黒 鱒 日 記

「強風の為、エレキも効かず座礁 実釣2時間」

    日 付 :99/12/18 (土) 

    場 所 :名鉄沖・堅田港 (琵琶湖) 

    天 気 :曇り  水 温 :9.5℃〜10.7℃

Anglar 釣 果 Big One

西 田

1尾

35cm

エバーグリーン スピンムーブシャッドSP

吉 永

0尾

cm

 ここ数日風もなく、比較的暖かい日が続いた。 バスの活性もさぞ高くなっているだろうと前日まで思っていた。 AM0:30に帰宅したのだがその時も無風だった。 ところが4時間後のAM4:30に起床し外へ出るとなんと強風が吹き荒れていた。 「やばい」と思い、部屋に戻りインターネットで大津の風速を調べると北西の風5〜6m。 案の定、滋賀県には強風注意報が発令されていた。
 ということで、バスの活性は?だが、私の活性は急激に低くなりながらも琵琶湖へ向かった。

《名鉄沖》
 AM8:30、フィッシングスタート。 南風がやや強いという感じで釣りにはそう影響しない風であった。
 吉永氏はベイトロッド2本のみのタックル、私はベイトロッド1本・スピニング2本というタックルで臨んだ。 吉永氏は強風でライトリグは使えないと判断したようだ。
 吉永氏はロングビルサスペンドミノー&テキサスリグをメインに、私はサスペンドシャッド&ダウンショット&ラバージグをメインで使った。 ベイトフィッシュも所々に居て、ウィードもまだ腐っておらず、釣れる雰囲気はあるのだが、全くのノーバイト。 周りに3〜4艇ボートが浮いていたが釣れている様子はない。
 開始から1時間経ったが二人ともノーバイト。 
 私はダウンショットで粘っても釣れないので、今週のルアーニュースでダウンショットよりサスペンドミノーの方が釣れるという記事を信じ、ひたすらエバーグリーン スピンムーブシャッドSP(アユ)をキャストし、ウィードに絡め、止め、トゥイッチ、ウィードに絡め、止め、トゥイッチ・・・・・・を繰り返した。
 そしてAM9:26、エバーグリーン スピンムーブシャッドSP(アユ)にて35cmバスをゲット。(写真) ウィードで止め、トゥイッチで抜けた瞬間にヒットした。 プラグの後部フックに皮一枚で刺さっていた。
 その後もSPシャッドをキャストするがバイトなく、AM10:00すぎに堅田港へ移動した。

《堅田港沖》
 バスの越冬場所としてこれから港内にバスが入り込むと読み、堅田港一文字沖を攻略。 ウィードが刈り取られており、魚探には何も映っておらず30分程粘ったがノーバイト。

《琵琶湖大橋西詰》
 AM11:00、西詰4本目の橋脚から攻めたが、この頃から北西の強風が吹き始めた。 エレキをMAXにしてもゆっくりしか前に進まない。 橋脚の風裏を離れるととても操船できる状態でなく、琵琶湖全体に白波が立ち始めた。 危険を感じ、一旦名鉄沖まで戻った。 

 名鉄沖に戻っても白波が立っていて釣りができる状態ではなかったので、名鉄ワンド内まで移動。 ワンド内もまた強く、エレキをMAXにしても風に負けてしまい、積み石に座礁した。 エンジンを使いなんとか脱出できたが、「エレキが通用しない=釣りができない」ということで、AM11:30終了した。


 実釣2時間で結局吉永氏はノーバイト、私は1バイトで1尾ゲットと非常に厳しい(寒い)内容だった。
 さすがに今日ぐらい風が吹くとメチャメチャ手足が冷えて釣りにならない。 こうなると釣りより温泉にでも入ってと思ってしまう。
 今年のバスフィッシングも残すところあと1回となり、来年1月以降の予定も正月の1回だけと、自分も寒いので誘わずまた誘われもせず、1月・2月はこのまま冬眠しようかなと思う今日この頃である。
 でも、春まで我慢できず、雪の中で釣ってる自分の姿もまた予想できるのである。

【西田】

執念の一尾
p991218a.jpg (18170 バイト)

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