finally

try & catch & finally を使います。

finally の説明

finally は try で成功したときも catch で失敗したときにも実行されます。
try & catch & finally の使い方です。

/*************************************/
/*★ try-catch-finally     前田 稔 ★*/
/*************************************/
using System;

class try_catch
{
    public static void Main()
    {   int no;

        Console.Write("整数値を入力してください--- ");
        string strNo = Console.ReadLine();

        try
        {   no = Int32.Parse(strNo);  }
        catch
        {   Console.WriteLine("catch が実行されました");
            no= -1;
        }
        finally
        {   Console.WriteLine("finally が実行されました");  }

        Console.WriteLine("no の値: " + no);
    }
}

整数値をタイプしてみて下さい。
"finally が実行されました" に続いてタイプした値が印字されます。
「abc」をタイプしてみて下さい。
"catch が実行されました" のメッセージに続いて "finally が実行されました" が印字されます。
普通は catch で処理を中断するのですが、次の WriteLine(); が実行されて no の値が印字されます。
catch で処理を中断してみました。
catch { Console.WriteLine("catch が実行されました"); return; }
"catch が実行されました", "finally が実行されました" の後、処理が中断します。
catch を無くして try と finally にしてみました。
catch が無いとページ先頭の DialogBox が表示されて処理が中断します。

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