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バッドサンタ(2005/5/21発売)

クリスマスにデパートでサンタクロースの衣装で子供と写真を撮るのが仕事のウィリーの正体はデパートの金庫破り。 サンタクロースは偽りの姿、子供なんて大嫌い。 しかし、警察の手がウィリーに延びようとしているとき、彼をかくまったのは、デパートで彼にまとわりついてきた太った子供。 どんなに邪険にしてもまとわりついてくる彼の相手をするうちに、ウィリーになんと父性が芽生えてきた?
女と酒が大好きな不良サンタを演じるのは ビリー・ボブ・ソーントン。 サンタを信じる子供の前でも悪態をつく姿は、ブラックユーモアたっぷりで、まさに“バッドサンタ”そのもの、ドンピシャのハマリ役。 それでも子供との交流の中で、不良サンタの心に温かい何かが生まれるところは、やはりクリスマス映画。 サンタクロースを最後まで悪者にすることはできなかったのかもしれない。 『ゴーストワールド』で絶賛された テリー・ツワイゴフ 監督が作り上げた、最初は苦いが後味はスイートな本作、悪になりきれないところがチャーミングなサンタクロース、ビリー・ボブ・ソーントンの魅力が全編を支えている。

ビリー・ボブ・ソーントン主演、『ゴーストワールド』のテリー・ツイワイゴフが監督を務めたブラックコメディ。 クリスマスシーズンにサンタの姿を装い強盗を繰り返す男と、ある少年との奇妙な交流を描く。 メイキングなどの特典も満載に収録する。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

海猫(2005/5/21発売)

1980年代の半ばの北海道、函館。ロシア人の血を受け継ぐ薫( 伊東美咲 )は、南茅部の漁師・邦一( 佐藤浩市 )に嫁いでいった。しかし、なかなか漁師の生活になじめず苦労する薫は、いつしか邦一の弟で自分を恋い慕う広次( 仲村トオル )と結ばれてしまう…。
谷村志穂 の同名小説を原作に、『失楽園』 『阿修羅のごとく』 などの 森田芳光 監督が描いたラブストーリー。ヒロインがそのはかなさゆえに男たちを魅了させ、やがては狂わせていく過程がリアルに描かれており、昨今の純愛映画とは一線を画す厳しいアダルトな仕上がりになっている。ラブシーンの数々も官能的面よりも美しさを強調しており、それゆえにヒロインのはかなさがより際立つ趣向。繊細な 大島ミチル の音楽も美しく、北の風景もまたうら寂しく美しい。それらの効果によって、一見運命に弄ばれているかのようなヒロインが、実は前向きに運命と対峙しながら生をまっとうしようとしていたことが理解できるのだ。

主演の伊東美咲の過激な濡れ場シーンが話題を呼んだ、『失楽園』の森田芳光監督による悲恋物語。80年代の北海道を舞台に、ロシア人の父親を持つひとりの女性・野田薫が、夫の邦一とその弟である広次との愛の狭間で揺れ動く姿を切なく綴る。R-15作品。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

谷村志穂原作の同名小説を映画化。かけがえのない二人の男性の愛の狭間で揺れ動く女性の姿を描いた、森田芳光監督が贈る人間ドラマ。R-15指定。 (「Oricon」データベースより)

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー 初回限定スペシャル・プライス版(2005/5/25発売)

豪華スターの共演によるアクション・アドベンチャー。 従来の映画と違うのは、俳優たちがすべてのシーンをブルーバックで演じ、背景のほとんどがCGという手法だ。 1939年のニューヨークを、巨大ロボットの軍団が襲撃する。 新聞記者のポリーが果敢に特ダネを狙う一方、通称“スカイキャプテン”の空軍パイロット・ジョーはロボットを攻撃。 ふたりは、この襲撃を仕組んだ悪の正体を探ろうとする。
CGアクションだが、映像に薄っぺらさを感じさせないのは、30年代を意識したレトロなテイストを基調にしているから。 全カットにデジタル処理が行われ、俳優たちの部分も色彩を調整。 ジュード・ロウグウィネス・パルトロウ は、現代のハリウッドで、クラシカルな香りも持ち合わせる数少ない俳優であり、主人公ふたりのやりとりにも往年のコメディーが意識されている。 ストーリーの粗を探せばキリがないが、巨大ロボットが闊歩するマンハッタンや、空中に浮かぶ航空母艦に圧倒され、こだわりの武器やファッションなど、子ども時代の冒険心をくすぐる要素は十分。 映像だけで魅せてしまう荒技に酔える。

ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、 アンジェリーナ・ジョリー 共演のアクションアドベンチャー。 突如襲来した巨大ロボットに対し、米空軍のパイロット“スカイキャプテン”ジョーは戦いを挑むと共に、その影に隠れた謎に迫っていく。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

1939年、ニューヨークが謎の巨大ロボットに襲撃された。 一体誰が何の目的でこの巨大ロボットを作ったのか!? そして、背後に隠された計画とは…。 ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリーほか出演によるアクション・アドベンチャー大作。 (「Oricon」データベースより)

パニッシャー(2005/5/25発売)

スパイダーマン』などで有名なマーベル・コミックスからの映画化だが、珍しく主人公が超人ヒーローではないという本格派のアクション。 FBIの潜入捜査官フランクが、麻薬取引の現場で、巨悪の資産家セイントの息子を死なせてしまう。 怒ったセイントは、フランクの一家を皆殺し。 かろうじて生き残ったフランクが、セイントへの復讐を誓う。
本作のウリは、CGに頼らないアクションだ。 肉体を究極まで鍛え上げたフランクと、セイントが送ってくる強敵との肉弾戦が、壁をぶち破り、階段を転げ落ちるなど、生々しい迫力で展開される。 1970年代のハードボイルド映画を意識したかのように、あくまでも肉体のアクションに重点が置かれ、フランクの復讐心の深さを伝えることに貢献。 ワイヤーなど軽いアクション映画が多いなか、ある意味、新鮮でもある。 主演 トム・ジェーン の、ストイックな男くさい存在感も他の俳優にはない魅力。 フランクが隠れ住むアパートの隣人ら脇役たちも個性にあふれ、アクション、ドラマの両面を誠実に見せようとする演出に引き込まれる。

70年代に人気を博したアメリカンコミックスをトム・ジェーンと ジョン・トラボルタ の共演で映画化したサスペンスアクション。 愛する家族を殺された元FBI潜入捜査官が、自らの手で悪を裁く闇の私刑執行人“パニッシャー”へと生まれ変わる。 PG-12作品。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

闇の私刑執行人“パニッシャー”として、法に代わり、自らの手で悪に制裁を下すべく闇の世界に身を投じた男の姿を描くアクション・ムービー。 トム・ジェーン、ジョン・トラボルタほか出演。 (「Oricon」データベースより)

イズ・エー [is A.](2005/5/25発売)

数々のOV監督経験を経て、劇場デビューを飾った藤原健一監督が描くサスペンスドラマ。渋谷で爆破事件を起こした14歳の少年“ホーリーナイト”は少年法の規定により僅か4年で出所してくる。そんな彼の前にある確信を持ったひとりの刑事が現れる。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

14歳の少年が渋谷で爆破事件を起こし逮捕される。少年法の規定により、4年後に少年院を出所した彼を待っていたのは教師を辞して清掃員として働く父と、事件によって家族を失った刑事だった。立場の違う二人の父親の葛藤と少年事件の実態、そして少年法の問題を真正面から受け止めた作品「イズ・エー[is A.]」をパッケージ化。 (「Oricon」データベースより)

モーターサイクル・ダイアリーズ(2005/5/27発売)

キューバの革命家として、南米ではもちろん世界中に信奉者を持つ チェ・ゲバラ。 本作はブエノスアイレスでの医学生時代の彼・エルネスト(本名)が、友人と1台のバイクで南米を縦断した日々をつづる。 彼自身の日記を映画化した、みずみずしい青春ロードムービーだ。 アルゼンチンからチリ、ペルーを経てベネズエラへの1万km、6か月の旅で、ふたりはバイクの故障、ほのかなロマンス、そしてハンセン氏病患者たちとの触れ合いを経験する。
マチャピチュ遺跡やアマゾン、アンデスの雪山など、南米独特の風景が印象深い。 表向きの物語は、冒険好きな男ふたりの珍道中だが、『 セントラル・ステーション 』のウォルター・サレス 監督は、エルネストが行く先々で図らずも南米の現状を発見し、生きる指針を見つける瞬間を巧みに織りこんでいく。 エルネスト役ガエル・ガルシア・ベルナル は、頼りなげな表情の中に意志の強い眼光を輝かせ、主人公の成長を体現。 革命家の知られざる青春の1ページであるだけでなく、注目俳優の最高の演技を目の当たりにできる意味でも必見だ。

『バッド・エデュケーション』など出演作が相次ぐ注目の若手俳優、ガエル・ガルシア・ベルナルが若き日のチェ・ゲバラを演じた青春ロードムービー。 撮影風景を記録した長編ドキュメンタリー『トラベリング・ウィズ・ゲバラ』も収録した2枚組特別版。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

学業もほぼ修了となった医学生のエルネストと、親友のアルベルトの二人が出掛けたバイク旅行を中心に描いた青春映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」をパッケージ化。 ガエル・ガルシア・ベルナルほか出演。 (「Oricon」データベースより)

ふたりにクギづけ(2005/5/27発売)

本作『ふたりにクギづけ』は、天下のお笑い監督・ ファレリー兄弟が心温まるムードで贈る一作。 あなたの家のお婆ちゃんも安心して楽しめる、穏やかで善意に満ちたコメディだ。 『メリーに首ったけ』 の“精液ヘア・ジェル”とはずいぶん違うノリだが、ファレリー兄弟は主人公のボブとウォルト( マット・デイモングレッグ・キニア )に心からの愛情を注いでいる。 2人は結合双生児で、マーサズ・ヴィンヤード島にあるハンバーガー・レストランのオーナー兼コック(即席料理専門)だ。 アマチュア俳優のウォルトは、ハリウッドに行ってプロになろうと決意。 そして、運良く人気テレビ番組で大女優シェールと共演することになる(シェールが自分自身の役で登場するが、ハリウッドをチクリと皮肉った作品だけに勇気ある行動と言うべきか)。 となれば、ボブはウォルトと行動を共にするしかない。 分離手術は危険すぎるからだ。 というわけで、本作のじんわりとした笑いは、大部分がこの兄弟の親密な関係から生まれている。 とりわけ、ボブがメル友(ウェン・ヤン・シー)に恋心を抱くあたりがそうだ。 もちろん、彼女はボブが結合双生児であることをまだ知らない。
ファレリー兄弟は、またしても、差別的と取られかねない題材を進歩的に扱うことに高い手腕を発揮。 いくつかの脇役は、肉体的障害を持つ俳優が演じている。 いつもながら、ファレリー兄弟のコメディ観には感心させられることしきりだ。 一方、もっと伝統的な見どころも用意されている。 たとえば、芸能界に憧れる天然ボケ娘役の エヴァ・メンデス (および、そのナイスな胸の谷間)、ウォルトをこき使うマネージャー役のセイモア・カッセル、そしてカメオながら見せ場を奪う メリル・ストリープ (そう、あのメリル・ストリープ!)らの出演だ。 『ふたりにクギづけ』はたわいないコメディだが、古き良き時代を思わせる兄弟愛が気持ちよく、悪口を言う気になれない作品なのだ。

マット・デイモンとグレッグ・キニア主演、性格が正反対の結合双生児が繰り広げるコメディ。 ファレリー兄弟の最新監督作。 未公開シーン集や映画の舞台裏などを収録した特典映像を満載した特別編。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

エヴァンジェリスタ 悪魔受胎(2005/5/27発売)

新人監督、サイモン・フェローズが『オースティン・パワーズ デラックス』 のヘザー・グラハム を主演に配して贈る戦慄のホラーサスペンス。子供に恵まれず体外受精を行った夫妻が、悪魔の子を妊娠してしまったことによって遭遇する恐怖の日々を描く。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

ヘザー・グラハム主演のホラー作品。 不妊治療によって悪魔の子を宿してしまった女性の恐怖を描く。 共演はジェームズ・ピュアフォイ、アンディ・サーキス ほか。 (「Oricon」データベースより)

ディープ・ブルー(2005/5/27発売)

地球の表面積の7割を占める海の中やその周辺で生きる生物と、多様な表情を見せる海そのものを被写体として構成されたドキュメンタリー作品。制作に7年を費やし、ロケ地は実に200カ所を数えた、壮大なスケールの映像スペクタクルだ。
マイワシ、コウテイペンギン、シャチ、シロナガスクジラ…。数々の生物が懸命に生きる姿は、時に微笑ましく、時にショッキングで、時に感傷的。作品は擬人化などの手法には頼らず、冷静な観察者の視点をとり続けながらも、巧みな編集でドラマ性を紡ぎ出していく。
制約の多い状況で撮影されているであるはずなのに、映像がどこを取っても美しいのにも感心する。深海の生物たちの姿も圧巻。まるでSF映画のクリーチャーのようなこんな生物が現実に存在しているなんて、と驚くことだろう。“自然”の偉大さに改めて気づかされる、発見に満ちた傑作だ。

5,000mの深海からさまざまな動物の生態まで、海を取り巻く知られざる世界を壮大なスケールで映し出すドキュメンタリー。 ベルリン・フィルハーモニー の華麗な音楽をバックにした圧倒的な映像美を堪能できる。メイキング他、特典映像も多数収録する。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

200ヶ所というロケ地で7年かけて撮影され、「生きる」ことの意味を強く心に焼き付ける海洋ドキュメンタリー。 (「Oricon」データベースより)

ユートピア(2005/5/27発売)

スペインの女性監督、マリア・リポルが予知能力を持つ青年の数奇な運命を描くサスペンスホラー。毎夜繰り返される悪夢に苦悩するアドリアンは、ある日、夢に現れる女性を探す決意をするが…。主演は『carmen./カルメン』の レオナルド・スバラグリア。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

予知能力を持つ青年の数奇な運命を描くサスペンス「ユートピア」をパッケージ化。レオナルド・スバラグリアほか出演。 (「Oricon」データベースより)

恋文日和(2005/5/27発売)

カリスマ的人気を誇る漫画家・ ジョージ朝倉 のコミックを4人の新鋭監督が映画化したオムニバスラブストーリー。「不機嫌なジーン」の脚本家・ 大森美香 が監督を手掛けた『あたしをしらないキミへ』他、全4作品を収録。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

別冊フレンドのコミックを完全映画化した「恋文日和」をパッケージ化。漫画家・ジョージ朝倉原作の4つのラブストーリーを収録。 村川絵梨玉山鉄二 ほか出演。 (「Oricon」データベースより)

富江 BEGINNING(2005/5/27発売)

伊藤潤二 原作のホラーコミック「富江」の『〜最終章−禁断の果実−』に続く劇場最新作。高校の同窓会のため廃校した教室に集まった礼子と健一に、死んだはずの富江の恐怖が襲い掛かる。“原点回帰”をキーワードに新たな富江ワールドが展開する。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

モンスター(2005/5/28発売)

肉親の暴力に合い、ティーンの頃から体を売って生活するしか道がなかったアイリーンは、人生に絶望し、自殺を考えていた。 そんなときセルビーと出会う。 両親から強制的に同性愛の治療をさせられていた彼女とアイリーンはひかれあい、一緒に暮らすようになる。 彼女との生活を守るために、再び売春に走るアイリーンは、トラブルに見舞われお客のひとりを殺し、被害者のお金を奪って逃走。 そして彼女はセルビーのために殺人を繰り返していく。
“モンスター”と呼ばれた、アメリカ初の連続殺人鬼アイリーン・ウォーノスの実話の映画化。 身勝手で残酷極まりないアイリーンだが、劣悪な環境で育った人間は、こんな風に人生を転がり落ちていくのかと、その姿は惨めで悲しくて胸がつまるほど。 シャーリーズ・セロン は、体重を13キロ増量し、メイクで顔も激変させて、アイリーンを熱演。気味が悪く、汚らしいその姿は、かなりショッキングで、美をかなぐり捨てたセロンには圧倒されること必至だ。 しかし、うなるのはクリスティーナ・リッチ。 アイリーンに自分を養うように命じ、やすやすと裏切ろうとする狡賢い女セルビーを演じた彼女の情のかけらもない冷酷な瞳が脳裏に焼きつく。 セロンは本作でアカデミー主演女優賞を受賞。 監督は本作がデビュー作となるパティ・ジェンキンス。

全米を震撼させた女性連続殺人犯、アイリーン・ウォーノスをモデルに描いた話題のサスペンスドラマ。 短編ドキュメンタリーやインタビュー映像などを収めた特典ディスクを封入した2枚組プレミアムエディション版。 R-15作品。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

全米が震撼した、アメリカ犯罪史上初の女性連続殺人犯で死刑執行となった女性「アイリーン」の真実に迫るサスペンスドラマ「モンスター」をパッケージ化。 (「Oricon」データベースより)

END OF THE CENTURY(2005/6/8発売)

2004年に劇場公開されたラモーンズ のドキュメンタリーがDVD化。 ジム・フィールズ & マイケル・グラマグリア 監督が膨大な映像からバンドの20年以上にわたる軌跡をたどり、さらにメンバーや ロブ・ゾンビエディ・ヴェダーデビー・ハリーメタリカレッド・ホット・チリ・ペッパーズランシド の面々のインタビューを加えた構成となっている。
ラモーンズ・ロウ』が彼らの明るくユーモラスな面を強調していたのに対し、本作はメンバー間の不和、ジョーイとディー・ディーの死にまで踏み込んでおり、かなりダークな仕上がり。ジョーイとジョニーが女性関係のもつれから決裂、80年代初めから口すらきかなかったというエピソードもあり、運命共同体としてのラモーンズ幻想を打ち砕いてしまう。かなり複雑な思いにかられる作品だが、知られざるバンドの人間模様を描写。2004年のジョニーの死には触れられていないが、ラモーンズを知る上で必要不可欠のドキュメンタリーとして必見だ。迫力のライヴ・シーンもたっぷりと味わうことが出来る。

世界中のロックバンドに影響を与え続けるラモーンズの光と影に迫ったドキュメンタリー。バンドに関った多くの人々、過去に在籍したメンバーの証言を元に偉大な業績を振り返る。ブックレット他、特典を満載する。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

ラモーンズの光と陰をバンドに関わった人々、過去在籍した全てのメンバーの証言をもとに記録した初めてのドキュメンタリー。 (「Oricon」データベースより)

Ray / レイ(2005/6/10発売)

ジョージアの貧しい家庭に生まれたレイは、少年時代に緑内障で視力を失うが「施しは受けず、自分の足で立って生きなさい」という母の教えを胸に、17歳でシアトルのクラブでデビュー。 盲目の天才と呼ばれ、レコード会社と契約。 ゴスペルとR&Bをミックスさせたソウルミュージックでスーパースターになる…。
故・レイ・チャールズ の半生を『愛と青春の旅立ち』の テイラー・ハックフォード 監督が演出した音楽満載の自伝映画。 レイを、本人直々の指名を受けた『コラテラル』の ジェイミー・フォックス が、自分自身を消し去ってしまったかと思うほど、レイ・チャールズになりきり、彼の魂が乗り移った爆発的パフォーマンスを披露。 またドラマはソウルの神様レイだけでなく、女性にだらしない一面や薬物中毒、厳しいビジネスマンの顔もつづり、レイ・チャールズ本人を奥深いところまで描いているのもじつに興味深い。 しかし圧巻はやはりライブ。 年代ごとに披露される名曲の数々は、当時のレイの心情にリンクしたもの。 この曲の背景には、こんなことがあったのか…と新たな発見に驚き。 映画を見たあと必ずやサントラもじっくり聴き、レイの声にひたっていたくなること絶対だ。

レイ・チャールズの半生を『コラテラル』のジェイミー・フォックスを主演に迎えて描くドラマ。 盲目、クスリ、浮気…。 さまざまな苦悩や障害を乗り越えながら彼はソウルミュージック界の頂点に登り詰める。PG-12作品。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

苦悩や障害を乗り越え、ソウルミュージック界の頂点に立ったレイ・チャールズの半生を描く作品。 ジェイミー・フォックス、ケリー・ワシントンほか出演。PG-12指定。 (「Oricon」データベースより)

約三十の嘘(2005/6/10発売)

劇作家・土田英夫の戯曲を大谷健太郎 監督が映画化。6人の詐欺師たちが3年ぶりに結集し、乗り込んだトワイライトエクスプレスで繰り広げられる騙し合いや駆け引きを通し、さまざまな人間模様が明らかになる。 椎名桔平中谷美紀 共演作。2枚組。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

2004年12月に全国劇場公開された「約三十の嘘」をパッケージ化。ある事件をきっかけに解散していた6人の詐欺師達が再び集結し、密室である特急電車の中で7千万の大金をかけて騙しあう様を描いた至極のサスペンスミステリー。椎名桔平、中谷美紀、 妻夫木聡ほか出演。 (「Oricon」データベースより)

ステップフォード・ワイフ(2005/6/10発売)

TV局の敏腕プロデューサーのジョアンナは担当したTV番組のトラブルの責任を負わされ解雇。 そして彼女は夫と子供と新しい土地で新生活をと、ステップフォードという街にやってきた。 しかし、この街の女性たちは美しく着飾ってはいたものの、いつもお人形のような笑みを浮かべており、ジョアンナはその姿に不気味なものを感じていた。 美しく整備された街に住む、美しい人妻たち。でもそこには人間らしい喜怒哀楽はなく、どこか寒々としている。
そんな街をコミカルかつスリリングに描いた本作は、かつて キャサリン・ロス 主演で映画化された『ステップフォードの妻たち』のリメイク。 前作はスリラーの要素を全面に押し出していたが、本作はポップな映像、ファッションで彩り、どこかコミカルな味もかもしだしている。とはいえ、秘密が暴かれるラストは背筋がゾッとする展開であることは確か。 ニコール・キッドマン がステップフォードの秘密に図らずも迫ってしまう元キャリアな主婦をサラリと演じている。 監督は『イン&アウト』の フランク・オズ

アイラ・レヴィン 原作スリラーをフランク・オズがニコール・キッドマンを主演に再映画化。 ある事件の責任をとって辞職に追い込まれた女性TVプロデューサーとその夫が、再起を図ろうと引っ越した街で完璧な暮らしの裏に潜む秘密に巻き込まれていく。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

アカデミー賞女優ニコール・キッドマン、グラミー賞歌手 フェイス・ヒルベット・ミドラー ら夢の豪華キャストが魅せる、華やかで美しいスタイリッシュ・スリラー! ミステリーの巨匠アイラ・レヴィン原作の映画化。 (「Oricon」データベースより)

マルセイユ・ヴァイス(2005/6/10発売)

ル・ブレ』 のストーミー・バグジー主演、南フランスに位置するマルセイユを舞台に、ふたりの凸凹刑事コンビが大暴れするポリスアクション。性格が対照的なふたりの刑事が、暗躍する組織の陰謀に立ち向かう。メイキング他、特典映像も収録。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

ソルトン・シー(2005/6/10発売)

フランク・ダラボン と「ER 緊急救命室」シリーズの エリク・ラ・サル が製作、ヴァル・キルマー が主演を務めたクライムサスペンス。覚醒剤中毒の男・ダニーが、妻殺しの犯人であり刑事であるふたりの男たちにタレコミ屋として近づき、復讐を開始する。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

事件に巻き込まれて妻を殺された男が壮大な罠を仕掛け、妻の無念を晴らす復讐劇を描いたサスペンス・ムービー。ヴァル・キルマー、 ヴィンセント・ドノフリオ ほか出演。 (「Oricon」データベースより)

Mr.インクレディブル(2005/6/15発売)

かつてスーパー・ヒーローが活躍していた時代があった。 しかし、彼らのパワーは時に破壊をまねくこともしばしで、やがてその活動を禁止された。 それから15年、今はしがない保険会社の一社員として働く鬱屈した日々の中、けなげに妻子(彼女らもまたスーパー・ヒーロー)を養うボブのもとにスーパー・ヒーローとしての仕事が密かに舞い込んだ…。
元スーパー・ヒーローの活躍を通して家族のきずなをコミカルに温かく描いた、 ディズニー/ピクサー ならではのフルCGアニメ。 ダイナミックかつユーモラスなアクションシーンの連続が実に楽しく、またその見せ方や乗せ方の上手さは神業的。 スーパー家族それぞれの個性も多分に生かされており、特に伸縮自在に身体を動かす妻ヘレンの活躍ぶりは完全に亭主を凌駕しており、まさに「母は強し」を痛感させる素晴らしさ。 アイデア、センス、技術、そして演出とすべての要素がエンターテインメントとして見事に機能しえている快作中の快作。必見。

アカデミー賞2部門を受賞したピクサーの長編アニメ。 元スーパーヒーロー“Mr.インクレディブル”を襲った謎の陰謀。 彼は自分と同じくスーパーパワーを持つ家族と共に立ち向かっていく。 未発表の短編アニメをはじめ、特典映像も満載した2枚組。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

2004年に全国劇場公開され、大ヒットを記録した「Mr.インクレディブル」をパッケージ化。 元スーパーヒーローだった一家が、自分達のパワーの源はお互いの中にあるということを再発見する冒険ストーリー。 (「Oricon」データベースより)

レディ・ジョーカー(2005/6/21発売)

大手ビール会社の社長(長塚京三 )が誘拐された。犯人は「レディ・ジョーカー」と名乗る5人( 渡哲也吉川晃司大杉漣吹越満加藤晴彦 )のグループ。身代金は20億円。犯人と被害者、それぞれの思惑の中、やがて社会的強者と弱者、差別する側とされる側などの問題が浮き彫りになっていく…。
グリコ・森永事件に想を得て記された 高村薫 の同名ベストセラー小説を、『愛を乞うひと』などの俊英・ 平山秀幸 監督のメガホンで映画化した意欲作。原作が長大な内容なだけに、映画は深遠なテーマを映像化することに腐心しているが、そこは賛否分かれるところではあるだろう。ただし名優・渡をはじめとするキャストそれぞれの魅力が光り、彼らの存在によって映画としての醍醐味を感じさせてくれるのは大いに認めたい。

日本中を震撼させた“グリコ森永事件”を元にした高村薫原作の同名小説を映画化。レディ・ジョーカーと名乗る5人の犯人による会社社長誘拐事件を背景に、犯人側と捜査陣の心理戦や複雑な人間像、社会問題などを痛烈に描く社会派サスペンス。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

日本中を震撼させた“グリコ森永事件”を元にした高村薫の同名小説を原作とした映画。出演は渡哲也、徳重聰ほか。 (「Oricon」データベースより)

いま、会いにゆきます(2005/6/24発売)

梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧(中村獅童 )の前に、病気で死んだ妻・澪(竹内結子 )が現われた。澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。
市川拓司 の同名ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。ファンタジーの衣を纏ってはいるものの、そこで強く訴えられているのは家族愛そのものであり、その点をきちんと描いているあたりがもっとも好感の持てる部分である。これが映画デビューの 土井裕泰 監督は、テレビ出身ということもあってか、映画的活写力に幾分欠けているきらいはあるものの、今回の題材は叙情的資質とマッチしていることもあって、さほど不満を抱かずに画面に没頭できる。透明感あふれるキャストそれぞれの好演も認めていい。

市川拓司の原作小説を竹内結子と中村獅童共演で映画化した純愛ドラマ。妻に先立たれ息子と暮らす巧の前に、1年前に亡くなったはずの妻・澪が現われる。だが、記憶を失っていた澪との幸せな共同生活は雨の季節が過ぎ去ると共に終わりを告げる。通常版。 (「DVD NAVIGATOR」データベースより)

市川拓司原作小説を映画化。6週間の奇跡と、その中での様々な愛の形を描いたラブストーリー。竹内結子、中村獅童ほか出演。 (「Oricon」データベースより)

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