い つ も 通 り

 

 トントンと階段を軽快なリズムで上り目的の部屋のドアを開けた快斗は、朝日を遮断するように引かれたカーテンを開けた。

 こんもりと盛り上がったシーツの下には、今だ夢の中にいるこの家の住人がいる。

 朝の日差しが部屋の中に入ってきても、彼は少しも起きる様子はない。

 ふと見ると、彼の枕もとにはぶ厚いペーパーバックが。

 明け方まで読んでいたが、右手の親指がはさまっている所でついに力つきて眠ってしまったという所だろう。

 ホントに本好きだよなあ。それもミステリィが。

 実際、この家の蔵書を見た時は快斗も心底たまげたものだ。

 まあ、父親がミステリィ小説の収集家としても知られる世界的な推理作家であるのだから当然なんだろうが。

 本に混じって工藤優作氏が個人的に集めたあらゆる犯罪の資料もあり、あそこは快斗にとってもかなり興味深い部屋ではある。

 しかしあれだけのものを集めるには、警察どころかFBIやICPOの上層部に人脈がなければとてもムリだろう。

 つまりは、工藤優作氏は単なる売れっ子作家ではないということだ。

 快斗はそっとペーパーバックを取りあげてサイドテーブルに置いた。

 そして、ベッドの端に腰かけ仰向けで眠っている彼の耳に唇を寄せる。

「新一・・・早く用意しないと遅れちゃうよ?」

 んーと、新一の形のいい眉がひそめられる。

 呼ばれて目は覚めたものの、まだ眠気が残っていてぐずっている感じだ。

「快・・斗?今日は日曜じゃなかったっけ?」

「そうだよ。だから蘭ちゃんとデートの約束したんだろ?」

 そう・・だった、と新一は眠気を追い払うように胸を膨らませ大きく息を吐き出した。

 だが瞳を開けたものの、日差しのまぶしさに顔をしかめ再び瞳を閉じる。

「快斗・・眩しい・・・カーテンしめろよ」

「バンパイアみたいなこと言うんだな、新一は。今日は一日快晴だってさv最高のデート日和だぜ?」

 快斗はクスッと声を出して笑うと、光を遮るように新一の上に覆い被さった。

 ベッドに腰かけたまま身体を挟むようにして両腕をたてた快斗の上半身が影となり、新一はようやく瞳を開ける。

 希有なる蒼い瞳。

 その瞳に秘められた秘密はパンドラに匹敵し、知られれば野望をもった連中に追われるのは必至。

 パンドラは奇跡の宝石とはいえ、結局はただの無機質な石っころだが、新一は違う。

 血の通う人間であり、快斗にとっては命をかけてでも守りたい存在だ。

 しかし・・・

 (さすがのオレも声に出して本人に言うのは恥ずかしいよなァ)

 言われた本人も嫌だろう。

「おまえ・・今夜仕事か?」

 うん、と子供のようにうなずいて快斗は新一の頬にひとつキスを落とす。

「緒多コレクションの中で門外不出と言われていたブルーダイヤ“蒼の黎明”が最初で最後の展示になるってんじゃ、今夜しかないじゃん」

「警察が手ぐすね引いて待ってるぞ」

 いつものことでしょ、と快斗は笑いながら反対側の頬にもキッス。

 滑らかな肌の感触がいつもながら心地よかった。

 そう言ったら、おまえの方が女みたいだと快斗は新一に言われる。

 いったいオレのどこが女?

「17にもなって、髭もねーじゃん」

 お互いさま、と快斗は舌を出す。

 変だということは新一も快斗もとうにわかっている。

 元凶は言わずもがなだが、結局貧乏くじ引いちまったってことで納得するしかなかった。

「で?デートコースはもう決まってんの?」

「ああ・・映画見てから蘭のショッピングにつきあって、新しく出来たホテルで夕食・・とそんな所だ」

 なんでもないように言ってはいるが、十分考えての予定だろう。

 特に、ホテルで食事というのが新一らしい。

「それってさあ、米花プリンスホテルのこと?」

 新一がうなずくと、快斗はふうん、と鼻を鳴らした。

「じゃあ、ちょっとだけ覗きにいっちゃおうかなv」

 途端に新一は顔をしかめた。

「悪趣味なこと言ってんじゃねえよ。第一、ブルーダイヤが展示されてる博物館はホテルから離れてるし方向も逆だろうが」

 うん、そうだねと快斗はクスクス笑う。

 変な奴・・・・

「キスしていい?」

「?さっきからしてたじゃねえか」

 何を今更、と新一が蒼い瞳を細めると、快斗は軽く喉を鳴らし唇を重ねてきた。

 舌先で唇をくすぐるように舐め、そして遊ぶように舌を触れあわせそっと吸い上げる。

 じゃれるようなキス。

 快斗とのキスはいつもこんな感じだった。


 

「ごめんねえ、新一。長いこと買い物につきあわせちゃって」

「いいよ、別に。女の買い物が長いってこた承知してっからな」

 それにしてもタフなもんだ。

 デパートを三つ回ってから、やっぱり最初のとこの品物がいいってんで来た道戻って、その後地下のファッションブロックでウインドショッピング。

 サッカーの試合でフルに走ってもこんなに体力消耗したりしねえぞ?

 だが、ここで倒れてしまったら無様なだけだ(倒れはしねえけど)

 ホテルに入ったのは予定より一時間遅く、蘭は一度父親の毛利小五郎に電話した。

「おじさん、なんだって?」

「遅くなったからって、泊まるんじゃないぞって」

 やあねえ、こんなホテルに泊まれるほどお金持ってないわよ。

「オレ、カード持ってっから泊まれるぜ?」

 新一がそう言うと蘭は真っ赤になる。

「・・・・冗談だよ。オメーと泊まれるわけねえだろが」

「どういう意味、それ?」

 蘭は、プンとむくれた。

「失礼。工藤新一くんじゃないですか?」

 レストランに行くためエレベーターを待っていた新一は、ふと声をかけられ振り向いた。

 40後半くらいの、やや小太りの男がニコニコ笑っている。

 あれ?この人・・・・・

「どうしたんですか、今頃?」

「私のことをご存知ですか?それは光栄ですなあ」

 そりゃまあ、昨日の夕刊で見た顔だし、知ってるといえば知っているのだが。

「今、博物館でお宅のコレクションが展示されているんじゃ」

「その通りですよ」

 で、なんで暢気にこんなとこにいるんだよ。

 コレクションの中で最大と言われる宝石がキッドに狙われてんだろうが。

 男は、緒多コンツェルンの社長、緒多武男だった。

「いや、こんな所であなたに会えるとはホントに嬉しいですな」

 オレは別に嬉しくないが、しかし何か気になった。

 まさしく職業病だ。

「ちょっと私の部屋に寄られませんかな。あなたにお見せしたいものがあるんですよ」

「見せたいもの?」

 新一は緒多のすぐ後ろに立っている長身の若い男の視線に気づいた。

 なんとなく迷惑そうな・・・多分秘書かなんかだろうからその反応はうなずけないこともないのだが。

「ちょっといいかな、蘭?」

 新一は隣に立っている蘭に訊く。

「うん。別に構わないよ」

 蘭はそう笑みを浮かべて頷く。

 どうせいつものことだし、気になることをそのままにして食事しても、こと新一じゃ楽しくないに決まってる。せっかくホテルで食事するんだから、やっぱり美味しく食べたかった。

 緒多の部屋はホテルの二十八階にあった。

 部屋はシングルということだが、普通のホテルより広くゆったりしている。

 応接セットだけでなく、ビジネスマンが仕事が出来るようにパソコンが常備されていた。

 うわあ、すご〜いv

 新しいホテルの情報は園子からも聞いてはいたが、実際に自分の目で見るとやはり感動する。

 ここのスイートがまたすごいのだという話だが、さすがに見る機会は皆無に近い。

 一泊10万もするような部屋に高校生が泊まったら、やっぱり問題だろう。

 いや、別に悪いことはないのだが。

 これです、と緒多がスーツケースの中に入っているものを見せた。

「わあ〜、綺麗!」

 蘭は素直に歓声を上げたが、新一はそれどころではない。

 緒多が見せたのは、英国王室が所有しているとされるブルーダイヤよりやや小振りながらも、十分な大きさを持ったビッグジュエルだったのだ。

「これは、まさか“蒼の黎明”?」

 その通りと緒多は頷く。

 新一は顔をしかめた。

「確か、その宝石は今日一日博物館に展示されると聞いてますが・・・」

「そうです。ですが、工藤くんもご存知でしょうが、あの怪盗キッドが予告状を出して来ましたからね。警察を信用しないわけではありませんが、実際キッドから守りきったことがないとなると、やはり心配でね」

「展示してるのはイミテーションというわけですか」

「本物と殆ど見分けが付かない精巧なものです。よほどの目利きでなければ、見破ることは不可能です。鑑定人でさえ見破れない模造品ですからね。いくら宝石専門の泥棒でも気づくことはないでしょう」

「・・・・・・・」

 甘い。

 あいつは、精巧な模造宝石が混ざった100個の宝石の中から、正確に本物だけを選び出せる奴なのだ。

 新一が父親の優作から様々なことを学んだように、快斗はあの三雲礼司から特殊な専門知識を受け継いだ天才だった。

「そのことを警察は?」

「勿論知りません。知っているのは、秘書であるこの井出くんだけです」

 で、今その事実を新一と蘭の二人が知ったというわけだが。

 その時、新一は今朝の快斗とのやりとりを思い出した。

 あいつは、博物館からの逃走経路には不向きなこのホテルに来るなどと言っていなかったか。

(まさか、あいつ・・・知ってたのか?)

 最初から、博物館に展示されている宝石が模造品だってことを知っていて・・・・

(アレ?それじゃ、なんであいつは先に博物館に行ったんだ?)

「え〜、それじゃめったに見ることができない宝石を見に行った人は結局偽物を見せられたってことですか?」

 それって、詐欺じゃないかと蘭はあまりいい気はしなかった。

 実は、新一との約束がなかったら園子と見に行ったかもしれないのだ。

 確かに自分は専門家じゃないから偽物を本物だと言われたら信じるしかないのだが。

 多分、それは宝石を見に行った多くの人達も同様だろう。

「新一・・・・」

 事実を知った途端、なんだかここにいるのが嫌になった蘭が新一の腕をとった。

 それは新一も同じで、十中八九キッドはここに本物があることを知っているし、何を企んでいるかは知らないが間違いなく奴は来る。

 だが今回は久々のデートだし、ここであいつと鉢合わせするより蘭と食事する方がずっといい。それがそもそもここへ来た目的なのだから。

「すみません、レストランを予約してるので僕たちはこれで」

「ああ、そうですか」

 緒多は少し残念そうだった。

 新一が興味を持ってくれると思って声をかけたのならお門違いである。

 新一と蘭が部屋を出ようと向かったドアから、突然3人の男たちがノックもしないでドカドカと入ってきた。

 え?

 鍵をかけてなかったのか?

 いや、確かこの部屋に入った時緒多が秘書の井出にちゃんと鍵をかけるように言っていたのを新一は聞いている。

 だが、彼等はこじ開けた様子もなくドアを開けて入ってきた。

 しかも、最後に入ってきた男が邪魔が入らないよう鍵をかけている。

 ということは、最初から鍵はかかっていなかったということだ。

「動くな!おとなしくしてれば何もしない!」

 彼等はそう言っていきなり新一たちに銃をむけた。

「おい、例の宝石は?」

 乱入してきた男の一人が聞くと、井出がここにある、と緒多の手からブルーダイヤの入ったスーツケースを奪い取った。

「井出くん!いったいどういうことだね!」

「どういうことって」

 こういうことですよ、と井出は緒多から離れて3人の男たちの方に立った。

「博物館にあるブルーダイヤが偽物だと知る者は誰もいない。そして、その偽物はあの怪盗キッドが盗んでいった。ということは、ここにある宝石は存在してはおかしいことになる。そうでしょう?」

「・・・・・・」

「だからといって、あんた達が持っていっていいことにはならないだろう」

 新一がそう言うと、井出はニヤリと笑った。

「少なくとも、緒多のコレクションとして誰の目にも触れさせないよりは意義のある扱いをさせてもらうさ」

 井出が合図すると、二人の男が新一と蘭、そして緒多の後ろに回った。

「我々がここから出ていくまであんた方に動かれちゃ困るからな。ちょっと動けないようさせてもらう」

 井出はそう言って、持っていたカバンの中から細いロープを取り出した。

 それで3人を縛り、ホテルから出て行くつもりだろう。

 ホテルの部屋にいれば、朝までは確実に誰にも気づかれることはない。

「悪いな、工藤くん。災難だったと諦めてくれ」

「逃げられると思っているのか」

 勿論、と井出はうなずいた。

「いくら高校生探偵でも、我々を捕まえることはできない。なにしろ、我々には支援してくれる強大な組織がバックについているからな」

 組織?

「おとなしくしてくれよ。可愛い彼女に怪我をさせたくはないだろう」

「・・・・・・・」

 (新一・・・)

 新一の背中に庇われるように立っていた蘭は、突然お尻を誰かの手で撫でられギョッとなって身をすくませた。

 な・・な・・・っ

何すんのよ、このヘンタイ!

 恥ずかしさと怒りでカッとなった蘭の、ナイフをもへし折る破壊力のある蹴りが背後にいた男の一人に炸裂する。

 ゲッ・・・!

 そして新一も驚いた男たちに反撃の余裕を与えるほど甘くなく、蘭に蹴り倒された男が落とした銃をもう一人の銃を持った男に向けて蹴り飛ばした。

 狙い違わず、銃は男の顔面を直撃し後ろに吹っ飛んだ。

 脳しんとうを起こしたのか、男はそのまま動かなくなる。

 勿論、蘭が蹴り倒した男は完全にノックダウンである。

「なっ・・!」

 予想もしてなかった反撃に井出は目を白黒させた。

「残念でしたね。もうちょっとでしたのに」

 からかうような声と共に、井出が抱えていたケースから宝石が抜き取られた。

 それは残ったもう一人の男だったが、その表情や口調はさっきまでとは全然違っていた。

 少なくとも、井出が知る男ではない。

 男は窓に背を向けて立った。

「誰だ、おまえは!」

「おや?まだわかりませんか?」

 仲間の一人である筈の男は、クスッと笑った。

 と、突然耳をつんざくような音と共に眩しい光が部屋の中を照らした。

 思わず光から目をそらした彼等が次に見たのは、真っ白なシルクハットと衣装に身を包んだ怪盗の姿だった。

怪盗キッド!

 キッドがいたぞ!と博物館から彼を追ってきたヘリが警備の責任者である中森警部に即座に知らせる。

「キッド、てめえ!」

「今回は関係ないのでしょう?名探偵」

 キッドの口元が楽しげに引き上がる。

「目の前でやられて関係ないなどあるかあ!」

 おやそうですか、と笑ったキッドの背後の窓が突然開いた。

 途端にヘリが巻き起こす風で部屋の中が暴風に襲われたような状態になる。

 新一は蘭を庇うのが精一杯で、キッドを追うどころではなくなった。

 それでも目で追ったキッドは、窓枠にふわりと飛び乗り、ヘリなど全く眼中に入れずにそこから消え去った。

 後で知ったのだが、キッドは予め窓を開けていた一階下の、誰も入っていない部屋に飛び込みそのまま姿を消したということだった。

 ハングライダーでの逃走を予測していた警察であるから、結局対策が遅れ逃げられる結果に終わった。

 これもいつも通り。

 で、偶然この部屋にいて事件に巻き込まれた新一と蘭は、これ幸いとばかりに警視庁に連れていかれ事情を聞かれるはめになった。

 さすがに時間が遅いこともあり、新一は蘭を家まで送ってくれるよう顔見知りの刑事に頼んだ。

「ごめんな、蘭」

「いいのよ。新一のせいじゃないから。でも、何故か事件に巻き込まれるのはお父さんと一緒ね。探偵ってそういうもんなのかしら」

 んなわけねえって。

 探偵がみんな、意識せずに事件に巻き込まれてちゃたまんねえぜ・・・

 しかし・・・・・・

 くそお、また言いそびれちまった・・・!

 せっかくホテルの展望レストランで告白するつもりだったのに・・・

 つまり、これもいつもの通りの結果に終わってしまった新一である。


 

 家に戻ると、快斗が鼻歌を歌いながらキッチンで何かを作っていた。

「あ、おっかえり〜v遅かったね」

「・・・なにやってんだ?」

「お疲れの新一くんにスタミナのつくお夜食を、とね。ビビンバ好き?」

 新一は思いっきり不機嫌に眉をしかめた。

「いったい誰のせいで疲れたと思ってんだ?」

「それって、オレのせいじゃないと思うな」

 だって、新一があの部屋にいるなんて予想外だったんだから。

「・・・・・・・・」

 確かに予定の時間にホテルに着いていれば、緒多に会うことはなかったのだ。

 会わなければ、あの時自分たちがいたのは展望レストランだった筈で。

「最初から知ってたんだな」

「当然。オレ、公開の前夜に展示されてた宝石見てんだもん。あきらかにイミテーションでさ。じゃ、本物はどこかと探すのは当たり前だろ」

 いやあ、危なかったよなあ。

 下手したら“蒼の黎明”はそのまま行方不明になるとこだったんだから。

「・・・・・・・」

 そういえば、と新一は井出の言ったことを思い出す。

 あいつは、確か〈組織〉と言っていた。

 まさか、黒の組織のことじゃねえだろうな。

「まあいい。じゃあ、もう一つ・・・」

 なに?と快斗は瞳を瞬かせる。

「蘭の尻を触ったのはオメーか?」

 あの時蘭の背後にいたのは二人。

 一人は蘭に蹴り飛ばされ、もう一人は怪盗キッドの変装だった。

「ああ、あれねえ・・・・・」

「嘘つくんじゃねえぞ、快斗?」

 うん、と快斗はニッコリ。

「あれ、結構いい方法だったと思わない?いやもう、蘭ちゃんマジギレでスゴイ破壊力見せてくれたもんなあv」

 新一の目がつり上がる。

「やっぱ、テメーの仕業かあ!なんのつもりで!」

「そりゃ、危険回避の手段でしょう。どうせやるなら楽しい方法をってねv」

「おまえなあぁぁ!」

「怒らない怒らない。蘭ちゃんのお尻って触り心地良かったけど、新ちゃんも負けてねえよ?」

 いつのまにか間近に来ていた快斗の手が新一の腰から下をスッと撫でる。

 一気にゾッと寒気が背筋を走り抜けた。

 ね?と無邪気に笑う快斗。

 反対に怒りに震える新一。

「て・・て・・てめえ〜〜〜・・・」

ぶっ殺〜す!

 さっと、快斗は身軽に新一から身を引いた。

「きゃあv新ちゃんコワ〜イv」

      

         快斗ーッ!テメー!

 


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