ホームページの作成を支援するホームページの製作

　　　　　　　　　　　萬代研究室　大学人間関係学科4年C組24番　室橋直子
1．　　はじめに
　現在、コンピュータ機器を介したマルチメディア社会が世界規模にまで発展してきている。職場や家庭、仕事や遊び、子供からお年寄りまでが日常的にコンピュータネットワークを利用するようになった。
　インターネットを利用し、ホームぺ－ジで企業や個人の情報を公開したり、情報を得ることは誰でも簡単に出来るようになった。今日では、ホームページを作成して情報公開したいと思ったときの、ホームページ作成用のソフトウェア、ガイドブック、ホームページが多数存在している。しかし、全くの初心者が理解するのには困難なものが多い。情報を列挙しただけのガイドではなく、初心者に分かりやすい、優しいガイドでなければならない。
　本研究では、マルチメディア社会でのヒューマンインターフェースの観点から、ホームページの作成を支援するホームページを製作する。このホームページでは、高度な技術を解説するのではなく、多数存在するガイドでは詳しく掲載されていないホームページの基本構造などを、初心者の立場から、より分かりやすく解説する。

2．　　内容
　本研究において製作したホームページは、HTMLタグをメモ帳に打ち込んでのホームページ作成を支援するものである。
　市販のガイドブックなどでは、あまり詳しく解説されないブラウザとHTML文書の表裏一体の関係や実際にホームページを作り始める前の、準備段階の解説の割合を多くし、詳しく解説しているのが特徴である。
　特にフレーム機能の解説においては、4種類のフレームの形式を挙げ、実際にフレーム機能を体感した上で作成に取り組むことができるようになっている。また、文章では理解しにくい個所は、実際の作成過程の画面を表示して解説する。
　メニューの数個の項目を順に見ていくことで、HTMLの基本構造を理解した上で、簡単なホームページを作れるようになることがねらいである。
3．　　HTMLについて
　インターネット上でホームページを開設するに当たって必要なのが、HTMLというタグである。HTMLとはHyperTextMarkupLanguageの略で、文書にタグ（TAG）と呼ばれる記号を書き込む事によってWWW（World Wide Web）ブラウザで表示できるようにするための言語である。