先週末、冬の時期以来のまさかの坊主となった山克氏は、今回の連休2日間の釣行で雪辱に燃えていた。
初日、初めて藤田氏と同船し、カネカ沖からスタートした。若宮沖までトップで手広く探っていったが、バスの活性は
やはり低いように感じた。しかし、約1時間程経ってからであろうか、藤田氏がACミノー(トップ)で610gのバスを釣り上げ、沈黙を破った。この時点では二人とも、今日は期待が持てそうな気がしてはいたが、やはり、そうは簡単にはいかないとも思っていた。
そうこうしていると、西田氏よりTELが鳴った。今日は来ない予定だと聞いていたが、急遽、松本氏のレンジャーに同船することとなったそうだ。若宮沖で情報交換し、その後、松本・西田組は北山田へ向った。
山本・藤田組は、場所を下物へ移動して、巻物系でチェックしていくも、しばらく沈黙が続いた。この時点で、ピーカンべた凪となり、嫌な状況となった。が、しばらくして藤田氏がノンキーではあったものの本日2本目の子バスを追加した。その後、山克氏もノンキー(280g)ではあったもののバスをGETした。これで山本・藤田組は、坊主を逃れた。
10:00場所を山ノ下湾へ移動し、開始早々、山克氏がテキサス5/8oz(ゲーリークリーチャー)で1,820gのナイスバスを釣り上げた。その後、名鉄沖をチェックするも不発で、アングラーズインにて昼食をとることとした。松本・西田組の釣果を確認すると、何と『坊主』とのことであった。やはり、どこも厳しい状況だと悟った。
午後、山本・藤田組は、堅田沖からスタートし、小の浜沖もチェックしてはみたものの、全く反応なし。その後、場所を赤野井沖に移した直後、山克氏の第1投目に、先程と同型1,800gのまたまたナイスバスをテキサス1/4oz(デスアダー5inch)で釣り上げ、本日3kg UPを達成し、その後、納竿とした。
マリーナに帰ってみると、西田氏がかなり言葉少なで凹んでいた。何と、ノーバイト完全試合となる『丸坊主』だったとのことで、後片付けを終えると、明日の待ち合せ時間も調整せぬまま、ソソクサと岐路に向っていった。彼の気持ちは、痛いほど分かった。さぞ明日の表バスは、燃えて挑んでくることが、予想できた。
【by 山克】
