ケース編

ケースの選び方としましては置き場所にもよるかと思いますが、やはりミドルタワーサイズないと自作しにくいですね。「おっきいのが嫌」とか省スペースを考えるならやっぱりメーカー製には勝てません!多少大きいのも愛嬌かと・・・・・自作パソコンで一番長い間使うものがケースです!よってやはり「これはいいものだ・・・・」と思えるものを値がはっても購入することをお勧めします。
ここではパソコンを組み立てるにあたってケースの準備に取り掛かります。

まず、買ってきたばかりのケースです。
KeianのKN-2000Aというケースで、フロント側にアクリル板があるやつです。
フロントにUSBが2ポート、IEEE1394が1ポート、マイクとスピーカーのジャックが各1あるというものです。
ちなみにこのケース・・・むちゃくちゃ重いです。

とりあえず!?

はずせるものをはずしていきます。

ケースにはこんなけのパーツがついておりました。

ケース編はここからが重要です。

何をするかと言いますと、このケースにはリアに排気として8cmファンが2基取り付けられるようになっており、フロントには吸気として、8cmファンが1基ついておりましたが、フロントに12cmファンがつくようになっているではありませんか!?このまま12cmファンに乗せ換えるのは空気の通りが悪いし、抵抗があるとそこから風切音がでるかな〜と少し思い「穴を開けてやれ」と・・・・・いうことで実行しました。
まずは後ろの邪魔なものを切り落とします。どこのご家庭にもある糸鋸(金属用)の刃の部分を手にとってがんばって切ります。

がんばって切り落としました。

もう戻れません・・・・・

切っただけでは美しくない!!
そう、いかにも切り落としましたという跡が残っていますね。

これをヤスリで落とします・・・・がめんどくさい!!

・・・・ということで・・・・

どこのご家庭でもあるような工具で作業します。

@ディスクグラインダー
A32mmホールソー
Bドリル用?の砥石?

C電気ドリル
D電圧変換機
Eハンマー(使用していません)

 

 

まず、リア側をヤスリで削り落とす代わりにC電気ドリルの先にBドリル用のグラインダーをつけてきれいにしました。この時、電気ドリルの回転調節だけでは回転数が高いので、D電圧変換機で電圧をかまして電圧を下げて電気ドリルの回転数をより低くします。

で、ついでに前もやってしまいます。

Aホールソーを電気ドリルの先につけ穴を開けます、それから@ディスクグラインダーをつかって大まかに削り取ります。それから先ほどと同じく電気ドリルで削りました。で、仕上げとしてヤスリでとがった部分などを削ります。削った穴にはさび止めを塗ります。が錆止めがない場合油性マジック等を塗ればいいですね。スキー用のエッジの錆止めなんかと同じ効果があります。で、削るということは金属粉がでるので目などを保護するような装備をして行った方がよいですな。そして、ケースの中にたまった金属粉は豪快に水で洗ったあと、水分を飛ばすのに、どこの家にもあると思う!?コンプレッサーを使ってやるのがおすすめ!!

フロントには山陽電機製の12cmファンを取り付けます。

取り付けてみるとこんな感じ・・・・

いやーやっぱり、8cmファンがついているのとは違いますなぁ〜

ケース内からフロントファンを取り付けた様子。

後ろのダブルファン・・・・

こちらは山陽電機製の8cm高速回転ファンを2基。

そして一応、異物がファンに絡まないようにファンガードを用意。

フロントと同じくリア側のファンをケース内部からみた様子。

これでケースの風通しも良くなりました。