2 プレゼンテーションについて
情報化社会と呼ばれる現在、いかに相手に情報を短時間で効果的に伝えるコトができるか
というプレゼンテーション技術が必要とされている。
プレゼンテーションのツールには様々なものがある。たとえばOHPやスライド、VTR
などである。これらのツールを用いて情報を視覚化することによって、より深い理解を与え
ることができる。視覚効果としてもっとも効果的なものはグラフィックスである。従来平面
的な図や絵を見ながら、それぞれの人が額の中で立体を想像していたが、コンピューターグ
ラフィックスを利用することにより、誰もが簡単に理解でき、かつより詳細を正確に説明す
ることができる。
3 コンピューターグラフィックスとは
コンピューターグラフィックス(CG)とは、静止画であれ動画であれ、コンピューターを
使って生成ないし処理された画像の総称である。これはコンピューターの中に自由に物体を
作って配置し、非常にリアルな画像として表現するものである。最近、テレビのCMや番組
タイトルでの利用が一般化したため、コンピューターに関係の無い人たちににも広くしられ
ている。
プレゼンテーションをするにあたって、3DCGを使用する利点は、『カラー』による表現
が可能なことと、『動き』アニメーションがあげられる。これにより実写できない現実世界を
シミュレートできたり、現実にはあり得ない世界を容易に作り出したりできる。また、動画
にすると時間の流れが生じ、一層まとまった内容のものを相手に伝えることが可能になる。
4 内容
先行研究ではSpecular3Dを用い、1992年に黒川さん、1994年に姫田さんが『M W U』
をUI(UniversityIdentitめの立場から3次元コンピューターグラフィックスのプレゼンテー
ション作品を製作し、技法について考察している。これらの研究では本学のイメージ、アイ