治療内容

CT診断

従来のX線写真は二次元的な平面での診断しかできませんが、歯科用CTでは三次元の立体画像でのレベルに変わるので、より多くの情報が得られます。

<1>見えなかったものが見える
一般のレントゲンで見えなかった部分が容易に確認できるようになりました。顎の内部構造なども、リアルに見えます。

<2>わからなかったことがわかる
顎や歯だけでなく、上顎洞(鼻の奥)の形態や粘膜の状態、病巣などを立体画像で確認できます。

<3>治療の安全性が広がる
インプラントだけでなく、矯正や根管治療、親知らずなど、幅広く歯科治療に応用することができ、正確な審査・診断により、治療の安全性を高めます。

小児歯科

 

 

コンピューターガイデッドサージェリー

コンピュータガイデッドサージェリーとは、専用のソフトウェアを用いて、コンピュータ上でインプラント治療を計画した後、手術用のガイドを作製し、ガイドを用いてインプラント手術を行うことです。これにより、計画通りの位置にインプラントを埋入することができ、より安全で正確な治療を行うことができます。

ガイドを使用することにより、歯肉を切開しない治療(フラップレス手術)が可能になり、患者さんの体の負担を軽減できます。
骨量が少なく骨移植が必要な場合は、フラップレス手術の適応ではありません。

矯正歯科

 

再生療法 CGF

骨が足りないときに行う GBRやソケットリフトという術式と併用し、治療期間の短縮に利用します。

CGF(Concentrated Growth Factors)とは、専用の遠心分離器で患者さんご自身の血液を遠心分離して生成したフィブリンと傷の治癒や組織の再生に有効な血小板や成長因子を濃縮したゲル状の塊です。遠心分離器の回転数を精密にコントロールして遠心分離することで、血を固めようとする血液の成分(凝固因子)が刺激されて、ご自身の血液のみから作られる完全自己血液由来のフィブリンゲルです。

インプラント治療では、骨が足りない場所にCGFを填入したり、膜状にして骨を覆って骨の再生・治癒を促進したりするのに使用します。 CGFは添加物を入れずに、ご自身の血液のみで生成できるので、従来の骨移植で懸念されていたアレルギーや感染のリスクが軽減し、より安全に、患者様のお体への負担が少ない治療が期待できます。

この治療法は再生医療等の安全性の確保等に関する法律に基づいて厚生労働省に届け出の上、認可を受けて行っております

 

ガラス管に入れた血液を遠心分離し、3層に分かれた成分のうち真ん中の成分を使います。  患者さんご自身の血液以外のものは入っておりません。

 

金属アレルギーをお持ちの方、心配な方へ  

ジルコニアインプラント

審美歯科

 

上の写真に写っている白いネジ状のものがジルコニアインプラントです。その下の写真はジルコニアインプラント専用のドリルです。体に触れる部分はすべてジルコニアセラミックで作られています。

インプラントはチタンかチタン合金で作られており、従来からチタンは体に対して親和性がよく、金属アレルギーを引き起こさないと言われてきました。しかし、極めてまれではありますがチタンインプラントによって金属アレルギー的な症状を引き起こすことが報告されるようになってきてます。そのような事例に対して金属を使わないインプラントが開発され、欧米ではすでに10年以上の歴史があるインプラントもあります。当院ではそれらの一つ、スイスのz-system社のジルコニアインプラントをご用意させていただいております。

まだまだ日本ではジルコニアインプラントを扱う医院は少数ではありますので、情報も限られております。院長は日本メタルフリー歯科医学会の会員で、ジルコニアインプラントについてご興味のある方はどうぞいらしてください。