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vol.2 地名いろいろ * * * * *
今回は京都の地名のお話。まずなかなか読めないのは当たり前。
知らなきゃ絶対間違えるし、京都の人には?な顔をされるし…
最初、京都に行った頃のメモをみると地名はほとんどカタカナで書いてあった。
そんな京都の地名でよそ者の私がおもしろいなと思った地名の事々。
★ホラーな地名
まず、「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」。京福電鉄(通称:嵐電)の駅の名前にもあります。
私としては経帷子(幽霊が着ている白い着物)をつい連想してしまい何だか恐いです。
ちなみに東映の撮影所へはこの駅で降ります。
次は「深泥池(みどろがいけ)」。深い泥の池なんて本気で恐い。
市バスでここを終点とする系統があって、バスの前面の行き先に
この名前が書いてあるのをみると最初はなんだか乗りたくないなと思っていました。
あとは「上御霊前通」なんていう通りもあります。
★幸せになれそうな地名
ずばり「御幸町(ごこうまち)」。私は最初「みゆきまち」と読んで?な顔を」されました。
学校では「御幸=みゆき」と習いましたが、なぜか「ごこうまち」でした。
読み方を変えれば「おしあわせまち」とも読めるし、HAPPYな感じがします。
「宝ヶ池(たからがいけ)」。同じ池でもこんな名前ならいい感じ。
この名前を初めて聞いた時、童話の「金の斧、銀の斧」を思い出しました。
★キレイな地名
きれいな名前は限りなくあるけど、ここでは一番のお気に入りを一つ紹介。
それは「紫野(むらさきの)」。
日本では古来、高貴な人しか着用を許されなかった色、紫。私の大好きな色です。
この名前の由来は知らないけれど、私の中では、早朝の薄く紫の霞のかかった空が
思い起こされます。実際このあたりは京都の中でもきれいな場所です。
今回は字ばっかりのご案内なので、このあたりで切り上げます。
また、思いついたら、第2弾があるかもしれません。
次回は京都の案内らしく、美味しいもののお話でも書こうかなと思っています。
(2005/3/12)
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