平成13年5月16日
3年生のみなさん・保護者の皆様へ
富田林市立明治池中学校
保健室
楽しい思い出に残る修学旅行にするために
楽しく有意義な修学旅行にするためには、旅行中健康であることが何よりも大切です。
以下の注意を守り最高にすばらしい修学旅行になるように備えましょう。
1,旅行先で発病しやすい原因
@自然条件(気温や環境)の変化により、突然の発熱、喘息発作、心臓、
腎臓などの症状悪化につながることがある。
A旅行前に、体調をくずすと現地で症状を重症化する。
Bおやつなどを食べ過ぎると、胃腸のリズムがくずれ、胃痛や腹痛を起こしやすい。また、便秘になり、腹部の違和感を強め悪循環を招く。
C長時間の乗車や見学などの疲れから体調をくずしやすい。
D開放感から大けがを起こすこともある。
2,旅行前に注意すること
@健康な体は、規則正しい生活から、快食・快眠・快便に心がけ出発まで体調をととのえておきましょう。
A現在健康状態の悪い人は、早いめに医師の診察を受けておきましょう。
B心臓病、腎臓病、喘息、その他の病気で、環境の変化や運動量の増加で症状が悪くなると思われる人は、特に出発前の体調を整えるよう気をつけてください。
C常備薬について・・・持病のある人、医師より薬をもらっている人、体調の心配な人は自分に合った薬を持参してください。
![]() 特に喘息(ぜんそく)の人は、発作止めの薬を必ず、3日分(3回分以上)持ってきてください。
D修学旅行の参加について、医師の指導を要すると思われる人は、事前に医師に聞きその結果を学校に知らせてくだい。
E女子の生体リズムは、環境やストレスで大きく変化します。いつ生理が始まってもいいように準備していってください。
3,旅行中の健康管理
@いろいろな健康状態の人がいますので、宿泊地での夜は十分睡眠がとれるよう、就寝時間を守るようお互いに協力しましょう。
Aたくさん食べ過ぎると、腸内ガスがたまり、便秘や乗り物酔いの原因になります。
B気温の差が激しいので、寒さ暑さは衣類でまめに調節しましょう。
C体調が悪くなったら早いめに先生に申し出てください。
4,薬についての注意
@持ってきた薬を友達同士であげたり、もらったりしないようにしてください。薬は、正しく服用しないと副作用があ り危険です。
A念のために持ってきた薬(痛み止め・胃腸薬・風邪薬など)は、勝手に服用しないでください。先に先生に申し出てから服用します。薬は症状に応じて服用しないと病状を悪化させることがあります。
B酔い止めの薬については、自分で判断してよいですが、必ず30分前に服用してください。ただし吐き気の症状が出てからは服用しないでください。
5,乗り物酔いを防ぐ一般的な諸注意
@寝不足と食べ過ぎは乗り物酔いの一番の原因です。
A視界のゆれでも酔うことがあるので遠景を見る。
B衣服をゆるめ楽な姿勢でいる。
Cどうしても自信のない人は、乗り物に乗る30分前に薬を服用する。
Dトイレタイムは、乗り物から降りて体調を整える。
健康管理に充分気をつけて、楽しい思い出に残る修学旅行にしましょう。
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