再起関数でソート

 
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データを入力(０で終了)： 0
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C# で最大２０件分のデータ領域(配列)を定義して、再起関数でソートします。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プログラムの説明

  1. 最大２０件分のデータを隣接交換法を使って、再起メソッドでソートします。
    /******************************************/
/*★ 隣接交換法で再起ソート     前田 稔 ★*/
/******************************************/
using System;

class Prog
{
    public static void Main()
    {
        int[]   t = new int[20];
        int     n;
        string  str;
        int     i;
        for (n = 0; n < 20; n++)
        {
            Console.Write("データを入力(０で終了)： ");
            str = Console.ReadLine();
            t[n] = int.Parse(str);
            if (t[n] == 0) break;
        }
        Sort(t, n);
        for(i=0; i<n; i++)  Console.Write("{0, 5}", t[i]);
        Console.ReadLine();
    }

    // max() を使って再起でソート
    static void Sort(int[] t, int n)
    {
        if (n>1)
        {   Max(t,n);
            Sort(t,n-1);
        }
    }

    // t[n] の最大の値を一番後(t[n-1]) に格納する
    static void Max(int[] t, int n)
    {   int     w;

        if (n<2)    return;
        Max(t,n-1);
        if (t[n-2]>t[n-1])
        {   w= t[n-2];
            t[n-2]= t[n-1];
            t[n-1]= w;
        }
    }
}
  2. 配列 new int[20] で最大２０件分の領域を定義します。
    int[] t = new int[20];
  3. コンソールから最大２０件のデータを t[20] に入力します。
    データの終わりの印としてゼロが入力されます。
  4. Sort(t, n); が再起でソートを行う関数です。
    Sort 関数は Max 関数の助けを借りてをソートします。
    Sort 関数の中から Sort 関数を呼び出していることに注目して下さい。
  5. Max 関数は n 個の中の一番大きい値が配列の最後(t[n-1])に来るように入れ替える関数です。
    Max 関数の中からも Max 関数を呼び出していることに注目して下さい。
    Max 関数では n<2 になるまで Max 関数を呼び続けます。
    n<2 になると return; で１レベル戻るのですが、ここからが Max 関数の本領発揮です。 (^_^;)

【演習】

  1. Max 関数の実行の流れを理解して下さい。
  2. Sort 関数の実行の流れを理解して下さい。

超初心者のプログラム入門(C# Frame Work)

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