黒 鱒 日 記
「ファーストヒットは絶対釣るべし」
日 付 :99/7/17 (土)
場 所 :高山ダム (奈良県)
天 気 :曇り 水 温 :25.0℃〜27.2℃
Anglar |
釣 果 |
Big One |
Big One ルアー |
西 田 |
1尾 |
47cm |
ラバージグ+ゲーリーグラブ4インチ |
大 原 |
0尾 |
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前回7/4釣行した高山ダムは3時間で5尾と確かに良く釣れた。 あれから2週間。 大雨も降っておらず、水質も更に安定しているハズ。 今日は目標20尾、悪くても10尾は釣れると確信していた。
AM6:00、高山ダムに到着。 道路から水面を眺めると、前回茶色だった湖面が緑色に変わっていた。 「ヨッシャ〜 予想通り水質が良くなっている」とその時思った。
AM6:40、月ヶ瀬スロープからスタート。 ダムサイトに向けてボートを進めた。 私はペンシルベイトから、大原氏はバイブレーションからスタートした。 数投後、私がラッキークラフト社サミー100(アユ)を岸際にキャスト。 3M程引いてきた所で水面が割れてヒット。 一呼吸置いてアワセ、無事針にのった。 エラアライするバスを強引に寄せて途中でバラシてしまった。 「今回も10尾は絶対釣れる」と確信した。 しかし、「最初の1尾をバラスとその1尾がなかなか釣れない」というイヤなジンクスがある事も思い出した。
トップでヒットが遠のき、ラバージグに交換。 前回よく釣れたポイントで同じラバージグをキャストするが今回は全くバイトがない。 1時間近く粘ったがアタリがないので、今回使う予定のなかったダウンショットに交換。
岸際の岩盤・ワンド・立木ではアタリなし。 沖にある立木に何気なくキャスト。 着水後すぐに何か重いものに引っかかった感触があり、一応アワセを入れた。 すると水面から40cm前後のバスがジャンプ。 バスはその後下へ潜って行き、立木に巻かれてバラシてしまった。 釣りを開始してから2時間以上経っており、「今回も10尾は絶対釣れる」という思いは消え失せ、今は「最初の1尾をバラスとその1尾がなかなか釣れない」という事が私の脳を支配していた。
スロープ下流部では釣れないので、最下流となるダムサイトへ大移動した。 ダムサイトへ近づくにつれ、水が黄緑色に変わってきた。 すなわちアオコが大量に発生してしたのだ。
釣れるような気配なく、少し釣りを行うが案の定アタリなし。
スロープより上流はアオコが少なかったので上流に移動することにしたが、その前にマイブームとなっているダムサイトにあるブイを攻めた。
ブイ付近にもアオコが発生していた。 AM10:10、ブイへキャストするがノーバイトが続き、ブイ中央にブイを支える鉄柱が2本立っていた。 そこへラバージグをキャスト。 2M程落ちたところで明確なバイトあり、即フッキング。 ばっちりフッキングでき、バスは下へ下へと潜りヘビーアクションのロッドがかなり絞り込まれた。 ドラグを緩めて、ゆっくり引き寄せ、慎重にランディングした。 リザーバー(ダム)では今期最大となる47cmのグッドバスであった。
最下流のブイから最上流となる名張川インレット(流れ込み)へ大移動。
インレットは活性の良いバスがベイトを捕食しに来るのだが、我々のルアーにヒットはなかった。 その後私が岩盤際にスプリットショットをキャストしたところ、その周りで水面が動いた。 「バスよ食ってこい」と祈りが通じたのかヒット。 しかし、またまた途中でバラシ。 ラインを巻くと針が無くなっていた。 もともとダウンショットをリグっており、途中岩に引っかかって針から下のラインが切れ、針の結び目を確認せずにオモリを付けスプリットショットリグにしたのだった。 強度確認をしておくべきであった。
大原氏は明確なアタリがなく辛い一日となった。 私も全然満足できる内容では無かったが。 大原氏は「ギルでもいいから生命反応が欲しい」と半ば口癖となっていた。
AM6:40に釣りを開始しPM3:00まで、結局8時間粘ったが2人で1尾と淋しい内容であった。
【西田】
今期リザーバーでは自己最大となる47cm(西田)

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