* * * * * vol.1  ハンコ探し * * * * *

記念すべき第1回目に選んだテーマは「ハンコ」。
なぜ、ハンコと疑問に思うかもしれないが、実はこれがなかなか素敵な存在。
普段、銀行印や宅配便の受け取りにも使っているハンコがちょっと素敵だったら、
なんだか楽しくなりませんか?
京都にはそんなシーンを楽しくさせる小技のきいたハンコがあるのです。


竹印

京都文化博物館の中にある「ろうじ店舗」で売っていました。
(印鑑ケースは阪急百貨店で買った印傳のものです)
その名のとおり竹でできたハンコです。
細い竹を切った断面に名前を彫るので、外の円がまん丸ではなく、いびつです。
でも、それがなかなか味があって、かわいい。
ちなみに私のはちょうど小枝のあった部分がくぼみになっていて凹っとへこんでいます。
お値段も確か2,500円位でリーズナブル。
ちなみにこの「ろうじ店舗」は江戸時代の京町屋風に作られており、
また京都の老舗の品物をたくさん置いているのでお買い物に行くのも楽しいスポットです。



ろうじ店舗案内→ http://www.bunpaku.or.jp/rouji.html



遊印

印象作家・三田村煕庵氏オリジナル書体の簡単落款印。漢字一文字が彫られています。
既製品は100種類なので、ない場合は別注品をオーダーできます。
うちでは私以外全員オーダーで作っちゃいました(^_^;)
手紙や収納の名札などにも使っています。
お気軽につかえて、しかも書体がすごくおしゃれです。



有限会社第一印房→ http://www.kyoto-wel.com/shop/S81213/




京の印
 
社会人になって、そろそろ実印を作ろうかなと思った時に見つけたお店。
自然のままの形の小枝を使っており、印の側面にはお花などを彫ってくれます。
その花も様々で、ご主人と職人さんがその人のイメージにあう花を相談して作っておられるそうです。
私の時もイメージをつかむためという事で20ぐらいの質問を受けました。
(京都で好きな場所は?好きな動物は?など)
受け取る時には錦をひいた桐の箱に入ってきます。
ただ、なかなか注文に製作が追いつかないそうで、仕上がりまでに1年程かかりました。
お値段も6万円程しましたが、素敵な品物なので満足しています。
京都の方らしい上品なご主人のいる素敵なお店です。

  
翠草堂紹介HP→ http://www.joho-kyoto.or.jp/~green-st/shops/suisodo/suisodo01.html



京のハンコ探し、いかがでしたか。
(2005/3/10)


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