黒 鱒 日 記
東京に転勤になり、楽しみのひとつであるスモールバスを釣りに初めて野尻湖へ行った。 私はいままでスモールマウスバスを1尾も釣ったことがなく、噂に聞くスモールの引きを味わいたかったのである。 そしてAM11:00頃、何気なく水深4Mに見える倒木にゲーリーカットテイル(スプリットショット)を入れ、ファーストヒット。 バスが上がってきて初めてのスモールにワクワクしているとなんと10分の1の確立でしか釣れないラージマウスバスであった。 ラージ釣りにわざわざ野尻湖に来たのと違う。 という事で29cmのサイズも影響しあまり嬉しくなかった。 昼から白波が立ち始め、風裏となる朝一に入った弁天島の南に移動。 弁天島に到着すると、ポツポツとスモールが釣れており、全周しココが一番釣れていた。 みんなスモールワームのダウンショットで釣っており、私も久しぶりにダウンショットをリグった。 (山本氏からなんと言われてもイイさ) そしてPM1:00、私が水深6Mにてレイクポリスクロステイルシャッド2.5インチ(ダウンショット)にてコツッというあたりがあり、少し間を置きフッキング。 重みがロッドに伝わりフッキング成功。 ドラグが鳴り捲り、水面まで上げてきてもまた下に潜る。 ジャンプ(エラ洗い)もラージなら頭だけ水面に出して暴れるが、スモールは体すべてが水面からジャンプし、30cm程空中にジャンプするのでダイナミックであった。 格闘の末、生涯初スモールとなる36.5cm(840g)スモールをゲット。 スモールはラージより横幅があり、筋肉が発達しており、ボート上でも暴れまくっていた。 体はアイナメに似ている感じがした。 結局、スモールはこの1尾のみで終了した。 野尻湖から見た妙高高原の山頂にはまだ雪が残っており、新鮮な気分で釣りができた。 また驚いたことに残雪の長野で今年初めてセミが鳴いていた。 千葉でもまだセミの鳴き声など聞いたことがないのに、異常気象かそれとも長野限定蝉か不思議であった。 旅館ではサッカーキリンカップ開始から20分で寝てしまった。 朝まで爆睡であった。 【Nishida】
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