2013年2月17日
第20回 泉州国際市民マラソンレポート  走る女Nさんより

まぁ20回記念やと知ったのはほんの先日で。私には関係あらへんのやけど
この大会の存在はずっと知ってたんやけど、なんか恐れ多いような気がして(国際とついてるだけで気が引ける)
口熊野のコースもちょっと飽きて来たし、コンスタントにサフ4出来るようになったし、

もうぼちぼち参加してもいいかな〜って思って今年はクリック合戦に参加しました。

4,000が一晩のうちに一杯になって
今年はこれでフル終了なんで、ちょっと真面目に走ろうと思ってました。
走り終わったら倒れ込むような、ってそこまでは出来んでも、ちゃんと走ったよと自分に自慢できるようなレースをしたかったのです。

それには弱い自分の心に勝つというものすごい大変な課題があるのですが。

とは言え、地元から近いのでラン友さん達が沢山参加するんでちょっと遠足気分です。お天気ならなおさら
友人達と現地へ向かいました。友達と行くとほんとに楽しい。
    

そしてスタート
やっぱりニコニコと笑顔になってしまう。
自分で変でしょ、この笑顔は…”とか思いつつ。
でも楽しいんだから仕方ない。

調子よく走ってると近くの人の話声が聞こえた。
「これ5分位やからちょっと速い」

時計もipodも私のレース準備品から消えたのでスピードなんかわからない。自分の調子で判断するしかない。
押さえてるつもりでもそんだけ速いんやな〜と思った。


沿道にはたくさんの応援の人達がいる。やっぱり手を振って笑顔で走る。

途中隣になった男性が、
「沿道の人に声掛けるのがこんなに楽しいなんて思わなかった。楽しいですね〜」って仰ってた。
怪我していつもの通り走れなくてって、でも楽しくて仕方ないって。よかったですね


でも半分まではなかなか距離が進まなかった。
まだ10qかって。しんどくはない。全然。でもいつもよりちょっとハイペースなのはわかってた。

このレースはエイドは水分だけで、途中1度バナナが出る。後はなし。

といっても持ってるのはゼリーは一つとぶどう糖2個、黒飴が2個。ちょっと心細かったけどポケットにそれ位しか入らないし。
それでも私設エイドが結構出てて。
でもね、バナナ丸ごと1本貰っても、そんなにたくさん食べられないですから
皮付きだと走ってるのに剥くの難儀するんです剥いて、それ、って何度思ったことか。
手で剥いてくれていいんです、そんなの気にしないからって。
RED BURを缶で並べられてもそんなに大量に飲めないです

30
kmも手前になるとお腹も空いて来る、ここらは甘いものが食べたくなる。
丁度いい具合にバームクーヘンそれもでかい、嬉しい
そしてバームクーヘン食べ終わった頃に給水ポイント。泣かせるぜ。

そして海岸線に出ます。ここからの踏ん張りが勝負。
海風を受け、大きなアップダウンの橋を往復。向こうで折り返した選手達とすれ違う。


坂はそれほどきつくない。でも足がおかしい、ピキピキして来た。
折り返してまた橋を戻る。
誰かいないかな〜とキョロキョロしてたら一緒に来た友人と遭遇。彼女も頑張って走ってる。

橋を降りきった辺りから本格的に足が攣り出す。2回ほど止まって屈伸。

40
q地点で、電光掲示板が”3:31:…”2kmちょっとを13分位で走れば45分切れる。
このまま足がもったら行ける、俄然メンタル
這ってでも行く。スピード上がりました。

ほんまはもう右足親指が痛くて痛くて脹脛はピキピキやし。

でもひょっとして自分頑張ってるかな〜頑張って走れてるかな〜 
とにかく最後まで、ゴールまでしっかり走ろう。

松林の中を抜けてゴール
3:44:09…10…
多分そこらへん。
コースに一礼して私の今季最後のフルは終わりました。


十分なレースでした。
足が攣り出した時には神戸がオーバーラップして、ヤバいな〜と思ったけどあれよりは私も強くなれたという事でしょうか。

で今日は体じゅう痛い
でも、この筋肉痛は、頑張って頑張って、おとといの自分の精一杯よりちょっと、もうちょっと頑張った証拠だと思ってます。