3Dアニメーションを用いたプレゼンテーションの研究

          萬代研究室 大学人間関係学科4年C組26番 八尾加奈子
1 はじめに
 情報が氾濫している現代においては、必要とする情報を的確に素早く相手に伝えることが 必要である。その手段の一つにプレゼンテーションがある。より効果的なプレゼンテーショ ンを行うには文章だけでなくグラフィックスを用いることが不可欠であり、そのため、パソ コンを使用したプレゼンテーションが注目されている。
 本研究では、本大学のイニシャルである『M W U』をモデルに選び、グラフィックス のプレゼンテーショ.ン作品を製作し、技法について考察した。

2 プレゼンテーションについて
 情報化社会と呼ばれる現在、いかに相手に情報を短時間で効果的に伝えるコトができるか というプレゼンテーション技術が必要とされている。
 プレゼンテーションのツールには様々なものがある。たとえばOHPやスライド、VTR などである。これらのツールを用いて情報を視覚化することによって、より深い理解を与え ることができる。視覚効果としてもっとも効果的なものはグラフィックスである。従来平面 的な図や絵を見ながら、それぞれの人が額の中で立体を想像していたが、コンピューターグ ラフィックスを利用することにより、誰もが簡単に理解でき、かつより詳細を正確に説明す ることができる。

3 コンピューターグラフィックスとは
 コンピューターグラフィックス(CG)とは、静止画であれ動画であれ、コンピューターを 使って生成ないし処理された画像の総称である。これはコンピューターの中に自由に物体を 作って配置し、非常にリアルな画像として表現するものである。最近、テレビのCMや番組 タイトルでの利用が一般化したため、コンピューターに関係の無い人たちににも広くしられ ている。
 プレゼンテーションをするにあたって、3DCGを使用する利点は、『カラー』による表現 が可能なことと、『動き』アニメーションがあげられる。これにより実写できない現実世界を シミュレートできたり、現実にはあり得ない世界を容易に作り出したりできる。また、動画 にすると時間の流れが生じ、一層まとまった内容のものを相手に伝えることが可能になる。

4 内容
 先行研究ではSpecular3Dを用い、1992年に黒川さん、1994年に姫田さんが『M W U』 をUI(UniversityIdentitめの立場から3次元コンピューターグラフィックスのプレゼンテー ション作品を製作し、技法について考察している。これらの研究では本学のイメージ、アイ