視覚障害者用ホームページ読み上げ支援ソフトの開発
萬代研究室 大学人間関係学科4年C組7番 塩田なつき
1.はじめに
目の不自由な人たちはどのようにしてコンピュータと向かい合っているのか。障害のた
めに入力できない、高齢のために画面が読みにくいといった困難は、支援技術と呼ばれる
補助具やソフトウェアを使うことで軽減される。高齢者や障害者が情報機器を使えるよう
にすることを「アクセシビリティを高める」という。
近日、インターネットは普及している。コンピュータ技術進歩によってソフトウェアだ
けで音声出力ソフトがさまざまな開発されてきたが、視覚障害者などホームぺ−ジを実際
にみることが困難な人たちに音声だけで内容を理解できるものが少ない。そこで音声出力
ソフトを用いることにより、視覚にたよらず音声のみによってホームページを読み上げる
ソフトの開発を行なった。視覚障害者の人ばかりでなく、文字をみることが困難な高齢者
や漢字を読むことのできない子どもなど、多くの人たちの手助けができ、コンピュータと
馴染み易く、使いやすい、ユーザーフレンドリーな支援ソフトの開発をした。