黒 鱒 日 記
「赤野井 好調!」
日 付 :99/8/7 (土)
場 所 :山の下湾・名鉄マリーナ・赤野井 (琵琶湖)
天 気 :曇り時々晴れ一時雨 水 温 :27.2℃〜28.9℃
Anglar |
釣 果 |
Big One |
Big One ルアー |
西 田 |
10尾 |
34cm |
TDバイブ106S(アユ) |
福 本 |
0尾 |
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昨日の天気予報では台風8号が九州南部に近づいている為に琵琶湖は風速5M〜6Mで大荒れになると予報していた。
AM4:00、起床。 NHKが特別番組として天気予報を放送しており、奈良県南部には大雨洪水警報が発令されていた。 各地に強風注意報が出ていた。 もちろん滋賀県南部にも。
AM6:30、マリーナ到着。 湖面を見ると名鉄湾内でさえ、白波がたっておりババ荒れ状態。 1ケ月ぶりの琵琶湖だったので今日は南湖一周したかったが、北山田・ディープホール・浜大津方面へ行くことは諦めた。 また、この時点でボーズを覚悟した。
AM7:00、とりあえず出発。 しかし、エレキを全開にしても逆風でほとんど前に進まない。 エレキが役に立たないので船外機で湾外へ出た。 湾外はとても釣りが出来る状態ではなく、一旦山の下湾へ入り、湾内で一応釣りを行った。 浮き魚礁より内側でも波は強く、ストラクチャーをタイトに攻めることは出来なかった。
その強風の中、AM8:42に私が山の下湾最奥にあるアークロイヤルボートクラブ前にてTDバイブ107SP(ホットタイガー)で22cmの子バスをゲット。 なんとかボーズを逃れ、ホッと一息。
しかし、その後アタリなく、山の下湾から名鉄マリーナへ移動。 ここでもアタリなく(ギルのアタリはあったが)、AM10:30早々に昼食タイム。
この頃から雨が強くなりレインコートを着用。 これが爆釣ポイントへ向かうキッカケとなった。 今日の風・波は赤野井から山の下湾へ向けて吹いており、「赤野井は山の下湾より波が穏やかではないか」と朝から思っていた。 しかし、この波ではズブ濡れになるのが目に見えており、赤野井へ行く勇気がなかった。 が、レインコートを着た事によって濡れる事への抵抗感が無くなり、「名鉄で最後まで粘っても釣れて1尾、赤野井ならバイブレーションで絶対釣れる」と思えてきて、福本氏と相談し赤野井へ移動した。 幸いなことにこの時は風がやや微風に変わり、難なく赤野井に到着。
ここからTDバイブ106S(アユ)で8尾、ゲーリースレンダーグラブ5インチのノーシンカーで1尾と爆釣が始まった。 アクションはズル引きで、テトラ一文字から100M〜300M以上沖に離れたポイントが良かった。 しかし、サイズは20cm代が中心であった。 テトラ周辺は水面下1Mを一面トロロ状の藻が覆っており、バスは付いてない。
ボートの操船方法は赤野井も波は強かったので、船外機でテトラまで行き、後はエレキを使わず波にボートを任せ、テトラから沖に向かってボートが流され、ボートが通過する各々のポイントをバイブレーション中心に撃っていった。 そして数百メートル沖に流されウィードが無くなってきたら、また船外機でテトラまで戻るという方法をとり、この日は4回これを繰り返した。
福本氏も赤野井では私同様TDバイブ106S中心に攻めたのだが、釣れたのはギル1尾と残念な結果に終わった。 お互い左右ポイントを分け合っていたが、私の方にだけバイトがあり、福本氏も一度バスがヒットしたが、エラ洗いでバラシてしまった。 この差は何か分からないが、もしかするとルアーカラーにあるかもしれない。 私はアユカラー、福本氏はギルカラー。 バスはアユが大好物、ギルは他にベイトが居ない場合に非常食で食べる程度。 バスの好き嫌いが釣果に影響したかも。
【西田】
福本氏(右)の背中が非常に寂しそうに見えた

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