絶え
渇いた心が 残るだけ
死んだ友さえ まぼろしか
渡りきれずに また戻る
虚しさだけか 泪橋
一人ぼっちに 耐え切れず
思わず友の 名を呼べば
泪の顔は 雨の中
みんなやさしい 友なのに
どこまで続く 悲しみは
一人ぼっちの 泪橋
一人ぼっちの 泪橋
誰が名づけた 泪橋