快斗の生れた日
6月21日。 今日は、新一にとって何よりも優先させる大事な日。 だって、快斗の誕生日だから。
って言うより、言わなくても判ってるんだよね? 快斗が、新一のことを誰よりも好きで大切にしているように、新一だって、快斗を愛してる。 それが判らないんだったら、2人が一緒にいるわけがない。
快斗が怪盗KIDのとき、小さな身体で自分を追い込んだ名探偵との出会い。 互いに必要だった存在。 抑えきれない高揚感。 心に余裕のない崖っ淵に立たされていた心を、
もう1人じゃないんだ。 すぐ側に愛しい人が居てくれる安心感。 ずっとこのままで居てほしい。
快斗が死んだら俺も死ぬ。 快斗の正体がばれて追われることになったら、俺も一緒に行く。 例えそれがどんなに苦しくても、すべてを捨てなくてはいけないことでも。 俺は快斗と離れることはしない。
いつも側にいてその温もりを分けてくれた快斗。
愛してる―――
Happy Birthday
お前へのプレゼント 真珠の指輪。 気付けよな? 内側のエメラルドに。
「新一〜vv俺この世に生れてきて良かった〜だって、新一と出会えたんだからさ」 「ほー、それは良かった。で?何でいきなりそんなこと言い出すんだ?」 「もう!今日は、誰の誕生日でしょう!?」 「・・・父さんだっけ?」 「うえ〜〜〜〜んっ新ちゃんが苛めるよ〜(嘘泣)」 「お前、本当に高校生か?」 「エー?少なくとも新ちゃんよりかは身長高いぜ?」 「―――言うじゃねえか。つまり、お前はプレゼントいらないんだな?」 「ハ・・・ッいる!!いるいる!新ちゃんからのプレゼントvv」 「何でも良いか?」 「うん!新ちゃんから貰える物だったら何でもいい♪」 「魚でも・・・?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・、オレ・・・俺!!」 「落ち着け快斗。いくらなんでもそんなことしねえから」 「ホント!!?(涙目)」 「ああ、さすがに探偵が犯罪者になっちゃヤバイだろ?」 「・・・・・・(俺誕生日なのに・・誕生日なのに〜〜〜!!)」←快斗心の葛藤 「ハイハイ・・、わ―ッたから本気の涙目でのの字を書くのやめてくれ」 「だって〜〜〜〜〜ぇ」 再度、不貞腐れる快斗。 「・・・・・・、快斗」 「な〜に〜」 「ほれ」 「え・・・?っわ!・・て、これ・・・・・・」 「やるよ、ハッピーバースデイ快斗」 「〜〜〜〜!!新一―――!」 「ッて、うわ!」 「愛してる。新一・・・ありがとう」
快斗は、新一にキスをして、嬉しそうに笑った。
アップが快ちゃんのバースディにまにあいませんでしたが今月一杯は 快ちゃんファンの記念日ですものねえv 素直じゃない新ちゃんがグッドです! |