虹 鱒 日 記

　東京に引越して楽しみのひとつが芦ノ湖の特別解禁である。　テレビで爆釣を何度も見て、一度行ってみたかったのだ。　特別解禁は大会も兼ねており、５０ｃｍオーバーで帽子が貰え、上位５名は表彰される。　土曜日はフライ大会で６９ｃｍのレインボーが上がっていた。

　山本氏が金曜日に高熱で会社を休んだにも関わらず、座薬を打ち平熱に戻し強行参加した。　土曜日の夜に出発し、小田原の安部宅を経由し、ＡＭ２：００に芦ノ湖に到着。　人気の駐車場はすでに満車状態。　隣りの駐車場に１台空きがあり駐車。　車で仮眠をしたが寒くて寝れず。

　ＡＭ５：００を過ぎると周りが序所に騒ぎ出し、タックルをセット。　ＡＭ６：３０に釣り場に出向くとすでにポイントは人で一杯。　多いところは３Ｍ間隔で人が並んでいた。
　箱根神社鳥居近くに陣取り、ＡＭ７：００の開始の花火を待つ。　山本氏が隣りに陣取った。

　そしてＡＭ７：００、花火が打ち上げられて全員一斉にキャスト。　すると山本氏が一投目でいきなりヒット。　４０ｃｍ前後をいきなりゲット。　右隣りのアングラーも１投目でヒット。　自分だけと焦ったが５投目フォール中にヒット。　
　山本氏はその後もコンスタントに釣果を伸ばした。　この時は大爆釣になると思った。
　しかし、ＡＭ８：００頃にはレインボーもスレてきたようでバイトが無くなった。　周りも全く釣れず。
　ＡＭ９：００頃、安部氏が１尾釣ったという情報が入る。
　ＡＭ１０：００頃、川村氏がまだノーヒットで山本氏と一緒にウェーディングで湖に立ち込む。　山本氏は風邪を引いているのにナイロンウェーダーで湖に立ち込む、命知らずな釣りバカである。
　川村氏は２度バラシたが、３度目のヒットでは何度もフッキングし１尾目をゲット。　その後、２尾目もゲットした。　ライトウェイトのスプーンしか持っておらず沖のブレイクまで届かなかったようだ。　オカッパリでは５グラムのスプーンが必要である。
　安部氏は対岸まで動き回っていた。　桟橋で１尾追加し、２尾ゲットした。

　ＰＭ２：００、終了の花火が打ちあがり納竿した。
　芦ノ湖のパターンも少し理解したので来年は２ケタ釣れると思う。　ウェーダーは必要であった。　そして次は５０ｃｍオーバーを是非釣りたい。

　帰りに芦ノ湖湖畔にある「トラウト」というレストランに入り、初めてブラックバスのムニエルを食した。　ニジマスより柔らかく、淡白で非常に美味しかった。　定食が２，０００円と高級料理である。

　また今年は例年より２０日程早く花粉症が発症した。　翌日耳鼻科に行くと３０人待ちという状態であった。

【Nishida】