Substring

Substring で文字列の一部を取り出します。

プログラムの説明

string 形式では Substring() メソッドが使えます。

    string str = "01234５６７８９abcＤＥＦＧ";
    string str2, str3, str4;

    str2 = str;
    str3 = str.Substring(8);
    str4 = str.Substring(10, 5);
    Console.WriteLine("{0}\n{1}\n{2}\n", str2,str3,str4);

プログラムの実行結果です。

01234５６７８９abcＤＥＦＧ
８９abcＤＥＦＧ
abcＤＥ

str.Substring(8); では、str の８文字目から後の文字列が取り出されます。
str.Substring(10, 5); では、str の１０文字目から５文字が取り出されます。

string 形式にはインデクサが定義されていて、文字の配列と同じように添え字で特定の文字を参照することができます。
次の例では ch に '8' が格納されます。
string str = "0123456789abcdefg"; char ch; ch = str[7];
Substring() やインデクサが左辺に使えたら便利なのですが、使えないようです。
次の書き方はエラーが表示されます。
str[10] = 'X'; //エラー str.Substring(10, 3) = "XYZ"; //エラー

String の長さは str.Length で得られます。

    string   str;
    if (str.Length>8)
    {
        ・・・
    }

空 string の判定は Empty を使います。

    if (str==string.Empty)
    {
        ・・・
    }

C/C++ でも同様のプログラムを String ＆ char を作成しています。
Program Guid でストリング関係のページを抜粋しています。

【ＮＯＴＥ】

大文字／小文字を区別しないで比較するには、String.Compare() で true を使います。

    if (String.Compare(strA, strB, true) == 0)
    {   // 大文字／小文字を無視して比較   }

ToLower(), ToUpper() で、大文字／小文字に変換して比較することも出来ますが、多少実行時間が遅いようです。

[Next Chapter ↓]カンマで区切られた数字を配列に変換

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)

※・ ※・