黒 鱒 日 記
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日 時 | 2007/12/15(土)AM7:30−PM3:30 | ||
場 所 | 真野・琵琶湖大橋・カネカ(琵琶湖) | ||
天 気 | 曇り時々雨 | 水 温 |
11℃ |
No | Anglar | 3尾総重量 キーパー300g以上/尾 |
Big One | Big One Hit Lure |
1 |
山 本 |
4,060g |
4,060g |
スーパーキラービル(SPシャッド) |
2 |
西 田 |
0g |
0g |
いよいよ、表バス最終戦!!ここまで西やんが年間ビックフィッシュ含みで3ポイントリードと、西やんがほぼ年間優勝確実の状況で、最終戦を迎えることとなった。この最終戦で、山克が逆転するには、3キロオーバーを釣るという、この時期ではほぼ不可能に近い状況のみであった。今年の表バスは、敗者が年間優勝者にラーメン+大盛り+チャーシュー+ギョーザ付きというラーメン店いっさいがっさいのラーメンセットおごりを懸けた戦いであった。そんな最終戦に、そう、誰もが予想だにしない、まさかのドラマが待っていた。
(9:00西田タイム)
本日は、早朝より、時折雪も混じった、あいにくの雨模様。しかも、天気予報どおり、とてつもない冷え込み&湖面の荒れ状況であった。マリーナに7時に集合するも、雨を避けるように車に待機したりと、遅いスタートとなった。朝一より、西田氏は、真野沖を目指した。真野一文字をテキサス・クランク・ミノー・ライトリグ等々でさんざん攻めた。しかし、当然のように、ノーバイト。その後、真野を転々とするも何一つアタリもなし。雪もちらついていた。
(10:30山克タイム)
山克にボート操船をチェンジし、冬の定番で、かつて山克がこの時期コンスタントにバスを手にして自信をもっている琵琶湖大橋橋脚狙いに行った。昨夜より、山克は、このポイントに決めていた。テキサスよりスタートするも不発。しかし、時はやって来た。そう、山克が、スーパーキラービルへタックルチェンジをして、2投目。橋脚際にサスペンドするバスを狙った。その読みは敵中した。山克のロッドに、「ゴーン」というすごいアタリがあった。アタリから、そいつはすぐにデカイとわかった。「西やん、デカイ、網、網!!」。そして、凄まじい引きで水面に現れたバスは、明らかに3キロオーバーはあろうというデカバスであった。だが、そいつは、一度エラ洗いをした後は、ものすごい引きでラインが出るわ出るわ「ジリ、ジリ、ジリ…」。「デカイ!デカイ!バレるな、ライン切れるな」と叫ぶが、なかなか浮いても来ない。ただし、やけに山克は落ち付いていた。エレキで沖へすこし移動し、ウィードに潜られるのを避けた。何分格闘したことだろう?もの凄く長く長く感じた。山克自身、ここまで取り込みに時間を要したのは初めてであった。そして、ついに、ついに、そいつが観念したように浮いてきた!「西やん、網、網」と叫び、取り込もうとするも、またもそいつは、最後の力を振り絞って、深く潜っていった。もの凄く長く、長く時間が過ぎた。そしてついに、やつは観念した。西やんのネットにかろうじて入る、デカバス!であった。ボート上で直ぐに計測するも、あいにく手持ちの4kg秤を振り切った。そう、4kgオーバーのモンスターバスであった。この時点で、年間優勝は決まった!山克が、何と最終戦にして大大逆転したのだ!何とドラマティックな!
(12:00〜15:00)西田タイム)
ノーバイト
マリーナに秤&メジャーを借りて計測した。4,060gの60(ロクマル)cmバスであった!
最終戦、これからの表バス勝負で二度と無いであろう最終戦での大逆転劇。これで、山克は、一昨年のハスキーによる4,280g(63cm)、昨年のジャバロンによる4,650g(62.5cm)に次いで、3年連続4kgオーバー、ロクマルを手にしたのだ!まさにロクマルハンター。しかも、今回は、表バス最終戦で。もう感無量で、ラーメンを敗者西やんよりゴチになった。山克最強!!
(無論、本日まで年間優勝確実であった西やんが相当凹んでいたのはおわかりのとおり)
【by 山本】
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