口熊野初フルマラソンレポート
                     2013.2.3
 
                         奈 良 充 雄

今日は、マラソン大学1期生の奈良です。

18回口熊野フルマラソンに初めて参加してきました。

フルマラソンに参加するまでに、マラソン大学クラブに参加してから5年間経過しております。

今までにフルマラソンに参加するチャンスは何回かありましたが、心の中で完走できるの・・・
最後は歩いて惨めなゴールインをする等色々な事が頭の中を駆け巡り、心の中で決断がつかず見送ってきましたが、
今年度はマラソン大学の会長にもなり会長がフルマラソンを走った事がないのも問題かなと思い勇気を出しフルマラソンの申し込み手続きを行いました。

18回口熊野フルマラソンの申し込みをした事をメンバーに報告すると、色々教えてくださることが余計にプレッシャーになるので余り口外しませんでした。

申し込みを終了してからは、少し長い距離を走るように心掛けました。

又、フルマラソン(42.195km)を30km4時間)残り10.195kmを(2時間)トータル6時間で走行する計画案で気楽に走れるように考えました。

マラソン当日は晴天・絶好のマラソン日でしたが、気持ちはドキドキで余り落ち着きが無かったような気がします。

当日偶然、スタート直前にメンバーの清水ご夫妻に出合わせ
初フルマラソン参加での注意事項・初めは出来るだけゆっくり走りなさい
調子が良くても出来るだけスピードを抑えて後半にスタミナを保全してとのアドバイを受けました。

かくして、マラソンスタートしましたが、通常よりゆっくりめで走行、10km地点は1時間17分ぐらい、20km地点は2時間25分で30km地点では3時間30分でした。

20kmを超えた時点で、私より年配の方がマラソンはこれからですよと自分に言い聞かせるように私を含めランナーに声をかけてくれました。

30km時点で3時間30分、私にとっては出来すぎタイムでこれなら後10km1時間30分もあれば完走5時間以内でゴール出来るかもとの思いが脳裏を駆け巡りましたが、
32kmを過ぎた時点から状況が一変しました。

足が上がらない・足が前に進まない・ただ重力の重みで前に進んでいる・30kmまでに追い越してきたランナーに追い越される・歩いているランナーが沢山いる、
給水ポイントでは必ず休憩です。
心の中では頑張らなくては等の気持ですが、頑張りたくても足が言う事をきかない状況です。
ようやくゴールが見えた時は一安心・ゴール直前でいつものダッシュでゴールインが出来ました。
ゴールタイム
5時間2544秒で、30km途中で5時間以内にゴールとんでも無い考えでした。

初めて、フルマラソンを経験致しましたが、
フルマラソン経験者の方がいつも話しておられるマラソンは
30kmからの頑張りが問題ですよとの意味が初めて分かったような気がしました

しかし、30kmからの過酷な状況を経験するのは練習が必要ですが、
簡単に練習時間を作れる状況出ない為、今後は出来るだけフルマラソンに参加して
30km以後のランニングを経験して足に覚えこませるしか方法はないと感じました。
フルマラソンに参加出来る機会があれば気軽な気持ちで参加チャレンジしたいと考えております。

ランニングの色々な経験を教えてくれた初フルマラソンでした。

以上                             奈 良 充 雄