人は城を見上げる

無口になって
去来するものを
噛みしめるかのように

ピュアな
あの頃が映って
歴史の一こまが
雲になる
kazem

お城は
人びとの夢が
詰まってる
大阪の人は
昔からお城を町の
中心にすえて
商売を営んで来た
学生は校歌で
お城を歌い
ながめて夢を
ふくらませて来た。
お城には登らないが

みんなの純粋だった
あの頃が白い雲となって

浮かんでる・・・。