黒 鱒 日 記

「河口湖はビジターに厳しかった」

    日 付 :99/8/10 (火) 

    場 所 :F 白須ワンド・小立 (河口湖)

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    天 気 :曇り時々   水 温 :23.8℃(スポニチ情報)

Anglar 釣 果 Big One Big One ルアー

西 田

30cm

クロステイルシャッド 2.5インチ

井 口

30cm

クロステイルシャッド 2.5インチ

 本格的にバス釣りを始め、今回初めて近畿エリア外でバスフィッシングを楽しんだ。
 河口湖はNBC(日本バスクラブ)の本部があり、河口湖漁協は日本で初めてバスの養殖に取り組み成功し、また養殖以外に琵琶湖・霞ヶ浦のバスを移植放流している。魚種認定している湖・ダムはあるが自然繁殖であり、河口湖のように継続してバスを放流している湖はない。
 バス擁護への取り組みでは河口湖が現在日本一の湖であることは間違いないと思う。
 宿のオーナーが漁協の組合員(監視員)をしており、前日の夕刻に河口湖畔をオーナーと散策した。 PM7:00頃ながらオカッパリのバサーが20M間隔で釣っていた。 休日昼間だとどこでも5M間隔になるそうだ。 オーナー(漁協監視員)がバサーに入漁券の提示を求め確認すると、半数以上が入漁券を購入せず無券で釣っていた。
 興味ある情報として漁協内でもブラックバス運営に関して意見が分かれているようで今後もバスを推進していくかどうかは微妙だそうで、それより詳しくは教えてもらえなかった。

 さて、本題の8/10河口湖フィッシングレポートだが、富士五湖でボートを使う場合船舶検査証書(船検)以外に山梨県の許可証が別に必要な為に今回はレンタルボートを借りた。 ハンドエレキを自宅から持ち出したがレンタルボート形状の関係上エレキを取り付けできず、約4年ぶりに手こぎボートでの釣りとなった。 (河口湖には足こぎボートがない)
 紀伊半島に熱帯低気圧が停滞しており、一日中天気が愚図つき強風が吹いていた。
 AM8:00、白須ワンド内のレンタルボート店を出発。 ボート屋にポイントを聞くとボート屋前にある鯉のイケスが一番良く釣れているという事だった。
 イケスからスタートしたがアンカーに結んでいるロープが短くて底に付かず沖に流されイケスで釣ることを諦めた。
 最初はボートを流れに任せ、イケスの沖にある浮き魚礁に今回河口湖用として購入したクロステイルシャッド2.5インチ(パープルウィニー)のダウンショットをキャスト。 フォール中にラインが走ったのでアワセて巻き寄せると立派なブルーギルが掛かっていた。 河口湖最初の1尾がギルとは少し顔が引きつってしまった。(トホホ)
 AM10:37、沖にある島周辺から更に沖へ移動しようとアンカーを上げていた時、井口氏が「なんか釣れてるかも」と言った。 ロッドを見ると確かに生命反応があり、バス釣り初めての井口氏はテレビの釣り番組内で海の大物を釣り上げている方法(竿を下から上に立てて、また竿を下に戻した時にでる余ったラインを巻く方法 カジキなどのトローリングでよく使う方法)で、ロッドワークしていた。 私は隣で笑いを堪えていた。 フックが喉の奥に掛かっていたのでバレずに無事ランディング。 計測すると30cmのバスでやや痩せていた。(写真左) ヒットルアーはレイクポリス クロステイルシャッド2.5インチ(パープルウィニー)のダウンショットリグ。
 昼近くになり風が更に強くなり、ワンド内にある鯉のイケスに戻った。 イケスの沖側は水深が深くアンカーが底に付かなかったので岸側のイケス横にアンカーを打った。
 私は開始から4時間でギルのアタリが1回だけと非常に淋しい内容であった。 しかし、このポイントでは小さいアタリが何度かあり少し期待が持てた。
 PM12:30、私がイケス横にレイクポリス クロステイルシャッド2.5インチ(パープルウィニー)のダウンショットリグをキャスト。 大きいアクションはとらず、底をズル引くとアタリありフッキング。 ボート手前まで引き寄せ、ボートに上げようとした所で痛恨のバラシ。 
 しかし、釣れる事が分かり丁寧にシンカーを底に這わせると同じポイントで連続ヒット。 今度は慎重にバスを取り込み30cmバスを無事ゲット。(写真右)
 PM1:54、同ポイント同リグで21cmを追加。
 PM2:12、イケスから50M東のウィードエリアでレイクポリス ダーツ3インチ(スヤマ)にて26cmを追加。
 PM2:30、今日中に大阪へ戻らなければならず終了した。

 河口湖バスの印象は放流している割には結構渋い。 ハード系ルアーを使う機会がほとんどない。 湖は小さい(琵琶湖南湖の3分の1ぐらいかな)のに遊覧船・プレジャーボートが頻繁に通過し、常に引き波がくるので釣りにくい。 東京から車で2時間の距離で釣り人が多く、常にハイプレッシャー。
 近畿外に行き、琵琶湖の雄大さ、バスのサイズ・数、使えるルアーの数など、琵琶湖の良さを再確認できた。 また、いつでも琵琶湖に釣りに行ける場所に住んでいることに幸せを感じた。

【西田】

井口氏が初めて釣った30cmバス  河口湖で初めて釣った30cmバス
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