熊野古道中辺路マウンテンランレース なめとったらあかんぞ!          2013.3.24()

                                                走る女Nさんレポート

きついとは聞いていた。 会場まで遠いイメージあったし。 でも聞くと車で1時間半位らしい。

1
度くらい、倒れ込むようなレースをしてみたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無謀でした。

7
時過ぎには現地入りし受け付け。
友人発見。TさんMさんKさん発見。NさんとTさんにも会えた。やっぱこんなきつい大会にもみんな結構参加

 
   スタート説明
 

周りのランナーさん達、完璧トレイルランナー。なんか自分場違い?
リュックにするかウェストポーチにするかかなり悩んだ。
でもリュックにしたらやっぱハイドレの方が使い勝手いいやろうけど、33kmでそんなん必要やろか。エイドもちゃんとあるっていうし。
荷物は最小限にしたい。でもモンテでも水分欲しかったなぁ

でポーチにした。この方が出し易い。

9
時から5分ごとのウェーブスタート


ちょっと遅れて私は2番手の915分スタートやったかな。

グランドを1周してロードへ。激坂を下る。体でブレーキ掛けやなあかんような坂。雑賀崎?あれの2倍くらいの坂。
でも今回の坂、ほとんどがそれ位の坂
2km
を駆け下りて、今度はおんなじ位の激坂@登り〜
これがやっぱり数km。だいぶ頑張ったんですがね〜ここで力を使い果たしてはヤバい。体力温存

実は木曜の夜から発熱し、金曜は1日中8℃近い熱。早くから寝てとにかく回復を期待した。でも夜中も体痛くて何度も目が覚めるし。
朝になっても熱が引かなかったら出場は諦めようと思ってた。

でも朝になったら熱は引いた。そしたら今度は胃痛と下痢。食べたら座り込む位に胃痛、そしてその後下痢の繰り返し。
痛かろうが下痢ピーやろうがとにかく食った。カロリーの高い物ばかりとにかく食った。でも今朝もやっぱり下痢は続く。
家を出るまでどうしようと悩んだ。でもとにかく現地へ。


そんな状態やったんで体力はかなり凹んでると思うので、無駄にしたくない。

そうして左に折れていきなりトレイル。これまた下り、シングルトラック。それを過ぎたらガレ場
ロードに出てもう1回戻って同じトレイル・・・うぅぅ、泣きそうだ
ロープ持って降りるとこもあった。 でもこれもまだ序の口やったんです。

そうして2周目は山登りに入りました
足も上がらん位の山登り。脹脛&向う脛が攣る。
「短い歩幅の方が楽ですよ」と追い越しながら教えて下さったランナーさん

皆さん、シロートの私に声を掛けてくれる。追い越しながら「頑張りましょうね」とか。それだけでも励まされる。

みんな息も荒いのだからきっとしんどいやろうに。私だけじゃないよね、しんどいのはと思いながら、

前の人の背中を遠くに見ながら必死で登っていく。走れるとこは走る。
そして下りになり潮見峠のエイドが見えた。

は〜しんどいの終わり〜と思っていたら、「もう1回会えますよ。もう1周して来るから 」は〜?

食うだけ食って飲んで、チェックして2周目。
ここからロード5.5km。ここは割りと走りやすい。
そして登山口でエイド
山に入る時、思わず「どうぞお先に」「いえいえどうぞ」と譲り合って沿道の人達に笑いを提供してしまった。
でもここを抜けなければゴールには辿り着かないのだから根性決めて山に入る。山の中3.8km
でもね〜歩かんと登れやんのやから時間掛かる〜

真っ直ぐ登ると足攣るんで、斜めに歩いてみたり横歩きしてみたり、色々足をだまくらかしながら進む。

そのうち前をゆく男性と話し出した。とても笑顔の優しげな人で、「頑張ってください」とか声を掛けてくれる。
とにかくその人の背中を見失わないように付いて行った。目印はある。でも不安だ。
歩いたり走ったりしてとにかくついて行く。

そして無事2度目の潮見峠。
26kmの表示。後7km
最後の2kmは登りで残り5kmは下り

チェックして下る。これまたハンパない下り でもここは走れる・・・ような気がすると思ったので走った。さっきの男性と話しながら。
そして下って下って下って下って、後2.5km
ちょっと平地でさぁ登り。頑張ったけど、やっぱり激坂に変わりなし。

足の裏攣りそう。歩いてんのにね。やっぱり限界か〜?
グランドが見えて来て、Tさんに手を振った。 もう泣きそうになった。後ちょっとだ。

グラウンドが見えた。 あ!でも足が攣りそう。

 
   ほら貝の音色に迎え入れられてゴール
 

もう充実感はハンパなかったです。 フル2本くらい走ったくらいの疲労感。ゴール後は足攣ってましたわ〜

そしてまたみんなと話をして記録証を貰った。
うどんを食べ荷物を受け取り、帰る前にみんなに挨拶しにもう1度戻った

年代別の順位が出ていた。あれ?2位に私?なんで?
聞いてもらうと、総合順位の人を外し、年代別で入賞していた。
でもね、4人だけで4人目は棄権やったので、完走したらみんな表彰台でした。 そんでも入賞は入賞よね〜

 

           


表彰台に上がり、
賞状とメダルをもらいました
4時間4224秒。

33kmをこんだけかかったんです。
泉州ではフルを3時間43分で走ったというのに
。どんだけきついレースやったかわかって頂けますでしょうか?

 

坂フェチの皆様、どうぞ来年は17kmのコースでもいいんで走ってみてください。そしてかつドMの方は33km走ってみて下さい。
たかが33kmです。フルほどもありませんよ
めちゃめちゃやったぜ感のあるレースでした


レース前に行って、帰宅するまでトイレに行かなかったんですがやっぱりまだ下痢でした。チャンチャン